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2012.09.16

世界で一番愛されて生まれてきた

 本日、フジテレビのドラマ、「ビューティフルレイン」が最終回を迎えました。
 これねぇ・・・つい自分の昔を思い出しちゃうんですよね~

 母が病気で寝付くことが多かったもので、小さいころ私は父と二人で出かけることが多かったのです。
 自慢じゃないですが、小さいころは私も、美雨ちゃんに負けないくらいかわいかった(笑)
 父もおそらくは豊川悦司くらいかっこよかった・・・はず(笑)

 まぁ、それで30年後どうなったかというと、父は健在で、私はいい年で結婚もせず、二人で亡き母の墓参りに、本日も行ってきました。
 二人で車に乗って世間話などをしていると、私が美雨ちゃんくらいで、父が豊川悦司くらいだったころと、世間話の内容は変わろうと、少なくとも中身は全然変わってないなぁと思います。

 父の、娘に対する思いというのは、おそらく、豊川悦司とあまり変わらないだろうな。
 そう考えると、娘の幸せを心から願っている父の思いに、私は応えられているんだろうか、とちょっぴり反省したりして。

 仕事もあって、衣食住、不自由ない生活をしているから充分幸せなんですが。
 ろくでもない男ととりあえず結婚して、いろいろと苦労するよりはずっといいと本人は思っているんですが、父はどう思っているのだか。きっと心配してんだろうなぁ。

 自分だけなら、なんとでもなる。
 でも自分以外に愛する人がいると、そんなふうにドライになれないもの。
 
 今のままでも幸せは幸せですが、父の前で胸を張ってそう言えるかというと、それはちょっと後ろ暗かったりするんだよな~

 まあでも、おそらく私も
「世界で一番愛されて生まれてきた」
 のは間違いなく、それだけでもう十分なんだけどな。 
 生まれてきてよかった、と。あなたの娘でよかった、と。
 嫁に行かないのでなかなか伝えるチャンスもなく、娘がブログなんかやってることも知らんと思いますが、とりあえずはここに綴っておこうと思います。

 ありがとう、私の、「父ちゃん」♪

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