石原真理子さんの復縁に『暴力』について考える
以前、「ふぞろいな秘密」を読んで当ブログに感想を綴ったことがありました(こちら)。
その時に思ったのは、美しくて、かつ人がよい女性にはいろんな男性が群がり、アプローチを受けると断れないが故に次々つきあって、そして別れた数だけ傷ついていく・・・そんな女性の悲劇、みたいなものを感じました。
もっと彼女が強い人だったらよかったんだよな、と。
自己主張をはっきりとし、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと言えるような。
でも往々にして男性ってのは自己主張のないぽやっとした女性に安らぎを感じたりするもので。
それは仕方ないとしても、つきあった女性がいつまでもぽやっとしていると、今度は
「この女は俺のことをほんとに好きなのだろうか」
と疑問が湧いてきて、彼女がその自己主張のなさ故に他の男性にも誘われてついていっちゃったりすると、彼女の肩をつかんで、無理矢理
「おまえ、ほんとに俺のこと、好きなのか? 好きならなんで他の男性にもいい顔したりするんだ!」
なんて言いながら、殴っちゃったりする。
これって、けっして女性が悪いわけではない、と私は思うのです。
男性って勝手なもので、自分のことは何も言わず受け入れてほしいと思うけど、それは自分に対してだけであって欲しいと思うのですよね。 自分のことは無制限に甘えさせてほしいし、自分に対しては自己主張なんかしないで欲しいけれど、他の男に対しては頑なであって欲しいと願う。
私は自分が女性なので、男性がそういう女性を求めながら手に入れたとたんに独占欲を発揮する図式を見ると、つくづく女性側がかわいそうだなぁと思ってしまいます。
だからもう石原真理子さんにはあまり男は近づかないで欲しいと思いました。
彼女が平凡な1女性ではなく、芸能界という非情な世界に自らの意志でがんばって復帰しようとしているなら、もう男になんか頼らずに、強く、女優として再起して欲しいと願っていました。
そこへ今回の報。
玉置浩二・・・信用できるのかなぁ。彼女を本当に幸せにできるのかなぁ。
もう二度と殴ったりしたらただじゃ置かない、と、他人のことながらつくづく思います。
石原真理子さんは玉置さんのことが好きだから、きっと、プロポーズされたら、とてもうれしかったろうと思います。これで、彼女が最愛の人とやっとゴールインして幸せになるのならいいんですけど。
でも、だからこそ・・・もう彼女を傷つけないで欲しい。本気で彼女を守って欲しい。ただ彼女のいいところばかりを愛するんじゃなくて、彼女の本質を理解し、彼女をいたわり・・・そのことによって自分も満たされるような。そんな関係を築いていって欲しいと願います。
・・・うーん、赤の他人なのに、なぜ、こんなに心配になっちゃうんだろうか。
多分、それくらい私は、男性が女性にふるう暴力を許せない。そういうことなのかもしれません。
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