« July 2011 | Main | October 2011 »

September 2011

2011.09.25

スイス旅行記その5~スネガ・パラダイスへGO!~

084_3
 今回のスイス旅行は、実は9月17日出発で催行有力のツアーがちょうどよくあったので、申込みました。あともちろん「おひとりさま」のツアーに参加してみたかったというのもありますが。

 来ちゃってからよーくみると行程表には「大自然満喫スイス7日間」とあります。 観光だけでなく、ハイキングも行程に組み込まれていますね。大自然満喫か~ へ~

 いえ、普段でも一日1万歩を目指して歩いたりしていますから、たくさん歩くハイキングには特段抵抗はありません。楽しみにしてましたとも。

 が、ふと周りを見ると。なんですか、皆様のこのすごい装備。防寒着に登山靴。えええ~?
 私は冬になると普段も着ているダウンジャケットとGパンでした(汗)

 どうやら「ハイキング」や「トレッキング」などを主目的にしたツアーというのがあるようで。どうもこのツアーに参加された方の多くは、そういうのに慣れた方々だったようです。

 実際のこのツアーのハイキングは・・・本格的なトレッキングと鼻歌まじりのハイキングの中間くらいな感じでした。私のように、普通のGパンと運動靴でも十分OK。でもちょっとハイペースで、ハードだったかな。

 山登りではなく、山下りのハイキング。下りなので、息切れ等はありませんでしたが、ひざやももには後々非常な筋肉痛が・・・

 ツェルマットでの旅行三日目の午後は地下ケーブルカーでスネガパラダイスというところまでいき、そこからツェルマットへ歩きで戻ってくるという半日のオプショナルツアー・ハイキングに参加しました。

 本当なら、マッターホルンを正面に見ての素晴らしい景色の中のハイキングなのだそうですが、相変わらず天気は悪く、そのせいかガイドさんもとっとと下って行きます。景色みる余裕があまりなし。必死に健脚のガイドさんについていくこととなりました。

 おかげで予定よりも早くツェルマットに到着。午後の残りの時間はホテルに一度戻って一風呂浴びて、筋肉をほぐしました。もうちょっとのんびり下ってもよかったのになぁ~。

 でもいっぱい歩けてよかったです。この日の歩数は26341歩。ふぇぇ~

 トップの写真は、見えそうで見えないマッターホルン。下の写真はハイキング途中の風景で、眼下に見えた登山列車とスイスの牛さんです。
085_2


083_2


| | Comments (0) | TrackBack (0)

スイス旅行記その4~登山先進国~

041


 その3に高山病のことを書きましたが、スイス観光ではとても高い山の山頂の展望台にいくつも上ります。今回のツアーでいくはずだった展望台は以下の3つでして

①スフィンクス展望台:ユングフラウヨッホの展望台。標高3454M
②ゴルナーグラート展望台:ツェルマットのマッターホルンを臨む展望台。標高3100M
③エギーユ・ドゥ・ミディ展望台:フランスのシャモニにあるモンブランを臨む展望台。標高3942M

といずれも富士山(標高3776M)並みの高さ。富士山なんて、一生に一度も私はおそらく登らないのですが(前に友達に誘われたことがありますがとても登れそうにないので断りました)スイスでは、これらの山にあっという間に登山列車やケーブルカーで上がれてしまうのです。

 これってすごいことではないでしょうか。日本だったら、富士山に登山列車やケーブルカーなんて話、聞いたことないもんなぁ。体力に自信がある人じゃないと行かれないもの。

 スイス3日目と4日目はマッターホルンを抱く町、ツェルマットに二泊。ツェルマットは、ガソリン車が入れない町でして、バスを降りて、テーシュの駅から一駅だけ電車に乗りました。

 また、テーシュまでも珍しい体験ができました。カートレインというのに乗ったのですが、電車にバスごと載るんですよ。一番上の写真はそのカートレインのものです。分るかな。屋根の下に乗用車が並んでいますが、これそのものが電車です。観光バスもそこに乗り入れるとあとは電車が走ってくれます。でもバスはカートレインの幅ぎりぎりで。なかなかスリルがありました。
 カートレインの路線は峠を突き抜けていて、この電車に乗れないとバスで高い峠を越えなくてはいけないのですが、はるかにショートカットになるようです。

 スイスは山の中を貫く鉄道網も発達してるんだなぁ~
 今回はいろんな乗り物を体験できた旅でもありました。

 バスの中で添乗員さんが少しスイスという国の背景の話をしてくださいました。スイスって、ヨーロッパの中央に位置しているが故にドイツやフランスや周辺各国の侵略を受けやすかったようです。
 また、ほとんどが山なので耕作地が少なく、食料を他国から輸入しなければならなかった。そのために何を輸出したかというと、昔は、兵力を輸出していたそうですわ。
 他国はスイス兵を雇って自分たちの戦争をしていた。ときにはスイス兵同士で戦うことなんてのもあったのだとか。

 今もスイスでは徴兵制があり、男性は全員何年かおきに軍事訓練を受けているそうです。
 家には銃や手りゅう弾などが常備されており、有事の際にはすぐに集まるのだとか(プリンセストヨトミの大阪国のようだな)。
 
065_2

 永世中立国として知られているスイス。でもそれはそうした軍事力が背景にある、というお話。

 いや、なんでこの話を書いたかというと・・・昔は兵力を輸出していたスイスですが、今はどうしているのかなぁとふと思ったもので。

 ツェルマットのガイドさんの話では、日本から観光客がたくさんいくようになってから、観光収入でツェルマットの観光施設がかなり充実したんだそうですよ。
 もしかして兵力に代り、今のスイスの収入源て観光なのかも? だから、これほどに鉄道網が敷かれ、どんな高い山の山頂でも簡単にいかれるケーブルカーや登山電車が発達しているのかな? (二番目の写真はゴルナーグラート展望台までいく登山列車を山頂で撮った写真。雪でゴルナーグラート展望台はいかれませんでした・・・。旅行前半は天気には恵まれず(汗))

 いや、後半は全て私の想像ですんで・・・

 3.11以降、日本は海外からの観光っておそらく壊滅状態になってしまったと思われますが、本来、日本はもっと観光で売っていける国ではないかと個人的には思います。売り込み方や戦略が下手くそなんですが。

 ただ箱もの作ったからって観光客が集まるわけはない。峠にトンネル作っただけで観光客が来ると信じている単純な方々もいますがそういうことではない。昔、そんな議論をしていたころに、スイスのツェルマットの話が参考で取り上げられたことがあったなぁ。

 スイスって国は、いろいろと日本が参考にできることたくさんあるんじゃないかなぁという気がしました。
 もうちょっと勉強したくなります。そう、私は旅行から帰ったあとの復習派。

 添乗員さんの話では旅行者というのは予習派と復習派とあるそうで。私は完全に後者でして、今回の旅行も行く前はスイスのどんなところにいくかもわかっていませんでした^^; 日程だけで決めたようなもんだもんなー。
 代りにこうしてブログでしっかり復習しています♪

 一番下の写真はカートレインに乗ったバスから前方を撮影した写真です。
042


| | Comments (3) | TrackBack (0)

2011.09.24

スイス旅行記その3~そこは雪国~

034_3
 スイス2日目。この日はユングフラウヨッホという山の展望台へいきました。山頂はマイナス気温だとかで、30度超の日本からくるとどうもピンとこないのですが、一応ダウンを持っていったので、着こみました。スキー場だと思わないといけないわけです。

 ヨーロッパで一番高いところにあるというポストから絵葉書が出せるということで、さっそく、登山列車に乗る前に、絵葉書と切手を買って準備をしました。
 登山列車に乗り込み、いざ山頂へ。山麓の風景や登山列車、楽しかったのですが・・・世界遺産だという山の上からの景色は霧で真っ白。山の中腹のレストランで食事をしていたら、雪が降りしきっていました。9月のこの時期に雪がふり、山頂からの景色が見えないというのは、添乗員さんによるとかなり珍しいとのことです。残念~

 私は霧の摩周湖でさえ晴れ渡り、スキーではほぼ100%の確率を誇る晴れ女なのですが、どうも海外での成績は今一つ。昔、ハワイのグランド・キャニオンと言われるカウアイ島の景勝地に行った時も霧で何も見えなかったし(涙)。

039_7

036_3

 写真は雪景色と、展望台の氷の宮殿の氷漬けのお人形の写真をアップして置きます。

 ちなみにこの日の山頂見学では、初の高山病を体験。「高山病」ってほどでもないですが、展望台では頭がくらくらして気分が悪くなりました。これから行こうという方は十分にご注意を。ゆっくり歩く、大声を出さない、などすれば倒れることはありません。このツアー中、何回か高いところにいくうちに慣れていきましたが、やはり初めて上るときはくらくらするようです。

 

| | Comments (4) | TrackBack (0)

スイス旅行記その2~4年ぶりの海外へ出発~

201109170913000_5

 1日目は朝7:50に成田に集合。
 6:58日暮里発のスカイライナーの切符を、日暮里で事前に買っておきました。日暮里駅って、広くなったなー。
 
 以前は切符も買わずに、ルート検索でぎりぎりの時間に朝出発したら、エスカレータが混んだり、切符買うのに時間がかかったりで、ぎりぎりになってえらい目にあったことがありました。今回は、乗り換えに余裕をもって、日暮里に到着。スカイライナーがすごく混んでまして、乗った後、一度座席を間違える私。4年振りの海外旅行で、緊張は否めません。

 成田ではいきなり、前を歩いていた人がパスポートを落として、気づかずに歩いていくのを目撃。スーツケースを押しながらなので、ぱっと対応できなかったけど、なんとか拾って、追いついてお渡ししました。よかったなぁ。1日1善~♪

 成田空港のカウンターではすでに受付が始まっていました。前に並んでる女性のリュックについているコアラの飾りがかわいくて、移動のときの目印にさせていただきました。

 受付終了後、再集合までに時間があったので、本屋を探して、この日発売のビックコミックスピリッツを購入。かえってくるのが1週間後なので、それからだと店にないかもしれません。本屋は無事見つかり、店頭にはまだ出てなかったので、尋ねたら、店の奥から出してきてくれました。ラッキー♪ 幸先がいいなぁ。

 再集合、ここでツアー一行と初顔合わせ。おひとりさま参加の旅は、事前に希望があれば顔合わせの会があるのですが平日だったので、私はいけませんでした。結局、事前の顔合わせの会をやったのか、やらなかったのか、聞きそびれてしまったな。

 行きの飛行機の座席は、ツアーでバラバラだったので、隣は全く知らない方です。何か「先生」と呼ばれている体の大きな男性。私は窓側、その方が通路側で、たまにちょっとひじが当たったりとかありましたが、頻繁に席を立たれる方だったので、トイレなどはその隙に行けたから助かりました。
 載った飛行機はスイスインターナショナルエアラインズ。日本とスイスの唯一の直行便とのこと。さっそく、ビックコミックスピリッツを読んだり、機内システムで映画を見たり、ゲームしたりしていたら、12時間半も意外とあっという間だった気がします。ヨーロッパは今回で4度目だからか、機内での長い時間にはかなり慣れたみたい。映画は「プリンセストヨトミ」があったので、見てみました。・・・面白かった♪ 

023


 無事、スイスに到着。楽しいスイス旅行の始まりです。天候は曇り。
 この日はホテルについて寝るだけだったんですが、チューリッヒから、1日目の宿のあるインターラーケンまでの車窓の景色がなかなかよくてねー。
 説明がなかったので、確信はありませんが、方向から見ておそらく途中で通った町はルツェルンだったと思います。美しい湖と湖畔の町に感動しました。
 4年前にドイツに旅行にいったとき、オーストリアのハルシュタットという場所に行きまして。そこでの風景の美しさに感動した思い出があります。
 当時の記事はこちら

 おそらくスイスって、どこもハルシュタットだらけなのかも?(笑)  そんなふうに思った1日目でした。 

 ホテルに着いたのが日本だともう深夜の時間だったためバタンキュー。
 この旅、通してそうだったのですが、マイナス7時間の時差のため、だいたい夜8時くらいになると眠くて眠くて・・・せっかく湯沸しを持っていったのにホテルでのんびり、優雅にお茶、なんてほとんどできませんでしたわ。とほほ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.09.23

スイス旅行記その1~24人いる!~

9月17日から23日まで、遅い夏休みをとってスイスに行ってまいりました。今朝、帰国しました。

今回は、クラブツーリズムの全員「おひとりさま」のツアーに初参加。

いやぁ~、スイスのことはまた写真をアップしながらおいおい綴っていきますが、この「おひとりさま」限定のツアーというのがとっても新鮮でした。こういう旅もあるんだなぁ。

このブログをご覧の皆様は萩尾望都のマンガで「11人いる!」っていう作品をご存知でしょうか。

舞台は遠い未来。宇宙大学への入学のための最終試験で、受験生が漂泊中の宇宙船に閉じ込められて、53日間を過ごす、というお話なんですが・・・

「おひとりさま」ツアーってまさにこの「11人いる!」体験そのもの。

成田に、初顔合わせの全く知らない者同士が今回は24人集まって、スイスに出発して7日間を過ごします。(24人ってかなり「おひとりさま」のツアーとしては多いようです。内訳は男性4人、女性20人)

ハイキングあり、富士山より高い展望台への冒険あり、マッターホルンの朝焼けを見に暗い中ででかけるのもあり。

私は元来、非常に人見知りでして、知らない方に気さくに声をかけるというのがなかなかできないのですが、7日間、寝食を共にしていると、しだいにみなさんの顔を覚えてきて、いろいろお話もできるようになって・・・それがね、楽しい♪

今回の旅行は、もちろんスイスもよかったんですけど・・・

年齢も住むところも職業もバラバラなそれぞれが、同じ目的で集まって、感動を共有する。

友達というほど濃くはないけれど・・・そう、まさに、これが「仲間」。仲間っていいなぁ。

そして旅が終わり、成田でみなそれぞれの道をたどって帰途につくわけですよ。明日からみなそれぞれの生活が始まる。まさに「11人いる!」のラストシーンよねぇ~(と一人で感動する私)。

帰りのチューリッヒ空港で知ったのですが、どうやら、私と同じ年齢の人がこのツアーに5人もいたらしいです。
私は年齢を仲間たちに公表しました。だって・・・今までもずっと一人でしたが、おそらくこれからも一人。女性だけど、一人でちゃんと生きていくぞという節目の旅行ですもん(え?そうだったの?(笑))。

仲間の皆様の一部には、ブログをやっていることをお話ししましたので、もしかすると、たどり着く方もいらっしゃるかもしれません。ようこそです^^
ぼちぼち、1日目から綴っていきますので、よろしければ見てやってください。

無論、いつもブログを読んでくださる皆様も、検索で初めてきた方も、スイス旅行記、楽しんでくださいませ。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2011.09.05

紅友杯に出場しました

8月31日に、女性だけの囲碁大会に出場しました。

紅友杯(こうゆうはい)
http://www.nihonkiin.or.jp/news/2011/06/post_358.html
女性だけってとっても新鮮な感じ。男性と対局することの多い普通の大会と違ってリラックスして打てた気がします。
私の出場は1級~5級のDクラス。

四局打って、成績は2勝2敗でした。

今年、10月がくると、囲碁を始めて10年目に入ります。
始めたころ、すぐに初段になれる、なんて言われてたのがすでになつかしい。

最近は囲碁ネタは囲碁専門SNSのgoxiにつづっていまして、このブログではあまり記事に出てきませんが、ちゃんと続けています。今も七転八倒中。

通っていた囲碁教室では1級になり、いつも教えてくれる先生は、もう初段じゃないか、なんて言ってくださいますが、今も有段者と打つと置き碁でもほとんど勝てません。何より、まだまだ迷いが多い。紅友杯の成績からしても級位が妥当な感じです。
まだまだ奥が深い囲碁の世界にあって、しばらく棋力は停滞中。

でも・・・不思議とやめようとはもう思いません。

「ヒカルの碁」に惹かれて始めた囲碁ですが、一生の趣味として、ずっとつきあっていきたいと思っています。

だって、囲碁のこと考えるの好きだもんな~

紅友杯、楽しかったです。また出たいな。

次回は11月にいつもの日中友好囲碁大会に出場する予定です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2011.09.03

poem(97)

「仕事」

自分のしたい仕事、とか
やりがいのある仕事、とか
自分を生かせる仕事、とか
そんな「仕事」なんてあるのかしら

私は仕事って
つらくてもがまんして
やりたくないことでも率先してやって
自分ではなく他人のために役にたてることをする
それが「仕事」だと思ってた

だってそれでお金もらうのだもの
やりたくないことでもするから仕事
誰もやりたくないことをするから仕事
誰もやりたくないことを
「あなたがやってくれて助かるわ」
と思ってもらえるからこそ得られるのが「お給料」
ずっとそう思ってきた

何百人分の給料計算や年末調整だって
コピー用紙を倉庫から出してくるのだって
細かくて骨の折れるデータ作成だって
何でもやってきたよ

今はそういう仕事はだいぶなくなってきたけれど
その代わり人間関係にいろいろ悩んだりしている

自分の勉強不足で恥をかき
後からでも追いつかねばと必死に勉強し
明日からどうすればいいのか休みの間も考え抜いて
月曜日には開き直って出社して
そしてそれを乗り切れば
またこの組織の未来を考えるんだ

それが「あなたがやりたかったことか?」と問われると
けっして「やりたかった」わけじゃない

ただ私はそれでお金をもらって生きている
だったらその分しっかり貢献しなきゃ
「やりたい」「やりたくない」なんて関係ない
「楽しい」「楽しくない」なんて関係ない

私はただ誰かの役に立ちたかった
それで自分も生活していけるならありがたいことだ

採用してもらえたところがよかったとか
時代がよかったとか
もちろんそれはどちらも正しい

けれど「やりたい」仕事がないという人に会うと
不思議だなぁといつも思う
就職をしたときも今も
その思いはずっと変わらない

「やりたい仕事」なんて
この世にあるんだろうか?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« July 2011 | Main | October 2011 »