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2014.05.08

オランダ&ベルギー2014 その③

Dsc00658 5月初旬のアムステルダムの街には、あちこちに薄黄緑色の葉っぱのようなものが舞っていました。何かと思ったら、これはポプラの種、なんだそうです。葉っぱのようなものの中にポプラの種が入っているんですって。写真を撮ってくればよかったな。このポプラの種が車にくっつくとたいそう汚い、と現地ガイドさんが実感のこもった話をされていました。アムステルダムのガイドさんは日本人でアンネ・フランクの記念館(アンネ・フランクハウス)に入るまでの1時間やバスでもいろいろな話をしてくれました。

 オランダでは大麻が合法だそうで。オランダでは「coffee shop」というお店に入るとそこは大麻の喫える場所なので入らないように、とのこと。大麻が喫えるからとオランダに移住を希望する人も多いそうで、今はオランダに移住するためには「ちゃんとオランダ語を理解できること」など規制があるそうです。ちなみに大麻はお酒やたばこ、コーヒーよりも作用が低く、習慣性もないのだとか。いえ、これは伝聞なのでホントかどうかは皆さんも自分で調べて下さい。
 こういうことを含め、何にしても自己責任の国。ネットで調べてみると安楽死や売春もオランダでは合法だそうです。すごい。こんな国もあるんだ。
 オランダで車を買うとものすごい割合の税金がかかる、という話もびっくりでした。ただでさえ、消費税が食料品は6%ですがそれ以外は21%だというのに、その上環境税的な自動車取得税が付加されて、車そのものの値段と同じくらいの税金を払うこととなるようです(詳細は車の種類や諸条件によって税率が違うようなので割愛^^;)。

 日本の渋谷のスクランブル交差点には、外国人が来るとあまりの人の多さに驚くという話をよく聞くので、海外であれほどの人混みに合うことはないのだろうと思っていたのですが、アムステルダムでは認識を新たにしました。通勤時間帯なんかすごい人混みです。前の記事に書きましたが、とにかく車の渋滞もひどいので、そのせいか自転車を使う人が多く、路上駐輪も目立ちます。
「あら、日本みたい」
って思いました。自転車は自転車専用道路が歩道の脇にくっついていて、それはドイツと同じでしたが、アムステルダムでは自転車に乗っている人をずいぶん見かけました。歩行者と交差することがあっても自転車は止まってくれないので、行かれる方はご注意を。
 それと歩きタバコをしている人も多いです。道路は一昔前の日本みたいに吸い殻だらけ。日本はここ数年で路上喫煙もずいぶん規制が進んできましたし、ポイ捨ても減ってきましたから、ずいぶん懐かしい感じです。
 過去、パリ、ロンドン、プラハ、ブタペスト、ウィーン、ザルツブルグ、古くは香港、シドニー、シンガポールなどいくつかの町を見てきましたが、アムステルダムほどこんなに短い間でも「文化の違い」を感じた経験は初めてだったので少し驚きでした。本当に、見たことのない、来たことのない国に来た、っていう感じ。
 もちろん、歴史の古さではピカイチのプラハや、日本人観光客だらけで町歩きに疲れたらそのへんにある教会に入って一休みできるパリ、地下鉄に乗って気軽に移動できるブタペスト、それぞれ面白かったですけども「異文化」を体感できるのはまた違った楽しさがあります。
 ああ、それと。おかしな話ですが、やっぱりハウステンボスって「オランダ村」なんですね。あちこちで「どこかで見たような…」と思うとハウステンボスで見たことのある景色でした。本場のホテルヨーロッパも外観だけ見てきましたよ。写真ではわかりにくいですが、一応アップしておきます。
Dsc00659


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