【G.W.】福井(越前)&大阪の旅
福井県に住む友人が遊びにきてもいいよ、と言ってくれるのに甘えまして、夜行バスで福井へ。
福井は初めてです。どんなところだろう~
まったく予備知識なしですので、やはり福井の名所と言えば
「永平寺」
「東尋坊」
両方とも案内してもらいました。
「永平寺」
曹洞宗の大本山。(曹洞宗って何?という方は、さらにウィキペディアで調べてみてね。)
詳しくはリンク先を見ていただくとしまして、ここ、修行僧がいっぱい暮らしている「現役」のお寺なのです。山の中の立派なお堂でうら若い青年達が日々厳しい修行をしている・・・なんだか不思議。でも、きっといい経験にはなるんだろうな。若い内に一度はここで修行すれば、一本筋の通った男になれそう。
ものすごく太い杉の木。冬はここに何メートルも雪が降るそうです。
「東尋坊」
自殺の名所とも言われる断崖絶壁。海に面した景勝地であります。同じ類としては、前に東北の三陸海岸でものすごいものを見てしまったので、規摸や景観については、ちょっと負けてしまいますが、その代わり、橋を渡って雄島一周して、東尋坊まで遊歩道を歩き、東尋坊タワーにも登って満喫しました。
写真は、雄島の海岸にあった面白い岩。柱状節理(ちゅうじょうせつり)ってのはこれは別だったかな・・・「柱状節理」って何と聞かれると困るのですが、この一体は地層学的に面白い景観がたくさんあって、解説があちこちの看板に出ていたんですが、読んでもさっぱり分からん~。「柱状節理」は言葉だけ覚えてきました(爆)。でも楽しかったです^^
東尋坊のあたりでは、日本海に沈む夕日を見ることもできて、最高の気分でした。写真は撮れなかったんですが。夜は、海に面した日帰り温泉で一風呂浴びて、夜の海岸から海を眺めたりもしました。
翌日は、福井市立郷土歴史博物館と隣接する越前松平家の別邸であった「養浩館庭園」を見学。
おかげでずいぶん福井には詳しくなりました。
養浩館庭園は、池の上に建物があって、とてもいい雰囲気。お茶をいただきながら庭園の風景を眺めました。
福井の初代藩主は徳川家康の次男であった結城秀康だそうです。
次男だから将軍になっててもおかしくないのですが、豊臣家や結城家に養子に出されたこの次男は、家康には嫌われていたとかで。将軍にならなかったのにはいろいろ理由はあったのでしょうが、調べてみると、彼は心情的に義理堅い男だったように思われます。豊臣家にも結城家にも義理を感じ、松平でも徳川でもなく「結城」と名乗っていたのはそのせいでもあるのでしょう。
将軍にはなりませんでしたが、2代目将軍の兄でもある彼が初代藩主となった越前藩は御三家と同格の扱いを受け、日本の歴史の中で重要な役割を果たすことになります。
第16代越前松平藩藩主の松平春嶽(まつだいら しゅんがく)なんて、そのままドラマの主人公にできそう。
歴史や地理や地学。知らない場所にいって知らないことを学ぶ。
なんかこういう体験久しぶりです。だから旅はいいな。
福井の友人と別れた後は、サンダーバードで大阪に向かい、新大阪のスーパーホテルで一泊した翌日に、日本棋院関西総本部で囲碁友と囲碁を打ちました。お昼は「ゆかり」でお好み焼き、夜は551蓬莱で豚まん。大阪では観光はしませんでしたが、のんびり滞在しておいしいものも食べて帰ってきました。
帰りも夜行バス。3列シートだったのでのんびりできました。帰りのバスは草津経由だったのですが、草津って群馬県以外にもあるのね・・・いや、本気で群馬の草津を通るなんてどんなルートだか不思議に思っていました・・・
この場合の草津は滋賀県の草津。夜行バスの中はカーテン締め切りで外は分からなかったんですが、こういうときに、携帯電話で「今ココ」って住所を調べる機能があるのはとても便利だなぁと思いました。
誘拐してさらわれても携帯があれば便利かも♪(誘拐だったら、最初に取り上げられるからだめでしょ)
というわけで無事に戻ってきました。車中泊のも入れれば5日間の旅なんですが、意外とすぐに過ぎちゃいました。
楽しかったなぁ~。
またこういう旅したい。
皆様の中に
「遊びにおいで」
という方がいらしたらぜひお声をおかけ下さい。
国内ならばどこへでもおみやげ持って伺います^^
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 私の「また行きたいホテル」ランキング(2020.09.21)
- そうだ! 物産館へ行こう!(2019.09.08)
- 仙台七夕まつり2019(2019.08.13)
- 2019年の始まり(2019.01.02)
- すごいぞ、郡山(2018.10.22)
Comments