憧れのアルテピアッツア(5)
え~、ちょっと間が空きまして申し訳ありません。足の炎症の方は無事に鎮静化しまして、明日、もう一度病院で見てもらってきます。のど元過ぎれば熱さ忘れる、で、もうすっかりいいのですが、再発防止方策などを聞いてこようかと思います。
で、アルテピアッツア。
記事を書いているうちに、かなり季節は移ってまいりました。夏もまた行こうかな~なんて今は思っています。
廃校になった旧小学校の木造校舎を利用した展示がなんとも趣があって、すっかり気に入ってしまった話を前回までに書きました。
写真を撮ったり、作品は座ったり、触ったり、自由にしていいとのことなので、ちょっと腰かけてみたりしまして・・・あ~いいなぁ。
一人旅なので、座っているところの写真は残念ながらありませぬが、一枚くらい、その辺の人に撮ってもらえばよかったな。
写真の方は、木造校舎内の事務室に置いてある作品。何気にとても気に入ってしまいました。係の人によれば安田侃(かん)さんの作品の中では比較的初期のものだそうです。
安田さんの作品は、今まで見ていただいたとおり、非常に抽象的なものが多いのですが、これは比較的、見て
「なるほど」
と思う作品。タイトルは「アダムとエヴァ」。
・・・写真でわかるでしょうか。女性の胸やヒップの柔らかい曲線が表現されていますよね。「アダム」の方は言わずもがな。
じっくり眺めてしまいました(笑)。
「作品にタイトルがあったのか」
と今さらながら思われた方はいらっしゃいますでしょうか。
私、今までずっとアルテピアッツアを周ってきましたが、作品の近くには、タイトルとか何も表示されていません。係の人にその点を尋ねたところ、安田氏ご本人が、作品にはタイトルなんかなくてもいい、という主義の方らしいです。見た人が見たまんま感じてもらえればいいと。
・・・そういう自由な感じも好きだなぁ。でも作品を管理する係の方々にとっては、名前がないと、管理しにくいので、それぞれ一応、タイトルを付けておられるとか。タイトルを聞いても「???」なタイトルのものが多いんですけど^^
たとえばこちら。
「意心帰 ISHINKI」というタイトルがついています。これだけでは何のことやら、という感じですよね。
ただ面白いことに、安田さんの作品って同じモチーフでも、大きさが違ったり、色が違ったり、それぞれの作品の置かれている場所や風景にぴったり合うように、いろいろな作品が作られているんですが、同じモチーフのものには同じ名前が付けられています。
だから同じ「意心帰 ISHINKI」というタイトルの作品が、実は今まで紹介してきているものの中にもありました。この記事の作品は木造校内の階段の手前に置かれているのですが、もう一つのは屋外にあります。
さぁ、どれだかわかりますか(笑)。
他にも「天秘 TENPI」「妙夢 MYOMU」など、代表的なモチーフがありまして・・・知れば知るほど、興味が湧いて来ます。
(6)へ続く
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