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August 2009

2009.08.31

昭和30年代、40年代がこの国を滅ぼす!?

 ついに、政権交代が実現します。

 国民が新政権に期待するのは・・・いや「国民」だなんて知ったかぶりするのはいけないな。ここは新聞じゃなくて個人のブログなのだし。
 言い換えます。
 「私」が新政権に期待するのは『新しい政治』、それに尽きます。

(今のままじゃだめだ・・・)

 それが分かっているのに変えられないでズルズルいってしまうのは、大組織の性(さが)で。
 多くの国民が税金を払って雇っている、国会議員や国家公務員による日本国政府も例外ではありません。
 一度チャラにして新しくやり直すしかないんだよなぁ。

 もちろん、それで結局、
「ああ、前のやり方がベストだったな(汗)」
 ってこともあるでしょうが、それはそれ。ほんとにそれがベストなのかどうかを検証して、それがいいならそうすればOK。チェックは必要です。

 ・・・という役割を鳩山さん達が担っているわけで・・・

 大変だな。大変だけど、やってもらわねば。

 自民党もきっと
「このままじゃだめだ」
 とは思ってたんだと思うのですよ。でも結局、「このままでいいんだ」という強いお年寄りたちに勝てなかった。「俺たちは今までこれでうまくやってきたんだから」という人たちにね。

 これは別にお年寄りが悪いわけじゃないのです。「このままでいい」というのにも確かに一理あることもある。先人の知恵には学ぶべきものが多くあります。

 でもね・・・「でも」なんですよ。
 
 多分、これは、我々の世代のひ弱さに一番の原因があるのでしょう。我々の上の世代は戦後の復興期を自分の力で乗り越えてきたパワーが絶大だからなぁ。
 私たちはそういう大人にまかせて、ただ言うとおりに従っていればよかった。彼らも素直な子供を歓迎した。モノが豊かな時代が到来し、何かを得るために、努力しなくてもよくなった。

 なんだ、楽ちんじゃないか・・・
 自分は何もしなくても、誰かがなんとかしてくれる・・・

 でも、親はいつか年をとり。今までのやり方では時代に合わなくなっていく。
 親は力も稼ぎも衰えていく。

 だから、いよいよ、自分たちで考えなきゃだめ。
 戦後世代の強いリーダーシップや行動力や信念に頼れる時代はもう過ぎた。

 さあ、我々・・・昭和30年代、40年代生まれの大人たちは、この時代を乗り切れるだろうか。
 後の子供達のために。

 下手すると我が世代ながら、ほんと、この世代が日本を滅ぼすかもしれない、とも思います。私が政権を握ったら間違いなく滅ぼしますが(こらこらこら)、民主党の昭和30年代生まれ、昭和40年代生まれは、私よりも優秀だといいな・・・

「このままじゃだめだ。」
 私にもそれは分かります。多くの国民も分かってる。

 政権交代は、全てをチャラにしてやり直すチャンスです。
 がんばれ、民主党。がんばれ、同世代の政治家達。

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2009.08.26

「脱官僚」ってなんかおかしくないか

 民主党を始めとする多くの政治家は、「脱官僚政治」を旗印に2009年の衆議院総選挙を戦っています。

 思うに、官僚っていわば、国という会社の平社員であり、対する政治家は「役員」であり「株主」的な存在であるから逆らえるわけがないですよね。逆らえないのが分かっているからこそ、政治家も平気で、不始末を官僚のせいにできるわけで。
 一般企業では、社員が不始末をしでかして社会に迷惑をかけた場合は、組織のトップ(たとえば社長)が責任をとってやめることになります。それは国も同じで大臣が更迭されたりはしますが。

 一般企業の場合をさらに考えていくと、株主達は、やめた社長の代わりに新たな経営手腕を持った人間を新しい社長に据えたり、役員に任命したりして、企業の改革を図ります。
 新しく会社を任された人は、役に立たない他の役員をやめさせて経営陣を一新することもあるし、組織改編をはかって、より能率をあげる仕組みを作ったりもするかも。
 
 でもそれって脱「社員」じゃない。社員が一人もいなくなったら、企業として成り立たないですし。

 脱「官僚」って、それと同じことのような気がします。

 国土交通省も経済産業省も厚生労働省も文部科学省も、みんな「もういらない」と政治家は言うんですかねぇ。国が、公の目的のために果たさなければいけない仕事ってないのかな? いやぁ、そんなことはない。あると信じてる人が選挙に出て政治家になろうとしてるんでしょうし。

 必要な仕事や役割があるのに、脱社員をして、経営陣だけで会社って成り立つわけないんじゃないかな。

 世間では官僚に何か、大きな権力があり特権があるかのように報じられています。
 あの人たちに権力や特権なんかたいしてないと私は思う。
 政治家が決めた法律に基づいて粛々と仕事をし、世間一般サラリーマンと同じように、上司の顔色を見ながらきゅうきゅうとし、辞令一枚でどこへでもとばされ、政治家の○○先生から何かをねじ込まれれば、自分が信じてしてきた仕事でさえ、ひっくり返される。
 
 だから自分の能力に自信があり、腕一本で世間を渡っていける人間は、官僚になんかなりません。気弱で何かに頼っていなければ生きていかれない小市民が公務員になって、政治家の顔色をうかがいながら、その場しのぎで目の前の仕事をしているだけなのでしょう。その場しのぎだから年金問題も起こるし、自分の頭で考えないから無駄使いを止められない。

 政治家が脱官僚を掲げて官僚をスケープゴートにしている内はまだいいような気がします。
 どんどん公務員減らしをし、一方で大臣がころころかわり、政治家が官僚に無理をいって、自分の選挙区の利益だけを誘導している間に、国の役所は、内側からすでに崩壊しかけているんじゃないか。何のために何をしようとしているのか、官僚たちはもう見失ってしまっているんじゃないか。

 日本にとって本当に必要なものはなんだろう?
 個々の企業、個々の国民だけの努力ではできない何かってなんだろう?
 それを果たすのが政治家であり官僚。
 
 改革は必要です。
 でもそれは「脱官僚」ではなく、もう一度、政治家と官僚が、国の役割、国が果たす責任を見直すこと。
 それを語れる政党に、この国の政権を託したい、と思います。

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2009.08.25

今年も残り4ヶ月

 今日はふと考えてしまった。
 2009年も残り4ヶ月。
 私はやりたかったことをできただろうか?

 一つは囲碁。
 通っている囲碁教室で年内に昇級できなかったら囲碁をやめる、と某所で宣言しています。今のままでいると、しゃれじゃなく本気で囲碁でやめなくてはいけなくなるので、残り4ヶ月、悪あがきします。棋譜並べとか詰め碁とかやることをやってからやめるならやめようと思っています。
 なんて・・・「昇級できなくたって、1日だけやめて、次の日からまた始めれば?」と碁友達は言ってました^^;
 でも自分で立てた目標なので、年内昇級目指して、がんばります。

 それから、ITパスポート試験。
 コンスタントに勉強できているので、一発合格したいです。けっこう難しいけど、簿記3級よりは楽かも。ちゃんと勉強すればね。10月18日が試験日です。

 あとは・・・
 転勤しなかったら、今年の夏は海外へ行きたいな、と思っていました。
 自分が健康で、親も健康で、休みがとれるときじゃないといかれないので。でも転勤で職場が変わって、ちょっと今年は、余裕がなかった。でも伊豆に「のんびり小町」できたからいいかな。
 とはいえ、まだ夏休みをとっていない私。来月、ちょっとどこかで羽を伸ばしてきたいと思います。

 そして一番大事なこと。

 今年は自分の「やりたいこと」を見つけようと思っていました。
 とりあえずそこそこの生活はできているので、その上で、何か、もう一つ、かなえたい夢や実現したいことを見つけたいなぁと。
 
 もちろん囲碁はやってくんですけど、何か、それとは別に、今年から始めることがないかなって。

 インターネットもブログも囲碁も一人暮らしも恋愛も。ある年に始めてずっと続けてることだったりします。
 
 今年はそのために、一つ、長く続けてたことをやめました。新しく始めるためにね。
 でもまだ何を新しく始めるかは決まっていません。

 できれば年内に何か見つけたいな。

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2009.08.20

さみしさを人に言うな2

検索してみたらざっと4年前の記事でしたが「さみしさを人に言うな」という記事を書きました。

このフレーズは中島みゆきの「ローリング」という歌のフレーズなのですが、最近ちょっとまたこの言葉を実感するような出来事がありました。

私は今年は4のつく大台の最初の年でして。
日々、何かとそれを実感して・・簡単に言うと、毎日自分に「私はもう40なんだ」と言い聞かせている感じで過ごしています。

そんな中、とあるインターネットのサイトに新しく掲示板ができ、その掲示板は年齢別に分かれていたもんですから、4のつく大台のところをのぞいてみました。

「おお、ここなら最年少だ♪」
というせこい考えがなかったかといえば嘘になりますが(おいおい)、その中でもうウン年ぶりに自分のトピックを作ってみました。
コンセプトは「40代でシングルだけどそれをこんなふうに楽しんでます」みたいなノリで。

なんでそんなコンセプトにしたのかというと、他のトピックスがあまりにもさみしい調子のものが多かったので、
「なぜだろう、40代だってもっと前向きになってもいいのじゃないだろうか」
と思ったからでした。

最初は、
「こんな楽しいトピックスもあってうれしい」
と多くの人が見てくれてコメントもくれたんですが、ある日、ちょっと否定的なコメントが入りまして。

「インターネットのコミュニケーションなんて所詮擬似的なものでしかなく、現実の社会でパートナーがいたり、家族がいたりする人は、ネットのコミュニケーションなど必要ない」

みたいな感じでした。

・・・うむ。そんなことは言われなくても分かってる。
そんなつもりで前向きのトピックスを作ったわけでもなかったですし、ネットコミュニケーション万歳、みたいな書き方をしたつもりもなかったのですが・・・

ただちょっとこの出来事には考えさせられました。

ネットの掲示板では、楽しくてハッピーな話題なんてみんなしたくないし、読みたくないのかもしれない。
現実世界では人に言えない、自分の中の悲しい気持ちやつらい気持ちを吐露したいのかもしれない。
40代でシングルだったら寂しくて当たり前。それを無理に前向きに書くなんて・・・「イタイ」ようにしか見てもらえないのかも・・・(まあ、私の場合、無理はしてないですが)

ただ大人になるっていうことは・・・自分の悲しみや痛みを自分の胸一つに納めて、何もないように笑っていられるようになることではないのかな。

自分の不幸しか見えないのは、他人も同じ痛みを抱えていることに気がつかないからで。ある日、それを知った時に、痛みを痛みのまま抱えていける強さを持った人間に成長できる。

もちろん、それを表に出せる場所や信頼できる友人を持つことも大事ですけど、それはほんの1人か2人でよくて。それ以外の場では笑っていられる方が、泣いてばかりいる人生よりもいいと思うのです。

そして、笑うにはちょっとだけこつがいる。
そんなこつを知った40代がそのノウハウを交換できるような。そんな場になればいいと思っていたんですが。
どうも「いつも寂しく過ごしています」という書き込みがあると、「私も、私も」みたいな方が主流になりがちなんですよねぇ。

それがやはり現実なのか・・・

私に言わせれば「一人=寂しい」っていうのは思いこみに過ぎないと思うのです。本人が寂しいと思えば寂しいですが、それは気の持ちようでなんとでもなるように思います。

1歩踏み出せば・・・
下ばかり見るのをやめてほんの少し目をあげれば・・・
別な未来が見えるのにな。

自分でそう思うのは簡単ですがそれを人に伝えるのは・・・なかなか難しいものですね。

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2009.08.18

もしも私が一人で死んだら。

先日、大原麗子さんがご自宅で亡くなられ、発見されたときは、亡くなられてから数日経っていたという報道がありました。
以前、飯島愛さんが亡くなられたときもショックでしたが、大原さんの死もショックでした。だって他人事に思えなくて。

家族がいないことや女性が一人で生きていくことを、もちろん、自分もそうなので、私は肯定しています。けっしてその生き方がかわいそうだとは思わない。

けれど、一人で亡くなってしまって、何日も見つけてもらえないとしたら、それは・・・一番最初に訃報を聞いたときにやはり「かわいそう」と思いました。

Ruccaさんのブログでも、大原さんの死とその報道のされ方について記事にされています。

>人の死に方に「かわいそう」なんてとてもとても失礼だ。

>美しく強く仕事を全うして、多くの人に憧れられ愛される「女優」でありつづけた人に、簡単に「かわいそう」なんて言ってはいけない気がする。そんなことを強調するのは失礼だ。

そう・・・そうなんですよね。
この記事に、まったくそのとおりだと思ったので、大原さんの死をかわいそうだと思った自分を恥じる気持ちもちょっとあり、自分でこの話をブログの記事で語るのを躊躇していました。

でもそれから数日経って。
今でもやっぱり「かわいそうだ」という自分の思いは変わらずに自分の中にあります。

なぜ、私は大原さんの死をかわいそうだと思うのだろう???
そのことを考えていて、Ruccaさんの記事にもコメントをつけたんですが、自分のブログにも書いておこうと思います。

たとえば・・・
ちょっと体の調子が悪いけど、まさか、今日、死んじゃうなんて思ってなくて、普通に起きて普通に家事してたりするある日に、急になんだか解らないけど、胸が苦しくなって、
・・・どうしよう、どうしよう・・・
ってなったとします。

私にもそこまで急じゃないですが、いろいろと身に覚えはあったり。
急におなかが痛くなってどうしようもなかったり、風邪をひいて、熱が出て、何を食べる気も起こらなくて、ひたすら、布団に横になって、がんがんする頭痛に耐えたり。
痛いときは特に私なども、誰かにそばにいておろおろされるよりは、ほっといてほしいと思ったりするほうなんですが、それでも・・・
「苦しいよ~。どうしよう~」
って言える人がいたなら。その人は次の日、私からメールも電話も来なかったら、
「BUBIさん、どうしたかな」
って思ってくれるかも。それなら亡くなってから何日もたっちゃうということはないと思うのです。
別に普段何をしてくれるわけでなくても、苦しい時や困ったときに、気にしてくれる誰か。そういう誰かがいたら・・・
もしかしたら、倒れたときにすぐに病院にいったら、命を落とすことはなくて、また元気になった大原さんが見られたかも。そんなふうにも思ってしまって。

それがなくて、
「あっ、苦しい、どうしよう」
というときに、誰にもそれを伝えられないまま、一人で亡くなっちゃったとしたら・・・それを思うととても辛いし悲しくなってしまって、大原さんのことをかわいそうだ、と思えてなりません。

家族を持たないで一人で暮らすこと自体は悪くない。
いざというときに助け合える仲間がいたら。

昔はそういう関係って家族しかいなかったし、いなかったからこそ、家族がいない人間はそれだけで「かわいそう」と見られてしまうのですが、これからの時代、家族なんて頼れないんだから、どうにかして、一人でも幸せに最期を迎える方法がないものだろうか、と思ってしまいます。

飯島さん、大原さん・・・お二人のようないいお仕事をされて、がんばられた女性が、その最後の時に、
「あ、苦しい・・・誰か・・・」
と思ったときに、それをフォローできるような。

私は、まだ仕事をしているので、もし倒れたら、とりあえず職場からは連絡があるだろうな。
問題は仕事がなくなってからだなぁ。

今、つながっているプライベートでの友人と、20年後、30年後、40年後・・・ずっと絆を保って、もし何かあったら、助け合えるような関係を継続できたらな。

思えばこの話は30代の頃からずっと考えています。このブログにもどっかに書いているかも。
何かいい方法がないか、これからもずっと考えていきたいです。

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2009.08.16

のんびり小町、デビュー♪

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JRの旅行プランに「のんびり小町」というのがありまして、旅行好きのシングル(とは限りませんが)女性にぴったりの旅行プランとして、定着しております。
私は前に友達に誘われたことがあるんですが、このプランで行くのは今回が初めて。今回は女性3人で伊豆の観音温泉に1泊二日の温泉旅行です♪

のんびり小町、というパックは、リンク先をごらんいただくとわかりますが、往復グリーン車を利用、というのが一つ売り。写真は、そのグリーン車のラウンジです。
自分の席のほかにくつろげるラウンジがあるんですよ♪
他に伊豆へいく特急「踊り子」だけかもしれませんが、ワンドリンクのサービスもありました。

グリーン車ってすごいですねぇ。座席と座席の間のたっぷり間があるし、あ~~幸せ。そういった、ぜいたくなグリーン車を、お得な値段で利用できるのが、「のんびり小町」です♪ くせになりそう。

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さて、伊豆の観音温泉というのがどこにあるのかというと、伊豆の下田にあります。
伊豆といえばこの間ものすごい地震があったのですが、ホテルの人に聞いたら、地震の被害はなかったそうで。私たちの旅行も問題ありませんでした。

そして下田といえば・・・二枚目の写真は下田の駅なのですが、降りたとたん、
「え?この景色って・・・あれよね!!」
みなさんはわかります?

・・・これ、ドラマ「Aroud40」で、天海祐希の役の主人公が、よく温泉にきていて、ある日、予約していた電車に乗り遅れちゃうシーンに出てくる、駅なんですよ。伊豆なのは知ってましたが、下田だったのか~

前に書いたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、天海祐希があのドラマで演じた役は、私とまさに同世代でして。(今回、女性3人で旅をした友人は、小学校時代の同級生ですから、みな、同世代)
なんだかおかしくなっちゃいました^^

さて、下田からマイクロの送迎バスで20分。奥下田の観音温泉は、とてもいいお宿でした。

何が一番よかったって、やっぱり温泉ですね~。アルカリ泉って初めて。肌にまとわりつくような、滑らかなお湯で、だけどさっぱりしていて。観音温泉の温泉は、飲用にペットボトルで売ってたりもするんですが、また、飲むと、甘味があって、とってもおいしい♪

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んで。部屋に露天風呂がある宿って、テレビではよく見るんですが・・・初めてですよ~ うれしい~♪
宿に着くなり、一風呂浴びちゃいました。
写真はそのお風呂です。部屋の中にある雰囲気、わかるかしら。

さて、のんびり小町の特典はグリーン車だけではなく、レイトチェックアウトもサービスの一つ。なんと13時チェックアウトができるんです♪
いい宿でいい温泉なら、できるだけ長く滞在したいじゃないですか~ これはすごい!!
というか、なんて、ニーズにぴったりなプランなんだ。

時間まで部屋で温泉に使ったり、もうちょっと寝たりしながら、の~んびり過ごしました。

あ~また行きたいわね~

伊豆への旅行はさいたまからだと大宮から直通の踊り子がありまして、それがまた超便利です。グリーン車も宿も堪能いたしました。
宿のおかみさんは「のんびり小町」を「のんこま」って呼んでいました(笑)。私もおいおいのんこま通になれたらいいなぁ♪

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2009.08.11

poem(81)

水が透明なら透明なほど
底に沈むものはよく見えるのか

風一つなく周りに木々もなく
夜も来なければ明るい昼もない
何もない世界なら
確かにそのとおりだろう

だからこの現界で
水を透かしその淵をのぞき込んでも
想いはあの頃と同じには見えない

あの水底に沈めたのは確かに私
想いはその折々に見え方を変える
強い日差しの夏には緑の木陰で涼やかに
冷たい冬には雪と氷の下でひっそりと
そして春には桜を浮かべた水面の向こうに

それもまた一つの在り方
拾い上げるまでもなく
それは確かにそこにあり
時はそのそばを流れゆく

もしも私が滅びても
そこで輝きを失わないで と

祈りを風に乗せても
水の底へはその願いさえ届かない

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2009.08.06

雨の六義園

主に減量の目的で、万歩計を毎日身につけて、1日1万歩を歩くようにしています。
平日は通勤の帰りに一駅、二駅歩くようにして達成できるんですが、休日は出かける用事を意識して作って歩かないとなかなか難しいです。

勤務先が都内になってから、都内まで定期もあるので、23区内で、公園とか緑があって歩いて楽しいところを巡ってみようか、みたいな気分になりました。

その筆頭は、いつも囲碁教室のため通っている日本棋院がある市ヶ谷から飯田橋まで外堀公園を歩き、さらに、飯田橋から丸ノ内線の後楽園の駅まで歩くルート。ちょうどこのルート沿いに「小石川後楽園」という、江戸時代初期に水戸徳川家の祖である頼房という人が江戸の中屋敷の庭として造った、とされる史跡がありまして、門
の前まではいったことがあるのですが、まだ入ったことはありません。一度のんびり中を巡ってみたい。

他には・・・

(行ったことのあるところ)
○新宿御苑
○代々木公園
○日比谷公園
○明治神宮外苑
○向島百花園
○水元公園

(行ってみたいところ)
○浜離宮
○浮間公園
○神代植物公園
○狭山丘陵

という感じ。

で、今回いってきたのは、駒込から近い六義園です。
江戸時代に柳沢吉保が作った庭園だそうで。あいにくの雨でしたが、とても立派な公園でした。広島の縮景園や金沢の兼六園と比べても遜色ない感じです。(兼六園と比べるとちょっと小振りではありますが)
緑の森の向こう側に時折、マンションやビル群が見えたりもするのですが、広い池とその周辺にうっそうと茂る木々を見ていると都心だということを忘れてしまいます。

Rikugienn_2
一休みできるあずま屋があったので、そこでお抹茶とお菓子をいただきました。写真はその和菓子。アップになってるお菓子で象られた鳥は「やつがしら」という渡り鳥で、渡りの間にちょっとだけ立ち寄っていくんですって。写真も見せてもらいました。なかなかかわいい鳥でした。

Yatugasira_2

緑の中でほっと一息。都内でもこんなところがあるんだな。

その後、駒込の六義園から、板橋の知り合いのお宅まで、電車に乗らず、徒歩で移動。40分くらい歩いたでしょうか。ちょっと疲れたけど、しっかり1万歩以上、歩くことができました。

都内の庭園をのんびりお散歩&周辺のウォーキング。とても楽しいですよ。
まあ、なかなか減量の方は・・・効果ないんですけどね^^;

都会の緑、体験したいと思われたら、ぜひごいっしょに♪

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