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May 2012

2012.05.23

憧れのアルテピアッツア(3)

Photo_3 山登りした後は、一休み。
 公園内にある「カフェアルテ」でチーズケーキとコーヒーをいただきました。ん~おいしい♪
 それにしても、この広大な敷地の中に、あんなふう(前の記事(2)を参照)に脇道に入ったところに、隠れるように作品があるのでは、地図なしで、適当に歩いていたのでは見逃してしまう!!
ということで、カフェアルテの店員さんに尋ねましたら、カフェで公園内の彫刻の地図が販売されていました。
 
 ・・・んんん?
 地図を見るとかなり、へんぴなところに彫刻が。どうやって見に行くの? この記事の、最初の写真の作品などは、山の上の方にてっぺんだけがちょっぴり見えていました。写真はズームで撮りました。
 
店員さん「雪に隠れて見えませんが、ほんとは道があるんですよ」

 雪山かい、ここ。(訪れたのは4月末)

 でも、さいたまから北海道まで、わざわざ飛行機を使ってきたんですから、隅々まで見ないわけにはいきませんがな。写真に撮れたのはいいとして、マップを見ると・・・ん? この(マップの)15番の作品はどこに?

店員さん「あ~、でも、この作品は今、雪の下かもしれませんね」

 おいおいおい^^;

Dsc00374_2  仕方ないので、なんとか見られるものだけでも、とまたまた探険が始まりました。こちらの写真の作品は、芝生の敷かれた広場からちょっと川べりに降りていくと、テラスがあって、そこに置かれています。
 それはいいけど、地図が無かったら、こんなところに作品があるのなんて分からんでしょ!!
 でも、地図を無料で配らないのは、そうやって、探険して自分でどこに何があるか探す楽しみのためなんでしょうね、きっと。
 「ほら、あそこに何かあるよ!! 行ってみよう!」
 そうやって自分で見つけたお宝には格別の喜びがある。リアルドラクエの世界ですな。
 でも、大人な私は探険よりも、時間優先。おまけに天気がちょっと怪しくなってきて、悠長に探険もしてられませんわな(爆)。
Dsc00382 こちらの写真は、カフェアルテの店の裏手にポツンと置かれていた作品。
 雪に囲まれ、私のほかに見る人もいず、なんだかかわいそうじゃないの。見つけてあげないといけませんよ。
 とはいえ、作品に近づくには道なき道を、雪と草を踏み分けながらの行程でして、かなり苦労しました。
 こんなところまで、見に来る客がいるのか!?
・・・そっか、夏ならいるのか^^;

Dsc00383


 極め付けがこの作品。写真で見ると、なにげなーく立っているように見えますが、この作品もちょっと高台にあり、雪と、生い茂る枯草をかきわけて、泥だらけになるのを覚悟の上、登って行きました。近づくのめっちゃ苦労しましたよ。途中で雪にずぼっとはまり、遭難寸前。なんだ、これー。ホントに彫刻「公園」なのか、ここー!!

てか、そこまでして、見に行く人はかなりもの好き(爆)。

 雪の下に埋まった作品以外は一応これで全部見られたはずですが、制覇はできませんでした・・・
 また美唄まで来い、ということですね。恐るべし、アルテピアッツア!!(笑)

(4)へ続く

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2012.05.13

憧れのアルテピアッツア(2)

Photo_5 (前の記事から続く)
 こちらが、その四角い作品です。そばにいくと見上げるほどの高さで、なかなか雄大でした。後で知ったのですが、安田侃(かん)さんの作品は、触ったり、座ったり、くぐったり、上に乗ったり、何でもしてよいそうなんですよ。
 この□の中、くぐってみたかったなぁ。一人旅だったので、写真は撮れませんけども。

 あとで元小学校校舎の方の事務室にいらした係の人に教えてもらったのですが、たとえば東京の六本木、ミッドタウンにある作品なども中が空洞になっているので、中に入ってじっとしていると、都会の真ん中で周囲の喧騒から隔絶され、なかなか快適なのだとか。・・・でもなぁ。あれに入ってたら変な人だよなぁ~~ ちょっと一人ではやる勇気がありません。友達で付き合ってくれる人いないかなぁ。もし、誰か付き合ってくれるなら一度やってみたいですが。

 もとい、アルテピアッツアの傾斜地を登り、この□の作品の近くまでいくと、アルテピアッツアの敷地はまだまだ奥に広がっていました。どんどんいってみましょう。

Dsc00362_2 丘を登り切り、そこからちょっと奥へ進むと、とても広い緑の草地が広がっており、その奥にこの作品があります。アルテピアッツアの作品群の中でも、最近新しく配置された作品だとか。
 この作品に進むまでの途中に、カフェアルテという木造のカフェがありまして、その情報はあとでそこの店員さんに教えてもらいました。
 
 ここに至るまでに、思ったより広いアルテピアッツアの敷地にびっくり。そして、どこにどの作品があるか地図もないまま進んでいるので、ちょっとした冒険気分です。

 この作品のさらに奥に進むと、何やら林に囲まれた場所にどうも作品がありそうです。よし、探しに行こう。

Dsc00365 ありました、ありました。写真でわかりますか?

 ここまで来るともっと近くで見たくなりますよね。でも、この林の中、周りの雪が溶けて流れ出す水で、地面がびしゃびしゃのぬかるみになっていました。それに思ったより、雪が深いぞ。
 一応、作品の周りは軽く除雪されているのですが、それでも、登っていくと雪に踏み込んでしまいます。慎重にルートを選択していきますが、ずぼっと雪にはまってしまうことも。普通の運動靴で行ってしまったので失敗しました。長靴が必要だ・・・・

 以下の写真は、1枚目が下から見上げたところ、2枚目が上の作品の近くまでいって上から撮ったもの。
 いや~達成感♪ なんだかとても満足です。
 北海道までそう簡単に何度も来られないですから、たとえ靴の中までビシャビシャになろうとも、アルテピアッツア、隅から隅まで見なくては♪ そう決意した瞬間でした。
(3)へ続く

Dsc00367_2


Dsc00369


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2012.05.06

憧れのアルテピアッツア(1)

Dsc00343_2 2012年のGWは、前半、4月の3連休に北海道、美唄にあるアルテピアッツアに行ってきました。

 アルテピアッツアがどんなところか、というのはリンク先を見ていただくと詳細が分かりますが、簡単に紹介しますと・・・

 以前にテレビで、北海道に、廃校になった小学校の木造校舎をそのまま彫刻公園に作り替えたという場所があるというのが紹介されていまして。
 それを見た時に、ここには絶対にいきたい、と思ったんです。

 もともと長野の美ヶ原高原美術館とか、箱根の彫刻の森とかが大好きで、そういう野外の彫刻公園で、ちょっと不思議な彫刻をたっぷり時間をかけて眺めたい、というのが私の夢でありました。

 彫刻は「安田侃(かん)」さんという世界的に有名な彫刻家の作品です。

 アルテピアッツア以外にも札幌駅や、札幌市内の創成川公園にも作品が展示されています。東京の各所や香川の直島にも。

 今回は創成川公園ももちろん行ってきましたし、帰ってきてから有楽町の東京国際フォーラムにもあらためて見に行ってきました。

 今日からしばらくは、ゆっくり私のアルテピアッツアやその他、安田侃(かん)作品めぐりを当ブログにつづっていきたいと思います。

 リンク先でもアルテピアッツアにある作品は見られるのですが、実際にその場にいって見るとやっぱりその時ならでは、の景色が見られていいです。特に、今年のGWのアルテピアッツアはまだ雪が残っていて、まるで雪も、作品の一部かのようでした。

 まずトップの写真は、美唄からバスで20分、バスを降りて最初に見える作品です。

 バスを降りて最初に思ったのは、実は
「あら案外小さいのね?」
 でした。美ヶ原高原美術館や箱根の彫刻の森と比べると、普通の小学校跡地、みたいな感じ。わざわざ、さいたまくんだりから、飛行機に乗って行ったのに、正直、ちょっと外したかと思いましたよ(こらこら)。

 が、アルテピアッツア、大変奥が深いんです。もうびっくり。
 その全貌は徐々に明らかになってい参ります。

Dsc00346_2 たとえば、こちらの写真も、ちょっとびっくりな作品でした。
アルテピアッツアに最初に足を踏み入れると左手側にちょっとした丘があって、その丘を登っていくと、その丘のてっぺんにまるで火山の火口のようにすり鉢型にへこんでいるところがあって、そこにこの作品が鎮座しています。登ってみないとそこにそんな作品があるなんて分からない。そういう仕掛けが、アルテピアッツアのあちこちにあるんですね。

 バスを降りて見渡せる範囲は、アルテピアッツアのほんのごく一部でしかないってこと。
 いや~いろいろとびっくりでした。

Dsc00351_2 こちらの写真は、小学校の体育館が音楽ホールのようになっていて、そのホールを上から眺めたところ。
 この日はピアノ教室の発表会がここで行われる予定になっていて、ちょうど私が見に行った時は調律をしていました。
 おそらく普段、何もないときは、椅子は取り払われて、ホールにもいくつかある彫刻の展示場になっているのでしょう。

 体育館と小学校の校舎はまずバスを降りた瞬間に視界に入るので、中に作品が展示されているのだろうな、と見当はつきます。小学校の方はあとのお楽しみにして、私はまず野外をまわってしまうことにしました。

 Dsc00352 こちらは、アルテピアッツアの中央に小さな川が流れていて、その川にかかっている不思議な作品。周りに雪が残ってるのがこの写真でもわかりますか。
 後方に見える四角いモニュメントの近くまでいってみたくて、私はアルテピアッツアの奥へと導かれていくのでした。(つづく)
 

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春のToshi Yoroizuka

 先月、4月21日、昨年スイス旅行で同じツアーだったメンバーのお三方と、都内で同窓会をしました。
 六本木のスイス料理店「スイスシャレー」でチーズフォンデュをいただきながら、スイスの思い出話をいろいろと。楽しかったな~♪ チーズフォンデュ、本場に負けないくらい、おいしかったです。

 桜はもう終わっちゃってましたが、その後、六本木ヒルズのスカイデッキで東京の眺めを堪能しました。
 スカイデッキからは東京タワーがドアップで見えて、なかなかの絶景です。
 今は、ちゃんと遠くにスカイツリーを臨むこともできました。

201204211828000_3 で、六本木といえば。
 Toshi Yoroizukaですよ~
 スイス旅行のお仲間を連れて、ミッドタウンのToshi Yoroizukaへ♪

 3時過ぎに行ったらなんと二時間待ちで、相変わらずの盛況ぶりでしたが、近くのカフェでおしゃべりしながら時間つぶし。次はどこに旅行で行こうか、なんて楽しくおしゃべりをしていたら、あっという間でした。

 さて1枚目は苺のミルフィーユ♪ おいしそうですね~
 2枚目はトマトとチーズとバジル、というサラダのようなデザート。私はいつも、このトマトのデザートがあるとこればかり頼んでしまいます。だって、ここのトマト格別なんだもん。
 一口食べると幸せが広がります。
 Toshi Yoroizukaには年2回くらいいっていますが、いつも、感動するほどおいしいデザートがいただけます。
 どんなおいしいスイーツだって、そう簡単に感動はしないものですが、やっぱりここは格別

 3枚目は中からアツアツのオレンジソースで出てくる、いうならばフォンダンオレンジの一品。
 そして4枚目はおなじみ、ゴルゴンゾーラチーズのデザートです。
 おなじみの素材でもいつもいく度に盛り付けが違うし、 YoroizukaのYをあしらった飾りが素敵ですね^^

 こうやっていろんな人といくと、それぞれ写真を撮らせてもらえるので、自分が食べたデザート意外も目で味わえてまたおいしさが二倍、三倍となるのでした。
 
 スイス旅行の同窓会、楽しかったな~
 
 もし、これをご覧になられていたら・・・またぜひやりましょう^^
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