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July 2011

2011.07.28

好きな映画がまた一つ増えました~アバター~

DVDレンタルでやっと「アバター」を見ました。

・・・うわー、これ面白い。思いっきりツボかも。

どうしてこんなに気に入っちゃったのか、ちょっと考えてみました。

(1)主人公がヘタレ(笑)
  
いえ、超かっこいい、無敵の主人公、ってのには、どうも私は魅力を感じません。
アバターの主人公ってなんとなく守ってあげたくなるような、母性愛をくすぐる何かがあります。ネイティリが惚れちゃうの分かるな。

母性愛をくすぐる「何か」っていうのが何かというと、おそらく、映画の中でも主人公のジェイクがネイティリに言われるのですが要は・・・・ガキ。「赤ちゃん」なんですなぁ。

なんというか。好奇心旺盛で後先考えず行動して、バカなことをしでかす。小っちゃな男の子そのもの。

そんなバカなところが、私が面倒みてあげなくちゃ~、ほんとにしょうがない子ねぇ、という気持ちを女性に起こさせる。

でもバカで向こう見ずだからこそできることもある。
バカで向こう見ずじゃなければ、空を飛べるようにもならないし、ましてやトルークマスターなんてねぇ。

バカで向こう見ずなお子ちゃまのジェイクは、意外に素直なお子ちゃまでもあります。
いろいろと思惑があったにせよ、現地人であるナヴィたちの教えることを必死で学び、成長する。バカな子ほどかわいいってねー。

(2)やっぱり美しい映像

惑星パンドラの風景はとにかく美しい。このまま環境ビデオにもなりそう~。ずっと見ていたいです。空を飛ぶシーンは最高です。夜に光る植物たちも。

(3)迫力のアクションシーン

ジェイクが空を飛ぶ翼竜みたいのをパートナーにして、初めて空を飛ぶシーンにはわくわくしました。最後には飛べるようになるんだろうな、と思いつつなかなか言うことを聞かず暴れまくる翼竜をならしていくシーンは夢中になって見てしまいました。

地球人との戦闘シーンもすごい。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、地球人の攻撃には圧倒されてしまいます。パンドラの現地人であるナヴィたちと地球人の戦い・・・予想された戦いではありましたが、映像は予想以上です。

(4)完成されたストーリー

私はこういうラストが好きです。
「マトリックス」の1作目みたいな感じ。マトリックスのラストってスカッとしますよね。大体こうなるだろうと予測はつくのですが、そのとおりになってほっとする、みたいな。(あ、ネタバレ・・・)

私は「予定調和」のことを「水戸黄門的」ってたまに例えるのですが、あそこまでじゃないにしても、おおむね「そうなってほしい」と願う展開で終わる映画というのは安心して見ることができます。後味すっきり。

「アバター」いいですよー。
まだ見てない方はぜひ見てみて。私が気に入った映画でも人にあまりお勧めできないのもたまにありますが、この映画はお勧めです。
ぜひご家族でご覧あれ。

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2011.07.23

そうだ、スイスへ行こう!

 今年の夏休みは、思い切って海外旅行に行くことにしました。
 
 前回ドイツに行ったのが、2007年ですから4年振り。

 4年の間、いろいろありました。

 2年の都内勤務、そして年齢も大台になりました。

 トランクとかもろもろチェックしなくちゃ。行って来たら本ブログで、またご紹介いたします。

 な~んて、まだ先ですけどね。いつものように行くのは9月の連休のところ。遅い夏休みです。

 それまでとりあえずは暑い夏を乗り切ります!

 
 

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2011.07.15

瞬きもせず

(引用開始)

瞬き一つの間の一生
ぼくたちはみんな 一瞬の星

(中島みゆき「瞬きもせず」より。引用終わり)

今日は、前にとてもお世話になった方が7月10日に亡くなられたという知らせを受けて、そのお通夜にいってきました。

やさしくて、仕事熱心で、前向きで、おおらかで、懐が深くて、たくさんの方に慕われたその証のようにたくさんの人がお通夜に参列されていました。

半年ほど前に血液のがんになり、闘病生活を送られていたそうです。病院でも闘病の合間に仕事したり、趣味のギターの練習をされておられたとか。

お通夜にうかがうことができてよかったです。
お通夜の斎場にもギターを演奏する姿の写真が飾られていましたし、ギタークラブの仲間がお通夜の席で追悼演奏をしたりしました。

さいたまに越してからはすっかりご無沙汰してしまったけれど、優しい笑顔はずっと今も心に残っています。

ありがとうございました・・・ご冥福をお祈りいたします。


お通夜から帰る道々で、ふと「瞬きもせず」をくちずさんでいました。

(引用開始)

きみを映す鏡の中 きみをほめる歌はなくても
ぼくはほめる きみの知らぬきみについていくつでも

(引用終わり)

私はお世話になったあの方を忘れません。
でも、私を覚えていてくれる人はいるのかな。

私はきっと、長生きするだろうと思うのです。周りの人をたくさん見送って。かけがえのない人を見送って。
だから私がここからいなくなるときは、もう見送ってくれる人はもういないんじゃないかと。

・・・ま、それもいいかな。それならどこでどうなっても、みんなのいるところに行けるなら、きっと怖くないだろうから。

ただそれはまだまだきっと先の話です。

これから私も病気もするだろうし、もしかしたらけがもするかもしれないし、年をとれば体も壊れやすくなるし、目や耳が衰えたら本を読むのがつらくなったり、PCもできなくなっちゃったりするかも。

それでも・・・それでもね。

(引用開始)

あのささやかな人生はもしかしたらぼくに似ている
あのささやかな人生はもしかしたらきみだったのか
通り過ぎる町の中でそんな人を見かけないか

(引用終わり)

みんな、一度しかない生を一生懸命に生きている。
私もそれに続きます。

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