好きな映画がまた一つ増えました~アバター~
DVDレンタルでやっと「アバター」を見ました。
・・・うわー、これ面白い。思いっきりツボかも。
どうしてこんなに気に入っちゃったのか、ちょっと考えてみました。
(1)主人公がヘタレ(笑)
いえ、超かっこいい、無敵の主人公、ってのには、どうも私は魅力を感じません。
アバターの主人公ってなんとなく守ってあげたくなるような、母性愛をくすぐる何かがあります。ネイティリが惚れちゃうの分かるな。
母性愛をくすぐる「何か」っていうのが何かというと、おそらく、映画の中でも主人公のジェイクがネイティリに言われるのですが要は・・・・ガキ。「赤ちゃん」なんですなぁ。
なんというか。好奇心旺盛で後先考えず行動して、バカなことをしでかす。小っちゃな男の子そのもの。
そんなバカなところが、私が面倒みてあげなくちゃ~、ほんとにしょうがない子ねぇ、という気持ちを女性に起こさせる。
でもバカで向こう見ずだからこそできることもある。
バカで向こう見ずじゃなければ、空を飛べるようにもならないし、ましてやトルークマスターなんてねぇ。
バカで向こう見ずなお子ちゃまのジェイクは、意外に素直なお子ちゃまでもあります。
いろいろと思惑があったにせよ、現地人であるナヴィたちの教えることを必死で学び、成長する。バカな子ほどかわいいってねー。
(2)やっぱり美しい映像
惑星パンドラの風景はとにかく美しい。このまま環境ビデオにもなりそう~。ずっと見ていたいです。空を飛ぶシーンは最高です。夜に光る植物たちも。
(3)迫力のアクションシーン
ジェイクが空を飛ぶ翼竜みたいのをパートナーにして、初めて空を飛ぶシーンにはわくわくしました。最後には飛べるようになるんだろうな、と思いつつなかなか言うことを聞かず暴れまくる翼竜をならしていくシーンは夢中になって見てしまいました。
地球人との戦闘シーンもすごい。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、地球人の攻撃には圧倒されてしまいます。パンドラの現地人であるナヴィたちと地球人の戦い・・・予想された戦いではありましたが、映像は予想以上です。
(4)完成されたストーリー
私はこういうラストが好きです。
「マトリックス」の1作目みたいな感じ。マトリックスのラストってスカッとしますよね。大体こうなるだろうと予測はつくのですが、そのとおりになってほっとする、みたいな。(あ、ネタバレ・・・)
私は「予定調和」のことを「水戸黄門的」ってたまに例えるのですが、あそこまでじゃないにしても、おおむね「そうなってほしい」と願う展開で終わる映画というのは安心して見ることができます。後味すっきり。
「アバター」いいですよー。
まだ見てない方はぜひ見てみて。私が気に入った映画でも人にあまりお勧めできないのもたまにありますが、この映画はお勧めです。
ぜひご家族でご覧あれ。
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