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2011.12.03

「ミタさんは本当はうららちゃんみたいな人なんじゃないか?」

 今週の「家政婦のミタ」のミタさんの告白、このドラマのファンの方々、皆様、もうご覧になられたでしょうか・・・

 ものすごく衝撃的な内容で、私も、その晩はいろいろ考えてまんじりとしませんでした。

 翌朝、ツイッターにちょっと感想を流したのですが、改めまして、当ブログにもその内容を再掲しておきます。

(以下、その日のツイートから転載)

ミタさんは本当はうららさんみたいな人、というのは確かにそうかもしれない…やることが全て裏目に出る…ミタさんに過去起こったことはそれにしても酷過ぎるんだけど…

関わった人、好きになった人がみんな不幸になる、というのもまさにミタさん自身のことだ。だからあの一家のおじいさんの気持ちもミタさんには分かる。

うららさんは登場する度に、みんなに、もう何もするな、関わるな、と言われていた。それはミタさんが昔、言われていたことだったんだ。だからミタさんはもう誰のためにも「何もしない」ことに決めた。

本当はあれほどみんなの幸せを願っている人はいないのに…(;;)

(転載終わり)


 誰かを・・・好きな人を幸せにしたいと頑張ると、その行為が相手を苦しめる。
 
 もう私は何もしない方がいいんだ・・・
 
 そんなミタさんの心の内を思うと、その痛ましさに見ている私もつらくなります。
 

 この先は個人的な感想になりますが「もう私は何もしない方がいい」と思ってしまう人の気持ちってすごくなんだかよく分るのです。

 親にいつも罵られて、叱られてばかりで、自己を肯定することができず育った子はそうなる。
 親に愛されたいけど、いつもいつも親は怒ってばかり。 何をしても喜んでもらえない。自分はダメな子だ。生まれてこなければよかった、と。

 ・・・うーん、私自身は親には愛されてたとは思うのですが。
 でもなぜか、自分はダメな子だ、という意識はかなり古くからありました。劣等感とは今でもお友達です。

 囲碁でも「BUBIさんはがんばってるよ、それでいいんだよ」といくら言われてもそれを信じることができない。マイナス思考なんですよねぇ。

 三つ子の魂、百まで、なんていいますが、いい大人になった今でもその呪縛は解けません。
 だからなかなか人と打ち解けるまでに時間がかかるし、結果、今でもひとり身なのかもなぁ。
 
 ま、そんな自分も嫌いじゃないのですけどね^^

 ミタさんだって、ちゃんともう分ってるじゃないですか。
「自分が好きなる人は、みんな不幸になる」なんて嘘だってこと。

 愛する夫と息子は失ってしまった・・・ミタさんはそれを一生忘れず背負っていくのは変わらないにしても。
 またそこから、歩き出すことができるはず。

 ミタさんに幸せになってほしいです。

 人は・・・何度でも生まれ変わることができる。やり直すことができる。
 ミタさんの物語は、同じように苦しむ全ての人への福音となるはず。
 最終回まで、目をしっかりと開けて、ミタさんを見守りたいと思います。
  

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