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2009.02.25

「チームバチスタの栄光」

今頃ですが「チームバチスタの栄光」を読んでいます。(映画にもドラマにもなりましたけど、どちらも全く見ていませんでした^^;)

たくさん登場人物が出てきますが、皆、個性的な面々な上に、一人一人をちゃんと読んでいる方が思い描けるような描写になっていて、大変読みやすい小説です。

本を読んでいるとこれはぜひ、映像を見てみたいなぁという気になってきますね~
あの役は誰がやっているんだろう、とか興味が湧いてきます。

その他、こんな感想を持ちました。

(その1)麻酔医って大事だと思う。

「バチスタ」というのは心臓の手術の名称なのですが、バチスタ手術のチームにも欠かせないのは麻酔医。でも人数が少ないので、目の回るような忙しさの中、いろんな手術を掛け持ちして、麻酔をかけまくる。それでもミスはあってはならない。ミスがなくて当然。
患者は、外科医には感謝するけど、麻酔医に感謝はしてくれない。
あらゆる手術に必要な、大事な技術でありながら、軽視されている技術。もっと麻酔医は、大事にされてしかるべきじゃないかという感想を持ちました。

(その2)「解剖をして欲しい」と言えるか

私の母も病院で亡くなりましたけど、今、思えば、その亡くなり方にちょっぴり疑問があったりします。病状が安定して、リハビリを始めましょう、という段階になったので転院したんですが、転院したとたん、急激に病状が悪化、あっという間に亡くなってしまいました。
亡くなったものは仕方ないので、淡々と退院して葬儀までいって終わっちゃったんですが、解剖してちゃんと調べてもらった方がよかったのかな、と。
でも、亡くなったものは生き返らないので、もうさわって欲しくない、という気持ちにどうしてもなっちゃうんですよね。

医者ってどうも苦手です。
一般の人間は、専門の技術は分からないから、引け目を感じてしまって、聞きたいことも聞けない。

本当に愚痴外来なんてのがあって、患者の話をしっかり聞いてくれるような病院があればいいのに・・・
「チームバチスタの栄光」を読んでいるとちょっと医者が好きになるかも。

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「書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

わたしはこの本、だめでした(^-^;
合わなかったみたい。

あの、白鳥とかいうのが出てきたとたんに、胡散臭く感じてしまって。前半はなかなか面白かったんですけどね。

大学の先輩が麻酔医になりましたが、たいていどこの病院でも不足しているので、職には困らない…と聞きました。
またその後、看護婦のママ友が、自分の病院では麻酔医の勤務があまりにも過酷で(人手不足のため)、一斉に彼らが退職するだのしないだのの騒ぎになり、手術ができないと言ってました。
今も同じような状況なんでしょうね。
地味だからかな?それとも開業に結びつかないからなのかな?

Posted by: とと | 2009.02.26 at 19:55

>ととさん
この記事は上巻を読んでの感想だったりします^^
白鳥、下巻から出てくるんですよねぇ。
ちょうど白鳥がでしゃばってくるところを今、読んでいるところ。

麻酔医は確かに開業に結びつかないですよね。
「バチスタ」の中で、麻酔医は、まるで「皿回し」をしているようだ、と自分の仕事を喩えていました。
皿が落っこちないように、あっちこっちを自転車操業。
一つ間違えば大惨事。

大切で大変な仕事をする人が報われる世の中になって欲しいものです~

Posted by: BUBI | 2009.02.26 at 23:14

BUBIさん、こんにちは。

私もこの本すごくおもしろかったです。
続けて他のも読んでます^^。
でも、私は映画とかドラマは観ないですね。
あまりにイメージがかけ離れていると、え?と思ってしまいます。
読んでから観るか、観てから読むかってことよく聞きますけれど、この本に限らず、私は大抵は読んだら観ないです。
小説の世界にどっぷりつかってあれこれ想像するのが好きなので。

白鳥氏は私も好きじゃないですし、何で?と思わないでもないですが、それはそれで読めました。
でも、田口医師より白鳥氏を主役の小説をと言っている人が多いと解説で読んだのですが、私は断固反対です!

Posted by: チカママ | 2009.02.28 at 13:32

ほとんどドラマや映画を本で読んでいる私です(録画してまで見る気にはなれず)。この本は面白かったですが、映画は田口医師が某女優でえーっと思っていたのですが、拙ブログのこの本の紹介コメントによると「それもありでしたよ。田口医師の性格は実は女性なのでは?」というものもあり、なるほどと思っていました。そういえば、「容疑者Xの献身」でも草薙は柴咲コウでしたしね。作者が医師なので、医療分野についてはリアリティがありました。
私も田舎の友人は医者になった人が多いのですが、麻酔医だけはいません。ちなみに、私は第2子出産で硬膜外麻酔による無痛分娩を希望していたため、麻酔医にお世話になりましたが(チューブまでは設置)、麻酔を入れる前に予定外に陣痛→出産となり、麻酔医立会いとなり、縫合してもらったため、大変でしたが(予定外の出産では他の先生がいなくて)。担当医もあとでびっくりでした。
この作家の作品では「ジーンワルツ」がおもしろかったです。昨今の産婦人科が抱える問題がてんこもりでした。

Posted by: ちゃい | 2009.02.28 at 14:05

チカママさんもちゃいさんもいらっしゃい♪

ちゃいさん、そう、映画は田口先生が女性だと聞いてびっくりしました。

チカママさんもちゃいさんもこの本をもうお読みになってるんですね。

いやー、私、下巻まで読み終わったんですが、犯人が・・・なんとまぁ・・・

すっかり
「麻酔医って大事だなぁ」
と思っていた私は、なんだか裏切られたような変な気持ちがしました。

いや、現実の麻酔医さんが不遇なのは確かなんでしょうけどね^^;

Posted by: BUBI | 2009.02.28 at 22:09

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