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December 2011

2011.12.23

君の姿は僕に似ている~家政婦のミタ~

「君の姿は僕に似ている」というのは、「君は僕に似ている」(作詞:石川智晶、作曲:梶浦由記)という歌のフレーズの一節です。とってもすてきな歌です。

さて、「家政婦のミタ」終わってしまいましたね~
視聴率40%越えという脅威の記録を樹立したということですからすでにご覧になった方が多いと思いますので、改めて作品解説等はしないでおきましょう。

見終わって、私が一番感じたのが、表題のフレーズでありました。

「家政婦のミタ」についてこのブログでは前に、ミタさんとうららちゃんが同じ、というのがどういう意味なのかという話を書きました。

最終回でも、ミタさんが「私のようになってはダメ」とうららちゃんに告げることで、二人がもしかしたら同じ道を歩みかねなかった可能性が示唆されるわけですが・・・

なぜミタさんがうららちゃんと似ているのか、これは身に覚えがある人とない人では受け取り方がかなり違うだろうなぁと実は思っています。

私は・・・身に覚えがありまくりなので、ミタさんにビンタを食らったのが自分のように感じながら見ていました。
「私のようになってはダメ」という言葉も自分に言われたように感じました。

つまりは、こういうことです。

・人の顔色ばかりうかがって生きている。
・嫌われたくなくて自分の思っていることを素直に表現できない。
・だから、誰かのため、を思ってやることが全て裏目に出て、相手にとっては迷惑行為となる。
・嫌われたくない一心でいつも笑っている。

・・・やれやれ・・・全部、私のことやんか~

なぜ自分がミタさんが好きなのか、ミタさんの境遇に納得してしまうのか、このドラマがどうして好きなのか・・・
なんかこの一言で全部明らかになってしまった気がしますわ^^;

昔、好きになった人に「BUBIさん(仮名)はいつも笑ってばかりいるよね」と言われたことがありました。
そのときまで私はいつも自分が「笑ってばかりいる」ことにさえ気がついてはいませんでした。
まあ、私はミタさんよりははるかにましなはずなんですけどね~

私もうららちゃんのように、おそらく大好きな人のパートナーになることはないだろうなぁ。

でも保護者にはなれる、か・・・よい言葉だ。
私もそれを目指すかな。うん♪

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2011.12.14

今年も歌ってきたよ、ぷれなみで♪

 「ぷれなみ」とは「Let’s play 中島みゆき」の略でして、中島みゆきさんのファンで、中島みゆきさんの歌しかやらないバンド、なんてのを作って、中島みゆきさんの曲を楽しんでおります。

 年に2回、横浜の弘明寺にあるREHA(レイア)というライブハウスを貸切で、他の音楽好きな皆様(バンドあり、ギター演奏あり)とお互いの演奏を披露しあうというライブに出ています。

Live&Pub RHEA(レイア)

今年は「ローリング」「たかが愛」「ヘッドライト・テールライト」の三曲をご披露しました。

私はボーカル&コーラスを務めまして。バンドメンバーが録音してくれたのを聞いてみましたが・・・自分のアラは見えるなぁ~。上ずってたり、下がる音を下がり切れてなかったりなど、反省点しきりです。

でも楽しく演奏できました。メンバーのみんな、ありがとうね。

RHEA(レイア)のホームページに演奏風景が掲載されていますので、私を知っている方はこっそりご覧ください(笑)

第29回スタジオライブ

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2011.12.13

分からないから不安なのだ

・・・近頃、どうもあれですな・・・

私は埼玉在住ですが、中部地方にお住まいの方の、
「夫が関東に転勤になり、いつ戻れるか分からない。家族で一緒に暮らしたい気持ちはあるが、関東地方に住むのは子供への放射線の影響が心配だ。夫は単身赴任させるべきか」
という意見がネットに載っていました。

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/1206/466289.htm?o=0&g=01

その前は群馬大学の教授が「福島で農作物を作る農家はサリン製造のオウム信者と同じ」というような発言をツイッターでして物議を醸し出しました。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20111208-00000303-alterna-soci

3.11の後、日本から外国人が軒並み逃げ出したのも人ごとではない感じになってきてしまいましたね。

ちょっとネットで検索すると、今の関東の放射線のレベルがたいしたことないのが分かるのですが、こういうことを言うと
「大丈夫だとか心配ないとかの情報を集めて無理矢理安心したがっている」
と言われるんだろうなぁ。

実際、私は幼い子供を持つ母というわけではなく、単身の女性で守るべき家族があるわけでもないので、全く説得力がないのですが、どうもやはり「関東地方は放射能で汚染されている」的な話を聞くと、複雑な心境になってしまいます。

これは知り合いに教えてもらったページなのですが、関東各地の放射線がどれだけのものか、目で確認することができます。

http://microsievert.net/

たとえばこんなgooのページも「現在の状況」を確認するのには役立つかも。

http://radiation.goo.ne.jp/

先日、問題になった粉ミルクも基準値は大幅に下回っているわけで実質的な健康被害はないと考えられますが、それでもメーカーは問題の製品を回収し、母親達はそれによって不安になる。福島産の野菜もそればかり大量に食べるわけではないのだから「ベクレル」にそれほど過敏になる必要は個人的には「ない」と思っていますが、これもまあ、私、という一消費者の意見に過ぎない。

飛行機事故の可能性が、歩いていて自動車事故に遭う可能性より遙かに低くても、どうしても飛行機に乗りたくない人がいるのと同じで、0でない限りは避けたいという人がいるのはどうしようもないことです。

でも・・・不安は「知らない」から生まれることも多い。

放射線のこと、今、関東がどういう状況なのかを上にリンクを貼ったgooや

http://radiation.yahoo.co.jp/list/

こちら、Yahooでも見ることができますので、怖い人はまずは知って欲しいです。
それでも「怖い」「避けたい」のは仕方がないですけどもね。

ちなみに昨日買って鍋物にした春菊は栃木産でした。
上記のようなことを書いている私にしても、ちょっと放射線量をはかってみたい気がしました。そう思った直後にはおいしくいただいてしまいましたが(汗)。

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2011.12.03

「ミタさんは本当はうららちゃんみたいな人なんじゃないか?」

 今週の「家政婦のミタ」のミタさんの告白、このドラマのファンの方々、皆様、もうご覧になられたでしょうか・・・

 ものすごく衝撃的な内容で、私も、その晩はいろいろ考えてまんじりとしませんでした。

 翌朝、ツイッターにちょっと感想を流したのですが、改めまして、当ブログにもその内容を再掲しておきます。

(以下、その日のツイートから転載)

ミタさんは本当はうららさんみたいな人、というのは確かにそうかもしれない…やることが全て裏目に出る…ミタさんに過去起こったことはそれにしても酷過ぎるんだけど…

関わった人、好きになった人がみんな不幸になる、というのもまさにミタさん自身のことだ。だからあの一家のおじいさんの気持ちもミタさんには分かる。

うららさんは登場する度に、みんなに、もう何もするな、関わるな、と言われていた。それはミタさんが昔、言われていたことだったんだ。だからミタさんはもう誰のためにも「何もしない」ことに決めた。

本当はあれほどみんなの幸せを願っている人はいないのに…(;;)

(転載終わり)


 誰かを・・・好きな人を幸せにしたいと頑張ると、その行為が相手を苦しめる。
 
 もう私は何もしない方がいいんだ・・・
 
 そんなミタさんの心の内を思うと、その痛ましさに見ている私もつらくなります。
 

 この先は個人的な感想になりますが「もう私は何もしない方がいい」と思ってしまう人の気持ちってすごくなんだかよく分るのです。

 親にいつも罵られて、叱られてばかりで、自己を肯定することができず育った子はそうなる。
 親に愛されたいけど、いつもいつも親は怒ってばかり。 何をしても喜んでもらえない。自分はダメな子だ。生まれてこなければよかった、と。

 ・・・うーん、私自身は親には愛されてたとは思うのですが。
 でもなぜか、自分はダメな子だ、という意識はかなり古くからありました。劣等感とは今でもお友達です。

 囲碁でも「BUBIさんはがんばってるよ、それでいいんだよ」といくら言われてもそれを信じることができない。マイナス思考なんですよねぇ。

 三つ子の魂、百まで、なんていいますが、いい大人になった今でもその呪縛は解けません。
 だからなかなか人と打ち解けるまでに時間がかかるし、結果、今でもひとり身なのかもなぁ。
 
 ま、そんな自分も嫌いじゃないのですけどね^^

 ミタさんだって、ちゃんともう分ってるじゃないですか。
「自分が好きなる人は、みんな不幸になる」なんて嘘だってこと。

 愛する夫と息子は失ってしまった・・・ミタさんはそれを一生忘れず背負っていくのは変わらないにしても。
 またそこから、歩き出すことができるはず。

 ミタさんに幸せになってほしいです。

 人は・・・何度でも生まれ変わることができる。やり直すことができる。
 ミタさんの物語は、同じように苦しむ全ての人への福音となるはず。
 最終回まで、目をしっかりと開けて、ミタさんを見守りたいと思います。
  

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