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2009.02.16

は虫類の脳

最近よく思うのですけど、大人になってから、あまりものを考えなくなった気がします。

どういうことかというと、なんだか日々、「気持ちよければいい」ってだけで生きている気がする・・・
以前にコーチングの勉強をしたことがあるのですが、その中で、確かこんな話がありました。

日々暮らしていて、やろうと思ってもできないことってないですか。

たとえば「ダイエット」
たとえば「健康のためにスポーツクラブへいく」
たとえば「資格をとってキャリアアップを図る」etc.

やろうと思うんだけど、できない。それはなぜかというと、ちゃんと目的をもって日々を過ごしているわけではなくて、「快」と「不快」だけを基準にして過ごしているからみたいです。
「快」と「不快」の判断をしているのは、大脳ではなくて脳幹。
脳幹は生命維持のための基本的な機能を司る大事な場所で、は虫類あたりの脳には脳幹しかないんですって。

つまり。
「快」と「不快」だけを基準に生きているっていうのは人間じゃなくて、は虫類並ってことですよ。どひゃぁ~

そう思って、日々を振り返るわけですが、もう日々の行動のほとんどが「快」と「不快」だけが判断基準。毎日「気持ちいい」ことしかしてないですな^^;

子供の頃は違っていました。
「快」「不快」なんてあまり考えたことなかった。
というか「快」も「不快」も自分で選択できなくて、親が与えてくれた環境だから、自分はそれ以外のことをいっぱい考えていました。

今は逆なんですよ。「快」も「不快」も自分で選べる。「不快」なら「やらない」ということを自分で選択できる。できるから、日々、なるべく「不快」を排除し、快適な生活をするための環境整備に心血を注いでいる。なんとなく手段と目的が逆転しているような。

「気持ちよければいい」のか。
それでいいと割り切ってしまってもいいんですけど、もうちょっと、せっかく人間に生まれたからにはプラスアルファできないとな。

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Comments

自分にとって嫌なことはやりたくない・・・でもやらなくては生きてゆけない・・・・
日々葛藤ですっ

Posted by: 白熊二代目 | 2009.02.18 01:23

コメントありがとうございます。

私の場合は、やりたくないことをやらなくても、とりあえず生きてはいけるのですが、それでいいのかなぁと思っちゃうんですよねぇ。

それで生きていけるならそれでもいいいっちゃいいんですけど><

Posted by: BUBI | 2009.02.22 18:38

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