「ずっと彼氏がいないあなたへ」
今日も今日とて、ダイエットその他もろもろのために、1日1万歩目指して、近所の本屋を歩いていたところ、こんなタイトルの本があったので、面白半分で、ぱらぱらとめくってみました。
著者の岩月謙司さんという方は、筑波大学大学院の生物化学研究科を出られた理学博士ですが、専攻は動物行動生理学や人間行動学、という方です。
けっこう・・・いや、かなり、面白い本でした。心理学が大好きな私のツボにはまりました。思わず買って帰ってきました。
私がまさに「ずっと彼氏がいないあなた」なのですが、この本を読むと、「あ~、なるほどねぇ」という気が大変します(苦笑)。
ものすごく簡単な話なんですが、要するに、ずっと彼氏がいない女性は、無意識にせよ、意識的にせよ、自己卑下ばかりしている。
男性が女性を好きになったときって、
「俺はこの女性が好きだ」
と誇りに思っている。なのに、好きになられた女性が「私なんかだめだわ」と思っていると、相手の「好き」という気持ち自体を傷つけてしまう。
自分を否定することは相手の気持ちを否定すること。
男性は否定されることに弱いので、自分を否定している女性にはしり込みをしてしまう・・・と。
慎重すぎたり疑ったりすることは男性に対して拒否のサインになる。
うーむ。耳が痛いなぁ~~~
てか、過去の自分をかなり反省しました。自分に自信がないのは仕方ないとして、相手のプライドや気持ちまで傷つけてしまっていたとしたら、なんとも申し訳ない気持ちがします。
私は基本、相手のことがとても好きなのですよ。
けれど、自分には今ひとつ自信がない。
だからせっかく誘われたのにひいちゃったり、一大決心で相手も言ってるだろうに、
「え~二人だけじゃなくてみんなとがいいなぁ」
とか言っちゃったり。
あほか~。この本で言うところの、訳が分からない女になってました。すみません^^;
この本のポイントは、そうやって自分で恋愛を遠ざけてるくせに、そのことに自分で気がついていない女性が多いこと。あ~耳が痛い。
でも、この本のいいところは耳が痛い指摘もあるのですが、読み終わると
「ああ、恋愛っていいものだなぁ」
と思えるところです。
そしてさらには「恋愛とは究極の片思い」だと定義づけるところ。
大事なのは「自分がどれだけ相手のことを好きか」、ということ。
そして何より、まずは同性の本当の友達を作ることから始めることを薦めていること。
私は、30代でかなりいい恋愛ができました。「究極の片思い」でもあるかもしれません。それはけっこう自信を持って言えます。
そして、同性の本当の友達がいます。
本当の友達とは・・・私の幸せを本気で願ってくれる人。私も相手の幸せを心から願う人。
信頼関係があるから、つながっているという確信があり、毎日会う必要もないし、四六時中電話しなくても友情を保てる相手。
過去は確かにあまりほめられたものではありませんでしたが、ちゃんと真の恋人が自然と現れる条件はできてます♪
(引用開始)
人は願ったものはかなうようにできています。なぜなら、「願う」ということは、それができる能力があるから願うのです。
(引用終わり)
信頼する本物の友人のおかげで、諸々に自信のなかった私も、自分の長所に多少の自信を持つことができるようになりました。
だったら後は・・・な~んてね♪
もしこの記事を見ている方が、「なんでずっと私には彼氏ができないんだろう」と思っていたとしたら、本屋でこの本を見かけたらのぞいてみてくださいね。
しかし・・・いい本だけど、レジに出すのにはかなり勇気が要りましたよ~(笑)
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