瞬きもせず
(引用開始)
瞬き一つの間の一生
ぼくたちはみんな 一瞬の星
(中島みゆき「瞬きもせず」より。引用終わり)
今日は、前にとてもお世話になった方が7月10日に亡くなられたという知らせを受けて、そのお通夜にいってきました。
やさしくて、仕事熱心で、前向きで、おおらかで、懐が深くて、たくさんの方に慕われたその証のようにたくさんの人がお通夜に参列されていました。
半年ほど前に血液のがんになり、闘病生活を送られていたそうです。病院でも闘病の合間に仕事したり、趣味のギターの練習をされておられたとか。
お通夜にうかがうことができてよかったです。
お通夜の斎場にもギターを演奏する姿の写真が飾られていましたし、ギタークラブの仲間がお通夜の席で追悼演奏をしたりしました。
さいたまに越してからはすっかりご無沙汰してしまったけれど、優しい笑顔はずっと今も心に残っています。
ありがとうございました・・・ご冥福をお祈りいたします。
お通夜から帰る道々で、ふと「瞬きもせず」をくちずさんでいました。
(引用開始)
きみを映す鏡の中 きみをほめる歌はなくても
ぼくはほめる きみの知らぬきみについていくつでも
(引用終わり)
私はお世話になったあの方を忘れません。
でも、私を覚えていてくれる人はいるのかな。
私はきっと、長生きするだろうと思うのです。周りの人をたくさん見送って。かけがえのない人を見送って。
だから私がここからいなくなるときは、もう見送ってくれる人はもういないんじゃないかと。
・・・ま、それもいいかな。それならどこでどうなっても、みんなのいるところに行けるなら、きっと怖くないだろうから。
ただそれはまだまだきっと先の話です。
これから私も病気もするだろうし、もしかしたらけがもするかもしれないし、年をとれば体も壊れやすくなるし、目や耳が衰えたら本を読むのがつらくなったり、PCもできなくなっちゃったりするかも。
それでも・・・それでもね。
(引用開始)
あのささやかな人生はもしかしたらぼくに似ている
あのささやかな人生はもしかしたらきみだったのか
通り過ぎる町の中でそんな人を見かけないか
(引用終わり)
みんな、一度しかない生を一生懸命に生きている。
私もそれに続きます。
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