オランダ&ベルギー2014 その⑥
ベルギーでの宿泊は首都ブリュッセルで。
ブリュッセルは東京駅近辺のようなスタイリッシュな都会です。
世界で一番美しい広場という触れ込みの「グラン=プラス」は世界遺産にも登録されています。
私は個人的に、プラハの旧市街広場とつい比べてしまって『そっちのがすごかったな』なんて思ってしまいましたが…
でも、グランプラスの近くにあるアーケードはすてきでしたよ。3日目の夜はこのアーケードを通り、ちょっと横に入ったところのレストランでボールいっぱいに出てくるムール貝の白ワイン蒸しをいただきました。
あとこちらが小便小僧。服を着せられてるのでイマイチ分かりませんが。
ヨーロッパにはゴールデンウィークというのはないらしいですが、訪れた日は広場はたいそう賑わっていました。小便小僧の前はものすごい混雑。写真撮るのも大変でした。
5月4日は町ごと世界遺産のブリュージュと「フランダースの犬」に出てくるアントワープへ。ブリュージュは本当に美しい町でした。ドイツのローテンブルグの私の中では1位ですけど、その次かな~。ベルギーではマロニエの花が満開なのをよく見かけました。白とピンク、どちらもすてきです。
アントワープは港町でちょっと新潟に似ています。町の中心にあるノートルダム教会に、ネロが最後にその絵の前で亡くなったというルーベンスの絵が飾られています。この地域は「フランドル」という名で、だから「フランダースの犬」。教会の前の広場にはトヨタが寄贈したというネロとパトラッシュの記念碑がありました。
バスの中で添乗員さんから「フランダースの犬」を知らない人のためのフランダースの犬のあらすじ解説があったのですが、日本人であの話を知らない人っているんでしょうか。日曜日の7時半にカルピス提供の「世界名作劇場」でやっていたアニメを、私は、ちょうど自分が子供の頃に見ていたから刷り込みされてるだけで、今の子供達は知らないのかなぁ。そして私よりも上の世代も。
私には「フランダースの犬」「アルプスの少女ハイジ」「あらいぐまラスカル」あたりは、人生の最初に刷り込みされたというくらいの原点でして、やはり「ネロが見たかった絵」なんて言われると一段と思い入れが深くなってしまいます。
というかそもそも「フランダースの犬」って実話なの? ウィキペディア情報によると、イギリスの作家による創作なんですが、添乗員さんの「ここでネロが亡くなった」なんて言い方がまるで実話のようで勘違いしそうでした。
実際にある事物を元にしたフィクション、というのがどうやら正しいようです。だからネロが生まれた町もある。アロアに当たる少女も実在したらしい。そしてアントワープも当然実在し、ネロが見たかった絵もここにある。、物語の舞台、昨今の言い方ではいわゆる「聖地」ってことですね。
懐かしいな。なんだかもう一度「フランダースの犬」を見直してみたくなりました。和製「フランダースの犬」の「スノープリンス」でもいいけど(おい)。
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