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2013.01.06

朝ドラ「純と愛」

 朝の連続テレビ小説「純と愛」を途中から見ています。

 見始めた時はもう結婚してたので、二人がどういう経緯で出会い、愛を育んだのかは分からないのですが、このドラマの脚本家は「家政婦のミタ」そして「女王の教室」を作った遊川和彦氏とのことで。

 両ドラマとも大好きな私としては、途中からでもこれは見逃せません。

 ただ、現在、「純と愛」はかなり不評のようです。

 ちょっと分かるような気はします。
 「女王の教室」のときはひどかったものなぁ。悪魔の女教師に対する批判は強かった。
 ミタさんも、家政婦に入った先の家の子供と心中しそうになるし、子供を殺しかけるし、隣の家を燃やしそうになるし、やりたい放題。

 実は今、「リーガルハイ」という堺雅人主演の弁護士ドラマをネットの動画サイトで見ていたりします。
 堺雅人が演じる古美門(こみかど)弁護士は報酬さえもらえばどんな仕事でも引き受け、引き受けた訴訟では必ず勝つのが信条。
 そこにうざいくらい正義感あふれる若い女性弁護士、黛(まゆずみ)が出てきて、古美門に何かと食って掛かるんですが・・・古美門が黛によく言うんですよね。
 
 「朝ドラのヒロイン女」って(笑)。

 そういう意味ではまさに「純」って「朝ドラのヒロイン」そのものだな~。

 正義感にあふれ、何かといえば「魔法の国」だの「社長になりたい」だのうざいことこの上ありません。
 

 ・・・
 ・・・うん、おそらく分ってて遊川氏は逆手にとってるんでしょうね。この、いわゆる「朝ドラのヒロイン」ってやつを。

 
 「家政婦のミタ」でもそういうキャラクターがいましたねー。ほかでもない、うららちゃん。

 でもミタさんは最終回でうららちゃんに言ってました。
 「あなたの言うことは全部正しい」んだと。

 一見、うざくて、もめごとをいちいち持ち込んで、やらなくてもいいことに首を突っ込んで、事態を余計にややこしくする疫病神。でもそのうららちゃんこそが、阿須田家にふりかかる災いを一手に引き受けていましたっけ。

 純は、この物語の中でうららちゃんになれるんでしょうか。
 想像するに、おそらく純が自分の分(ぶん)を悟っておとなしくなったり、大人になったりすることは、この先もないように思われます。視聴者としては

「いい加減、この女をなんとかしろーーーーーーーーー!!!」

 って感じなんでしょうけれど。私も正直、純を見ていてそう思います(笑)

 でも一見、不愉快で、見る者をイライラさせる役柄が、後半に大逆転するのが、遊川氏の紡ぐ物語です。

 「女王の教室」の阿久津先生も「家政婦のミタ」の三田さんも彼女達の本質は基本的には最後まで変わらない。

 変わるのは見ている側の評価です。負が正に変わるその手法は魔法のようです。

 純もおそらく変わらないでしょう。愛もそう望んでいるし。
 でもこのあふれるほどの正義感、夢と希望をはばかりもなく口にし、観ているこちらを不快にさせる押しつけがましいキャラクターの純に、どんな魔法を遊川氏は使うんでしょうね。

 まだまだ期待してますよ~、私は。

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