« ドラマ「ラブシャッフル」が好きなわけ | Main | 20年の記憶 »

2009.02.09

poem(77)

「一人旅」

一人で旅をしているのはさみしくないか、って?

そうだね
たとえば旅先のビジネスホテルで
近くのコンビニで買ったおにぎりとお茶で
晩ごはんにするときなんかはちょっとさみしいかな

ビジネスホテルがある都会ならまだいいけど
もっと地方でビジネスホテルもないようなところだと
一人で泊まれる場所や食事をする場所を探すのに苦労する

でも体裁にさえこだわらなければ
最近は一人でも泊めてくれる旅館もあるようだよ
私はまだ旅館に一人で泊まったことはないんだけど

一人で旅をすることの一番の良さはね
自分の行き先を自分で決められることなんだ
誰かといっしょだったらそうもいかないものね

「一人きり泣けても一人きり笑うことはできない」
という、ある歌のフレーズがあって
聞いたときは「確かにそうだなぁ」と思ったんけど
一人でもとても幸せに感じるときがあるんだよ

たとえば天気のいい日に
電車のホームに立ち
遙かの遠くの山々まで
見渡せるような朝とか

私の旅の目的は決まっていない
何のためにどこへいくのか自分でも分からない
そのことを不安に感じることもときにはあるけど

もうずいぶん長く旅を続けてきて
人の死に目に幾たびか出会った
逝く人を見送る度にいつも思った
「この人はたどり着けたのだろうか」

でも今はこう思う
たどり着くことが旅の目的ではないらしい、と

旅をすることの目的は
旅を楽しむことそのもの
好きなところにいって好きなものを見て楽しむ
翼はないけれどこの体一つで
もうどこへだっていける

だからきっともう何もいらないんだ

たとえ大好きなきみと
二度と会えなくても

|

« ドラマ「ラブシャッフル」が好きなわけ | Main | 20年の記憶 »

「恋愛」カテゴリの記事

「詩」カテゴリの記事

Comments

shine冷たい夜の雨も 街路樹を揺らす風も さびしい街の

灯りも 旅の途中なら 楽しい風景に変わる

旅とは 全てのしがらみを忘れさせてくれる

自分を解放してくれる そうゆうもの・・・・

だから私は時をこえてただ一人 旅にでる・・・shine

Posted by: 白熊二代目 | 2009.02.10 at 01:34

白熊二代目さん、いらっしゃいませ^^
白熊さんのコメントだから、一人で泊まれる旅館をご推薦してくださったのかと思ったら、素敵なポエムだったので、びっくりしてとても嬉しくなりました。

人生の一人旅でも、多分、見る視点をちょっと変えるだけで、つまらない日常がが楽しい風景に変わるんでしょうね。

Posted by: BUBI | 2009.02.11 at 23:13

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/47997/44010359

Listed below are links to weblogs that reference poem(77):

« ドラマ「ラブシャッフル」が好きなわけ | Main | 20年の記憶 »