これは面白い! 映画「ターミナル」
2004年の映画ですが、スティーブン・スピルバーグ監督の「ターミナル」という映画をレンタルDVDで見ました。
いやぁ、面白い映画だったなー。
先日の「メメント」もびっくりして何度も見てしまいましたが、「ターミナル」も何度か繰り返して見ました。最初の方のシーンなどは、字幕も消すと、自分も主人公といっしょに、海外の空港で迷っている気分が味わえます。私も簡単な英語なら分かるつもりでいるけど、空港の係の人の説明、やっぱ聞き取れなかったなぁ。
主人公の彼は、とある目的で、ロシア語圏の国からアメリカのニューヨークへ旅行でやってくるんですが、母国で突然クーデターが起こったため、帰国もできなければ、アメリカへの入国もできなくなり、空港に閉じ込められてしまいます。
それからの彼の悪戦苦闘ぶりがなんとも・・・身につまされます。でも、彼、たくましいよなぁ。
映画にはヒロインがつきもので、この映画にもヒロインがいるのですが、また、このヒロインがけっこうせつない設定でして。
男性を見るときに自分の都合のよい部分しか見られないという悪いくせをもつ彼女。でも私に彼女を笑えないなぁ。人間って自分に都合のいい部分しか見ないものですからねぇ。
私などは、自分の都合のいいように相手を解釈すると、相手がそれ以外の部分を見せた時に裏切られた気分になってがっかりするのが嫌なので、最初から「そんな都合のいい相手がいるわけがない」というところから入ります。なので、彼女のような失敗はないんですが、おかげでいつも、こと人間関係においては必要以上に悲観的に考えるくせが・・・ま、私のことはどーでもよろしい(爆)。
「ターミナル」、傑作です。何よりも見ると元気になれます。
レンタルで見かけましたらぜひ。
なぜか、私は、何となくこの映画を見ていて、伊丹十三さんの「ミンボーの女」や「スーパーの女」を思い出していました。この2本も、見ると元気になれるのよねぇ。
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