お弁当作りが楽しいなんて~♪
二つ前に「ランチ革命」という記事を載せました。
今年の4月から、主にダイエット目的で、ランチにお弁当持参を始めましたが、5月に入り、連休後もお弁当作りは続いています。出張と、一週間に一度は友人と外へランチへ出かける日があって、それ以外はお弁当を持って行っています。写真は昨日のお弁当です。おかずは野菜の肉巻。
自分でも意外なことに・・・お弁当作り、楽しいです。
なぜ? 中学と高校、親にお弁当を作ってもらえなくて自分で作らざるを得なかった頃はあんなに嫌でたまらなかったのに。作るのが面倒で、コンビニのおにぎりにもずいぶんお世話になったっけ。それなのに。
我ながらとても不思議なので、今日のブログではその理由を考えてみます。
①自分の弁当だから。
自分で自分の弁当を作るのは、開けたとき、中が何かは分っていてサプライズはありません。だから張り合いがなく、つまらないだろうと何となく思っていましたが・・・
逆に、自分の弁当だったら何を入れてもいい。
これが子供の弁当だったり、夫の弁当だったりしたら、見た目が悪かったり、バランスが悪かったりしたら、嫌がれるんじゃないかと気を使わなきゃいけないじゃないですか。何日も同じおかずが続いても文句言われそう。でも自分のお弁当なら別に、面倒ならば毎日同じでもいい。
当初、私は、とにかく弁当作りを続けるために、ノン調理を心がけました。
お弁当作るっても詰めるだけ。
それなら続けられるんじゃないかと。
そんなことができるのも自分のお弁当だからこそです。
そして弁当作り二ヶ月目に入った今、少し、ポリシーが変わりました。
自分が食べるんだからもうちょっとおいしいものをいれたいなと。
最近はスープも持っていくようになりました。デザートにバナナを持って行ったときも楽しかった。
そうやってだんだんグレードアップしていく。
明日は何を作ろうか楽しみになる。
普通とは逆で、最初は手抜きでだんだん凝るようになるわけです。面白いですよね。
②一人暮らしだから
でも、自分のために自分の弁当を作るから楽しいだけだったら、学生の頃だって同じだったわけです。
当時と今の違いは何なのか?
・・・これはあくまでも「私」個人の話なのかもしれませんが・・・
親元を離れ、一人暮らしを始めて私はもうかなり長くなります。
一人暮らしを始めた当初も、寂しいとはほとんど感じませんでした。
人に煩わされなくていいのが、何よりうれしかった。洗濯も一人分、食器洗いも一人分。小さいながら自分のお城。お風呂も好きな時に入ればいいし、好きなだけ寝るのも自由。
まるで、本当の自分に還ったようでした。
それまでも、別に誰かに気を使って生きてきたとは思っていなかったのですが、意外と家族と住んでいても、当たり前ですが、相手に気を使っているもので。そういうものから全部解放されて、何でも自分で決めていいことになったとき、本当の自分の人生が始まったような気がしました。
それから幾年月。そのまま、親元に帰ることもなく、今でも一人暮らしを満喫しています。
誰も私のために何かをやってくれはしませんが、私も私の分だけをすればいい。
この自由さが大好きなんですよね。
だから・・・まあ結婚とかありようがないわけで^^; そもそも病気の時や具合が悪い時はなおさら人にかまってほしくなくて、一人でいたくなる性分です。 基本的に自己完結しているのが好きなんでしょう。
というわけで、昔、親と暮らしていた当時は、弁当ったって、自分の弁当用にちょこっと何か買ってきて、ちょこっと何か作らなくてはいけませんでした。面倒でしょうがないです。
今は違います。ごはんを炊くのも、買い物に行くのも、1日のトータルの家事の一環ですから、お弁当のために何か特別なことをするわけじゃない。
いえ、正確にいうとちょっと違うのですが。
お弁当を作るようになってからは、炊事全般がお弁当を中心に回るようになりました。その意味では「お弁当のために」特別なことをしているのは確かなのですが、炊事全般をそれに合わせてしまったので、他で特別なことをしなくなった。
どういうことかというと・・・
・朝、お弁当のために、御飯が炊けるよう、夜セットしておく。
・朝は、お弁当を詰め、炊き立てのご飯と納豆で朝食。
・昼、お弁当。
・夜、ダイエットのため、晩御飯は置き換えのダイエット食品(オルビスのプチシェイクにしています)。朝のためにお米をといで、炊飯器にセット・・・
そういうサイクルに今はなっています。
おかずも作れるものは夜、作っちゃってます。そうすると朝はつめるだけですから楽。
お弁当用に作ったものの余りがあれば、それを朝ごはんとして食べたりもします。
何を作ろうか考えるのはお弁当だけでいい。朝と夜は決まってますから。
夜も、以前は出来合いのお弁当を買って帰ったり、外食したりしていましたが、それも少なくなりました。
朝と昼、しっかり食べるから夜は別にプチシェイクでいいやと。
夜は朝や昼よりもしっかり食べるものだと考えていた価値観が変わりました。これもお弁当効果なんでしょう。もともとダイエット目的ですから、願ったり叶ったりです。
おそらく一人じゃなかったらそんなこともできないだろうな。
自分がどうするのが一番自分にとっていいのか。それを考えることが楽しい。
こういう考え方ってちょっと変わってるのかな・・・
ともあれ。今夜も明日のために炊飯器をセットしました。おかずも大体決まっています。付け合せの人参はすでにレンジにかけて出来上がっていますから、明日の朝は、メインをちゃちゃっと作って詰めればいいだけ。
炊いたご飯は、2日間分くらいあるので、明後日のお弁当には炊き立てのご飯を持ってはいけないため、いつも木曜日は麺の日と決まっています。木曜日はパスタだな・・・おかずは何にしようかな。
あ、お弁当作りが楽しい理由がもう一つあった。
③昔よりお弁当に使えるおかずが増えた。
冷凍食品だってたくさん種類がありますし、豆やかまぼこや煮物や玉子焼きだって今は打ってますからねー。
中には冷凍庫から出してお弁当に入れるだけで、昼には食べられるおかずだってたくさんあります。
買ってきてつめるだけなら、楽に続けられる。
ただ、自分で作る方がどうしたっておいしいから、自然と作るようになるんだなー、これが。ないから作らされるのは嫌でも、作りたいから作るのは楽しい。不思議なんですが、人間の心理ってそんなものなんですよね。
子供の頃、やらされてた勉強は楽しくなかったけど、大人になってからする勉強は楽しい。そういう経験がある方がいれば、それと同じ、なのかも。
これからもお弁当作り、頑張ります。
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Comments
弁当作りも、自分のためから、好きな人のためになるといいですね。
いずれにしても、楽しんで作るのが大事では!
Posted by: | 2013.05.18 00:46
好きな人には当然ですが、他の誰かのお弁当を作るのだとしたら、あまりものや冷凍食品などは入れられないので、あまりやりたくないな~というのが、正直なところです。
誰かのために何かをすることは、経験上、私の場合は大体「余計なお世話」になっちゃう^^;
それがいわゆる「片思い」の切ないところです。
だって、イメージしてみてください。
自分があんまり好きじゃない人から「お弁当作ってきたの。食べてね」とか言われたらうざいことこの上なくないですか^^;
そう思われるのがつらいので、何でも「人のため」ではなく「自分のため」が一番いい。
その方が相手の負担も軽くて済みますから。
Posted by: BUBI | 2013.05.20 21:07
私も4月に弁当箱を買って、週2~3回持っていっています。ウチはご飯を炊くのが2日に1回なので、ご飯を炊いた日の翌朝、ご飯と生協のパック総菜1品(とプチトマトか茹で野菜)を詰めていくだけなのですが・・・誰かのための弁当ならコレはないかな。(^^ゞ BUBIさんは私よりも一歩先を行っているようですね。いいな~。
Posted by: nacchi | 2013.05.25 07:20
おお、nacchiくん、お弁当仲間ですね~
最近、ごはんが余りがちになってきたので、今日、電子レンジで一膳分、ごはんを炊いてみました。
ばっちりできましたよ。
これができれば、ごはんのあまりに悩まされることもなく、炊きたてのごはんをお弁当に持って行けそうです。
あと、週に一度はパスタの日を作っています。
作ったお弁当はいつも写真をとってるので、今度会ったら見てやってください。
Posted by: BUBI | 2013.05.25 19:58