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October 2010

2010.10.25

事なかれ主義

友人の勧めで「エゴグラム」というものをやってみました。

http://www.egogram-f.jp/seikaku/

自分に正直に質問に答えていくと、かなり的を射た判断が出るそうです。

私は・・・うん、これ、すごいかも。そうだったのか、私って。自分の知らなかった自分を発見した感じです。
いわく「事なかれ」主義。(苦笑)

確かに、自分勝手だとかわがままだと人に言われるのは嫌だし、もし言われるとやはりショックだと思います。

いえ、内心は、自分でこうと思い込んだら人のアドバイスなど聞かない頑固な一面もありますし、「頼まれるといやとは言えない」ということはなくなるべくやらないで済ますようにするのですが、なるべくそれを「自分勝手」だとか「わがまま」とかと言われないように、うまくやろうと・・・(爆)

エゴグラムによれば、それって「自分の主義主張がなく、とにかく何も起こらない、波風の立たないように」ということのようで。もっと「主義主張しないと人生つまんないぞ」的ないらんアドバイスまで食らってしまいました。

でも、だからこそ仕事面では、上にとっては使いやすい人材。仕事はそこそこできるし、自分を主張せず逆らわないで言うことを聞くので、周りからの評価が高い。・・・あ~、そういうことかぁ。

確かに、職場ではもめるのは絶対に御免です。
主義主張はないわけではないのですが、職場というのは組織ですから、自分のポジションは基本的に物事を判断する立場にはありませんし。
いえ、自分に与えられた権限の中では、何がよりベストか、きちんと判断して自ら動くのが大事なんですけど、自分の主義主張って、ただでかい声で叫べばいいってもんじゃないと、思っています。

それは仕事じゃないことにも言えて。

本当に自分がしたいことや本当に守りたいもの以外は別に人に従うのなんてなんでもないことではないでしょうか。
そして、相手を考えに耳を傾け、従うことで、相手に信頼してもらえたら、自分自身の気持ちや考えも相手に聞いてもらえますし。

私はそれがこの世界で一番ベストなやり方だし、生きるのが楽になる方法だと思っています。

過去、友人にも言われましたけどね。
「やりたいのならやればいいのに、なぜやらないのか」
そう言っていた友人はやりたいことをどんどんやれちゃう人で、私にはとてもまぶしい、憧れの存在でした。

そういう友人と知り合って、かなりやりたいことはがまんせずにやるようになってはきましたし、少なくとも、何もしないで、手の届かないものをうらやましがるような不健全な考え方はしないで済んでいます。ただ、「やりたいことをやる」には、その前に、しっかりと下準備や根回しをし、石橋をたたくようなところまで慎重に「これならば結果がどう転んでも自分は納得できる」と思えたら、やるようにしています。

だから、よほどのことがない限り失敗や後悔とは無縁ですし、もし仮に慎重な検討の上、それをやれなかったとしても「やらなかった」自分の選択に満足できる、というか。

・・・あはは、それを「事なかれ主義」というのかー

具体的にはたとえば結婚とかがそうでしてね。
昔、知り合いが紹介してくれた人がいて、条件的には全く悪いところがない。
でも、だからってそれだけで結婚できるのかというと、私にはそんなの問題外です。

やっぱり「好き」じゃないとね。自分もだけど、相手もね。
「結婚」が先にありきではなかろうと。

そんなことを言っていた結果、今も独り身なわけですが、別にそれに後悔はなく。自分は自分として、この世界で、自分なりの生を全うできればそれでいいじゃないの、と。

「事なかれ主義」なんでしょうかね~
でもね、けっこう内心はぶっとんでいたりもするんですよ。
かなりロマンチストですし、なのにリアリストな面もあり、なかなか自分でも訳が分からなかったりします。
でも、だから私自身、BUBIさんと付き合うのはなかなか面白いし、退屈しないのです。

皆様もよろしければエゴグラム、チャレンジしてみてください。

実は、私、1回目の結果はこの「事なかれ主義」ですが、そのあと2回やったら、そのたびに違う結果がでました。
2回目は「事なかれ主義」よりももっとひどくて、「何も起こらない」ことに人生の全てをかけている、とか出てましたし。3回目は今やってみたんですが、理詰めで合理的で、他人からの評価が「陰欝、根暗、能面的、理屈と常識一点張り」・・・ひ、ひどくな~い?(笑)

ま、こんなもんです^^ ご参考までに。

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2010.10.17

基本情報処理試験初挑戦の感想

試験、終わりました~
いやぁ、昨日も問題集の模擬試験問題で、模擬試験やって、その時は行ける気がしたんですがね~

以下、自己採点の結果です。

[午前問題]80問中50問正解 正答率62.5%

うわー! 一般に6割が合格ラインと言われているので、ぎりぎりっていう事前の検証そのものですわ。

過去問でやったことある問題も出たのに、それで間違えたりしていて、自分でショック。JavaBeans、前に同じ問題解いたときもJavaアプレットと間違えましたよ。学習能力ないのか、自分。

あと間違えてショックだったのは、「スラッシング」。こういう用語問題は完璧にせねば、計算問題の苦手をカバーできんやないの~

計算問題は予想どおりの出来です。○進法も確率も稼働率もほぼ全滅。アローダイアグラムで最短の日数を出す問題も間違えた~。これ、けっこう問題集ではできてたはずなのに・・・

でも、60割~70割の正答率はもう仕方ないような気もします。

2進法も確率も論理回路も、できない問題は最後までできなかったか・・・がんばって、いっぱい練習問題はやったんだけどな・・・無念。

[午後問題]

え~、まあ、午前だけなら「まだわかんないよ?」ってところですが、午後のできなさ加減がひどい。
アルゴリズムの全滅は覚悟してたんですが・・・

選択問題を含め、回答した問と正答の結果は以下のとおり。

問2(データベース) 6問中4問

問4(認証システム) 4問中0問

問5(ソフトウェア設計) 5問中1問

問6(ITサービスマネジメント) 5問中5問

問7(システム戦略) 8問中6問

問8(アルゴリズム) 7問中0問

問13(表計算) 9問中3問

あ~失敗したぁ~(T_T) 問4の全滅が痛いです。
これが全部できてたら違ったのに・・・なんか勘違いしちゃったようです^^;
半分もできてないのが7問中4問じゃ、こりゃ受からないよなぁ~

試験会場からの帰り、ツイッターで
「がんばって勉強しても結局だめならば、もうこれからは真面目に勉強するのなんかやめて面白おかしく生きることにしようか」
とぼやいていたら、ツイッターでつぶやきをよく見てくださる方から、
「あきらめずに、そこまでやったんなら次回また挑戦なう!」
とレスをいただきました。

次回・・・か。
春の試験は、今度は4月。どうするかなぁ~

どうですか、みなさん。また受けた方がいいと思う?

なんとなく自分では、いくらやってもできない問題はできないので、これ以上、何をしたらいいのか、分からないんですよ。もっとこれをこうしとけばよかった、みたいなことがあればまた次、って気持ちにもなるんですが。

でも、来年の4月ならまだ情報システム室勤務だろうし、今回使った問題集がまだ使えるし、もしかしたら今度は午後の問題、もっと簡単かもしれないし、何より・・・

また、ホテル缶詰する理由になるし♪(笑)

このブログには書いていませんでしたが、今年の夏、あまりにも暑くて、自室だとクーラーもろくにきかなくなっちゃて勉強できなかったもんですから、7月の土日にかけて一度、新宿のワシントンホテルで一泊し、1日そこで受験勉強をしました。一泊でも、ホテル暮らし、楽しかったな♪

社会人になってもうずいぶん経ちますが、たまにはこういう「試験」もよいものです。
問題集と参考書合わせて3冊買ったので、受験料以外にもそれなりに投資はしちゃってるし、受験料、もう5100円かけても、もう一回は受けてみようかなぁ。

転んでもただでは起きない。書いているうちに再チャレンジの決意がちょっとずつ固まってきました。

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2010.10.15

決戦前夜

 テレビの占いなどを見ていると、情報処理試験の当日、私はどうも絶好調のようです。
 試験までラスト1日となりました。

 いくらやってもできない問題はできず、今一つ、自信を持って試験会場に挑める気分ではありませんが、明日は模擬試験と、総復習をやり、日曜日の本番に臨みます。

 よく人に聞かれるのですが、別に、今回のチャレンジは、受かったからといって給料がよくなったり、実はIT企業に転職を考えていて、それに有利だから、とかそういうことがあるわけではありません。

 昨年の5月から、コンピュータなんて何もわからないのに、情報システム室に配属になり、周りの会話が全てちんぷんかんぷん、適当に話を合わせていると話を振られたときに滑りまくるという、なんともいたたまれないような状況で仕事をしてきていて・・・まあ、辞令が出ればどんな部署へ配属になろうとも、そこで全力を尽くすしかないのがいわゆる「宮仕え」ってやつの宿命ですから、それはもちろん甘受せざるを得ず、それで給料もらってんですから、文句を言っては罰があたります。

 ただね。
 私、今までずっといろんな仕事をしていろんな部署にいって、いろんな経験をしてきたんですけども・・・
 それでたとえばうん十年勤め上げたとしても、あとにはたぶん、何も残らないのですよ。

 ふと振り返ったときに、何も残っていないなんて、さみしすぎる。

 ただでさえ、結婚して家庭を作って子供を育む、なんていう人生とは違う道をきちゃったんだから、この道で何を積み上げていくかは、自分で決めて、自分が納得いくまで、何でもやってみるしかない。

 昨年のITパスポートに引き続き、今年も情報処理技術者試験を受けてみようと思ったのはそういう経緯があります。

 受かるか受からないかはともかく、もちろん受かったらうれしいですが、せっかく情報システム室ってところにいるんだからその証として、自分のために少しでもあとに残るものを残したいな、って。

 そういうわけなので、あと1日、悔いのないようにしっかりがんばります。
 囲碁やその他もろもろ、後回しになってることはありますが、終わったら、またそちらもがんばろう。

 それにまたのんびり温泉にもいきたいなぁ~・・・なんて、7月にも9月にも温泉行ってるくせに何をいうやら^^;

 いろんなことを納得するまで、やりたかったことはみんなやって、それでめでたく年をとれれば何もいうことはない♪

 前も書いたことある気がしますが、ツイッターのプロフィールには「将来はスーパーおばあちゃんになる」という目標を掲げています。 昔、NHKの「みんなのうた」であった「コンピューターおばあちゃん」です。
(今、ネットを軽く検索しましたら、動画も載っているなぁ~ 興味がある人は見てみてください。)

 そのためには基本情報処理技術者くらいはとっとかないとね♪ 

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2010.10.04

算数音痴

前記事の続きです。

やればやるほど思うのですが、情報処理試験で必要な数学というのは多分、中学レベルでOKぽい気がします。
でも、私の数学レベルがそもそも小学生の問題も解けない。だからもう大変です~。
前記事に正答率6割と書きましたが、計算問題はほとんどできていません。

ぬぬ・・・今から算数&数学をやってて間に合うのだろうか・・・

ここで問題です。

【問題】1ミリ秒は何秒でしょうか?

ものの本によるとですね、ミリ秒とは10-3なんですって(-3は指数。以下半角文字は指数)。

・・・10-3って何よ?
これ、ログのところでやったんですが・・・覚えられにゃい・・・

答えから先に書きますと、1ミリ秒=0.001秒のことだそうです。

0.001とは「1/1000」ですよね?
0.1が「1/10」だもんね?

「1/1000」は、「1/103」と表せます。

ここで「マイナスの指数」の復習。1/2は「2-1」、1/3は「3-1」を表すことができる。

だとすれば「1/103」は(103)-1。
指数が重なってるときは、両方の指数を掛ければいいので、10-3と表すことができます。

つまり0.001=「1/1000」=10-3ということですね。

・・・って、まあ基本は分かった。でも、この問題解ける?

【問題】50 MIPSの処理装置がある。この処理装置の平均命令実行時間は幾らか。
ア 20ナノ秒 イ 50ナノ秒 ウ 2マイクロ秒 エ 5マイクロ秒

知らんがな(爆)。

・・・気を取り直して・・・
MIPSというのは、この場合、
「この処理装置は1秒間に50百万命令を実行できる」
ということを言っています。
つまりこの問題は、「1命令につき何秒で処理できるか答えなさい」という問題なんですが。

この計算がどうにもできない。

50,000,000命令=1秒なら1命令は? (だから算数でしょ、これ)

1÷50,000,000の計算ができない私。いつも計算機使っちゃってるからなぁ・・・

みなさん、これぱっとできますか?
てか常識的にこれぱっとできるものなの?
算数オンチだなぁと思うのはこういうところでして・・・

0がいっぱいついてるとそれだけでわかんないので、ここで指数を使ってみます。
1÷50,000,000は、1/506=50-6=5×10-6。
ミリは10-3ですが、さらに、マイクロは10-6、ナノは10-9だそうなので、5マイクロ秒。

やったー。答えはエだ♪

ところが、この問題、答えはアなんですよ・・・私、どこがまちがってんの????
もういや~!

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情報処理試験がいよいよ近づいて参りました

え~、そんなわけで、本日は、過去問をやってみたんですが、午前問題の正答率、6割。
一説によると6割正答すれば、合格できるっぽいんですが、つまりは「ぎりぎり」ってことです。「安全圏」ではない。

というか・・・実は午後の問題がもっとやばい状況だったり^^;;;;;

ここで、ちょっと状況を復習します。
昨年秋は、情報処理技術者試験の「ITパスポート」試験に合格しまして、今年は1ランク上の「基本情報技術者試験」に取り組んでいるところです。
けれど、なんせ、全然プログラムとかの経験はないし、昨年の5月、全然コンピュータに詳しくないのに、いきなり、「情報システム室」というところに配属になってしまったので、いろいろ研修とか受けながら、どうせ勉強するならば、資格としてあとに残るようにしといたほうがいいだろうと考えた・・・のはいいけど、ほんとかなりまずい状況です。

まあ、プログラムとかやってるからって有利かというときっとそうでもないのだろうなぁという気は多少するんですが・・・それにしても、もともと私、数学が苦手なのよね^^;
前に「logってなんですか?」という記事を書きましたが、まじめな話、数学の知識は中学レベルがいいところ。

はぁ~~~

根っからの文系人間なので、問題文を読むことは得意なので、しっかり読めば、何が書いてあるのかはなんとか理解できます。

できますが・・・

もーね、情報処理試験を知ってる方がこれ読んだらとんでもないことだと思いますが、はっきりいって、アルゴリズムはいくらやってもわからん(爆)

いや、とりあえず流れ図だけはあきらめていませんが、疑似言語プログラムは、読み方が何度やってもわからなくて、いい加減に「たぶんこうだろう」なんて回答すると全て間違っています。やるだけ無駄って気がしてきました。

で、当然ながらプログラム言語は・・・一番簡単だといわれるアセンブラをちょっと見ただけでくじけてしまって、まだ意味が分かる「表計算」にすることにしました。

表計算の問題でも難しいのが出たら、まず間違いなく落ちるな、これ・・・

今日、何問か解いてみたいんですが、前提となるところを一か所間違えると全滅します・・・

アルゴリズムの本は一冊買って、1から勉強したんだけどなぁ。

要はほんと、何してんのかが分からないのですよ。(バカだなぁ)

たとえ午前の問題で正答率6割を多少引きあげられたとしても、午後、アルゴリズムの問題で全滅して、表計算問題でもやらかしてしまったら・・・

過去、簿記3級試験で二度も不合格を味わっている経験からすると、いや~な予感がひしひしとしてきます。(三度目には合格したんですが・・・3級で二度も落ちてる人なんて聞いたことないよなぁ)

でも・・・とにかく17日は試験会場にだけは行こう。
あと2週間あるからやるだけはやって、それでだめなら悔いはないもんな。
いろんな思いをしても、それも全てよい経験ということで。

なーんて受ける前から悲観的になってどうする。
そんな暇があったら、「三層スキーマ」を説明してみろってんだーーーーー

・・・ええ、けっこう壊れてきてます^^;
囲碁は、この試験が終わったら、また再開します。

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