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2010.02.22

poem(85)

「おまじない」

何のために生きているのか
何のために生まれてきたのか
分からなくなって途方に暮れる冬の日の夕暮れ

こんなふうに言ってみる

『またきみに会うために』

ううん
それが詭弁であることくらい
きみに言われなくたって分かっているんだ

でもそう思うことで
私は次の一歩を踏み出せる
自問自答の迷路から
抜け出すためのおまじない

またいつかきみに会ったら
どんなところへ行ってきたか
どんなことを新しくやってみたか
楽しかったこと 嬉しかったこと
面白かったこと わくわくしたこと
きみがおなかいっぱいで
もうたくさんって言うくらい
話して聞かせよう

与えられた時間はまだまだ長い
何かを始めるのにいつだって遅すぎることはない
今が0でも これから何をやってみようかと
また考え始めることができる
全てはそこから始まる

『この間はね
 3年ぶりにスキーにいってきたんだよ
 雪もとてもいい感じで
 山頂から見る山々がとってもきれいだった
 スキーっていいね
 また行きたいな』

そうまたいつか
大好きなきみとね

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