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July 2014

2014.07.27

poem(107)

日曜の昼下がり

最近は毎日 あまり物を考えず
目の前のことに追われて時間だけが経っていることに気が付く

昔はもっといろんなことを考えていたはずなのに
人類の未来とか

こうして何も考えなくなって
人は年をとっていくのだろうか

なんだか怖い

「アルジャーノンに花束を」という小説を思い出した
知能指数が一時的に一気に上がるけれど
また元に戻っていく主人公の一人称の小説
知能指数が上がるといろいろなことが理解できて見えてくるけれど
下がると何も分からない世界に戻っていく

見えていたものが見えなくなる・・・
分っていたことが分からなくなる・・・
その恐怖
でも最後はその恐怖さえ分からなくなって消えてしまう
自分が何を考えていたかさえ思い出せなくなってしまう

自分もそうなるんだと思うと
とても怖い

でも
そうやって私たちは日々
死に向かって歩いていくのだろう

まだ見ぬ未来を想像して不安になり
死を恐れることがなくなるように

ならば
恐れてはならないのかもしれない

今日という最後の日に
できるだけのことを
未来の自分のために残していくことしか
私たちはできないのかもしれない

生きてみようか

「今日」という最後の日を
ただひたすら
未来の自分のために
未来の私たちのために

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2014.07.26

皆さんは蓮子さんを応援したいですか?

 朝の連続テレビ小説「花子とアン」を見ています。
 最近はずっと「純と愛」「あまちゃん」「ごちそうさん」と見ていて、「花子とアン」もその流れで。
 8:00スタートになって見やすくなったのもあります。

 ただ、見ているからと言って「気に入っている」かというと実はそうでもありません。
 今週の展開にはどうももやもやしてしまって。
 見ているみなさんはどう感じているでしょうか。

 「花子とアン」には、主人公の花子の腹心の友として、華族のお嬢様である「蓮子(れんこ)」という女性が登場します。
 この人は実在する人物で、ドラマのエピソードももちろん脚色はされているのでしょうが、おおむね事実にそった形でストーリーが進んでいます。

 蓮子さんは、年の離れた九州の石炭王と家庭の事情から愛のない結婚をしました。
 しかし、のちに知り合った若い男性と駆け落ち。
 それが新聞沙汰になり、連れ戻されるのを恐れて、身を隠してひっそり暮らしていました。
 そして、今週になって、二人の間には子供もできました。

 まだ石炭王も、蓮子さんの実家も、蓮子さんを必死で探しているというのにな。
 
 私が石炭王だったら、駆け落ちされたあげくに相手の男と子供までこさえてるなんて絶対許せない。
 
 誰かを不幸にして自分だけ幸せになる、なんて自分勝手なこと許されないでしょ!、と。

 人には幸せになる権利はあります。
 蓮子さんだって幸せにはなっていい。
 でもそれは、家のためとはいえ結婚したのだから、石炭王との生活の中で幸せになる努力をすべきだったと思うのですよね。

 いえ、いろいろ努力はしたけど無駄だった、とドラマが言いたいのは分かります。
 でも、それならなぜ「石炭王」の人柄を、もっと極悪人ぽく書かないのかな。

 ドラマの中では石炭王は、蓮子さんを愛しているけれど、蓮子さんには愛してもらえずに苦しむ男性として描かれています。
 私はどっちかというと石炭王の方に感情移入しちゃうんだよなぁ。

 ドラマでは蓮子さんだけでなく、花子も妻帯者に恋をして、そしたらその妻だった人が都合よく死んでくれちゃって、愛する人の後妻にちゃっかり収まるのですよ。
 そんな都合のいい話ってあるんですかね。

 なんか「人生」をなめてる気がしてむかむかしてしまいます。

 もしかするとこれは嫉妬かもしれません。
 好きな人がいたってうまくいかないことが多いのだし、好きな人と結婚したってうまくいかなくなることは多い。
 人生は望みどおりになんかいかないものです。
 本当に自分が望む人生にならなくたって、私達は自分の手に入る人生の中でささやかな幸せを探しながら生きているのではないのかしら。

 夢は誰もが望んだとおりかなうものじゃない。
 かなえようと努力したとしても。
 でもかなわなくても・・・いつしか人はその夢を越え、新しい何かをその人生で見つけるもの。
 そういうもんでしょ、人生って。

 まあ所詮ドラマなんだから、都合よくいろんなことが運ぶのにいちいちカリカリするのもどうかとは思いつつ・・・

 誰かの犠牲の上に成り立つ幸せって、見てて気持ちよくないです。
 どうしても私は蓮子さんを応援する気になれません。

 でもドラマはそうは書かない。蓮子さんを許し、守ろうとする。

 それが普通なの?
 私はどうしても納得いかないです。
 他の人はどうなのかな~?

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2014.07.25

服薬5日目

上147mHg 下83mHg

140台後半だな~

初日は133まで下がって喜んだのに。
でも飲まないと150台~160台だから効果は出てるのかな。

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2014.07.24

服薬4日目

上149mHg 下94mHg

あら、高い。
薬を飲み始めた最初の、劇的な改善は、一時的なものだったのだろうか。

昨日は夜、測るのを忘れて寝ちゃいました。
寝る前に測ろうとすると測りそびれるので、今日は仕事から帰ったらすぐ測ろう。
それはそれで高くでそうだけど^^;

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2014.07.23

服薬3日目

 上141mHg 下76mHg

 シャワーの後、測ったのでその影響もあるかな。
 でも相変わらず140以上か・・・薬増やされちゃったらどうしよう^^;

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2014.07.22

服薬2日目

上144mHg 下81mHg

ありゃ、今朝は上が高止まりだなー。

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2014.07.21

服薬1日目

 アジルバ20mgを服薬して1日目。
 朝晩、血圧を測っていますが、まだ飲んでいなかった昨日の朝はこれくらいありました。

 上163mHg 下91mHg

 測り始めて明らかになったのですが、私はどうもいわゆる「早朝高血圧」という奴みたいで、夜よりも朝のが血圧が高く出る傾向がありました。

 で、アジルバ20mgを昨日の朝食後に飲み、今朝の血圧はというと・・・

 上133mHg 下81mHg

 おお~下がっている。
 薬って効くのねぇ。
 いや、効かないと服薬してる意味がないので、当たり前ではありますが、劇的な効果です。
 
 実は祖父の兄弟の子供、という遠い親戚に、脳卒中で体が不自由になった方がいまして^^;
 一人暮らしだし、そうなったら誰も助けてくれないものな・・・
 健康には自信があったのですが、こりゃ仕方ないです。幸い、効果もあるようなので、アジルバ続けよう。

 昨日ちらっと書きましたが、毎月通っているクリニックの医者には

「薬、飲みたくないんですよね。だって一度飲んだら一生飲み続けなくちゃいけないのでしょう?」

 と本音を話しました。医者も強制はしないけれど、「脳卒中になりますよ」と言った、というのは昨日書いたとおり。そのあとこう言っていました。

「脳卒中になるのと、1日1回薬飲むのとどちらがいいですか」
 
 そりゃ薬飲んだ方がいいです(-_-;)
 というわけで最終的には服薬は自分で決めたわけですが、その後の会話。

私「年も年だからしょうがないか~」
医者「年貢の納め時ってことですかね(にっこり)」

 医者嫌いは基本、変わっていないのですが、一応
「薬、飲みたくなかったんだよなぁ」
 という私の気持ちを汲んでくれたようなので、少しばかり、この先生のことを好きになったような気がします。

 
 医者ってのは、患者の「生殺与奪」を握っているわけで、それにしちゃ横柄で、面倒くさがりで、こちらをパターンにはめようとし、よく調べもしないくせに「○○」と決めつける。
 「どうせあんたたち、説明しても分からないでしょ」
 ってのが見え見えで、説明を受けてても、患者を見下して、馬鹿にしてるのが伝わってくる。
 そのくせ最近は「自己責任」の名の元、何かあっても責任取る気なんかありゃしない。

 私は13年前に亡くした母が病気がちだったものですから、「医師」という職業の人との関わりは長いのですがど、どうも「なめられてる」イメージしかないんです。
 
 でもそう決めつけてかかっては、患者を馬鹿にしている医者と私も同類ですわね。
 少ないかもしれないけど、患者のことを本当に思っている医者も確実にいる・・・のかも。

 じゃあ、少ないかもしれないけど、国民のことを本当に思っている政治家もいるのかも・・・いてほしいな~

 ちょっと話がずれましたが、アジルバ錠の効果にびっくりした服薬1日目でした。

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2014.07.20

ついに・・・

 昨日、毎月通っている診療所に行って、血圧手帳を提出しましたら、ついに「降圧剤」を処方されてしまいました^^;
 あ~ついにきてしまったか~
 飲みたくなかったんだけどな・・・

 ネットを見ると、降圧剤の副作用や薬を飲む必要はないとかいっぱい情報はある訳で、私は常々、「患者よ、ガンと闘うな」の著者、近藤誠医師の著作を愛読していますし、薬とか健康診断とかにはかなり懐疑的なんですが・・・

 なんですが、自分で測った毎日の血圧が、ほとんど150を下回ることがなく高いときは170台をたたき出すというありさまになっていては、さすがに
「ちょっとやばいかも」
 と思いますわな。(ちなみに下は80~90)
 ネット情報によれば、血圧というのは年齢+90が適正だと言われます。そこまでは薬飲まなくていいみたい。
 年を取れば、血圧が上がることも生命維持に必要なことのようです。

 しかし、私の今の年齢で160ってのは、それで調べても高い^^;;;;;
 
 医者は降圧剤を強制はしないのですが、「脳卒中になるよ」とは言われました。
 まあ、医者の言うことなんて眉唾で、信じられるのは自分だけと思ってますから、それをそのまま信じたわけではありませんが、さすがに、やはり・・・

 ちなみに私の母は若いころから高血圧に悩まされていました。体質もあるんだよな。
 亡くなったのは乳がんでしたけど。

 高血圧が体に悪いのはいろいろなデータもある「事実」であることには違いなく。
 
 しょうがない、飲むかーーーーーー

 処方された薬はアジルバ20mgというものです。
 降圧薬としては最新のお薬で、ジェネリックは出ておらず。
 副作用もありますが、それは血圧が下がることによるふらつきのようです。

 まあちょっと飲んでみますわ。
 血圧って高くても、別に日常生活には支障ないので、下がっても実感は全くないと思うのですが、飲んで少し様子を見てみたいと思います。  

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2014.07.14

ドイツ優勝! おめでとう♪

決勝戦はアルゼンチンとの対戦になりました。
延長の末、1-0でドイツの勝ち。
クローゼに代わって入ったゲッツェが決めてくれました。やったね♪

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2014.07.09

W杯サッカー2014でのドイツの戦い(その2)

 その1ではグループリーグで2戦終わったところまで記載しました。
 その後のドイツの戦いは、まずグループリーグ最後のvsアメリカ戦は1-0で勝利。終わってみればグループリーグ1位抜けでした。
 決勝トーナメントに進み、初戦はアルジェリアと。延長戦までもつれ込みましたが2-1で勝利。
 準々決勝はフランス、前半に上げた先制点を守り切り、1-0で勝利。
 決勝トーナメントでもコロンビアのハメス・ロドリゲスとかブラジルのネイマールとかアルゼンチンのメッシとかが派手に取りざたされる中、相変わらず地味で、ノイアーのスーパーセーブばかりが話題になるドイツですが、着実に勝ち上がるその実力はさすがです。
 アルジェリアやフランスには負けないと信じてたわ。

 一方、ハメス・ロドリゲスのコロンビアとネイマールのブラジルは準々決勝で対決。
 準々決勝はこちらのカードが私としても注目でしたが、結果はブラジルの勝利。
 でも、なんとこの試合でブラジルのエース、ネイマールが脊椎骨折で今大会の出場は絶望的となってしまいました。

 ブラジルとは過去、日韓W杯の決勝で当たりドイツが負けています。
 その雪辱戦ってことで、決勝トーナメントの組合せを見た時から、今大会では準決勝でブラジルに勝って決勝へ進んで欲しいと願っていました。

 その意味では準決勝の相手がブラジルなのは予想通りの展開でしたが、相手のエースが負傷で不在という事態には少々複雑です。
 でもな~。今回はブラジルがホームですからね。
 ネイマールを欠いて、逆に結束力を増し、ネイマールのためにも、という意気込みで来るかもしれません。油断禁物。
 相手がどうだろうと、自分達ができる最高のパフォーマンスで戦う。それでこそ我がドイツです。

 という勝負の一戦。
 ドイツにとっても大事な一戦となりました。
 始まる前はまた0-0で延長やPKでドイツが辛勝くらいになるんじゃないかと実は思っていたんです。
けっこうそう思っていた人、多いのではないかな。

 ところが、日本時間で7月9日AM5:00からスタートした試合では、予想もできない展開になりました。
 まずは前半11分、コーナーキックからミュラーが先制。
 これはすばらしかったな~
 先制したドイツは強い。この1点を守れれば勝てるので、ほっとした瞬間でした。

 しかしその12分後。ミュラーのパスから今日スタメンのクローゼがシュートを決めます。
 この前のフランス戦でもクローゼはスタメンで出ています。いやぁ、クローゼってコートジボアールのドログバ的位置づけなのかと実は思ってたんですよ。ピンチの時にやってくるヒーローね。
 でもそうじゃなくてスタメンで使ってくるレーヴ監督の意図の深いところは分かりませんが、私は単純におなじみのクローゼが活躍してくれるのが嬉しい。
 シュールレみたいな若いストライカーの活躍も嬉しいけど^^
 クローゼはこれで、W杯通算得点記録で1位となりました。
 やったね♪

 2点も入ったらさすがにブラジルはきついです。
 それで緊張の糸がプッツリきてしまったのか、その後、ブラジルはどんどんボールを奪われ、立て続けに3点をドイツに献上。
 5点目が入ったのが前半29分でしたから、もうこの後何点入るのか見ちゃいられない試合になってしまいました。
 とりあえずゴールラッシュは5点で終わり、後半に続く、となったので、ほっとしましたけども。

 5点か・・・
 1点では分からない。2点でかなり有利、3点あればまあほぼ勝利確定(だけどまだもしかするともしかする)、リードが大きくなればなるほど、確実な勝利に近づくのは確かで、でもさすがに5点なら。いわゆる「とどめ」ですな。
 さすがはドイツ。息の根を止めるまでは徹底的にやる。
 その油断のなさが嬉しいです。

 後半も取れる時は点をを取ってくる。
 ノイアーだって簡単には点をやりません。
 2点を追加し、後半のアディショナルタイムで1点はブラジルに取られ、7-1で終了しました。
 ゴールキーパーのノイアーだけでなく、もともとドイツは守備も強いチームです。1点を守ってしのぎきるゲームだってしてきました。おそらく決勝はオランダ、アルゼンチン、どっちが出てきてもそういうゲームになるでしょう。

 7点も取られて6点差じゃブラジルもぐうの音も出ませんわね。
 ネイマールがいなかったから負けた、そりゃそうかもしれませんが、そう言われるならそのとおり、だから7点もいただきました、という話。
 この完全勝利ぶりにしびれます。

 この試合がある前にネイマールの負傷シーンなどをテレビのスペシャル番組で何度か見ました。
 バスケットマンガですが、かの桜木花道くんも背中を負傷して、リハビリにかなり長い時間がかかっていたな。
 ネイマールは全治4週間ですから、比較したらたいしたことはないですが、ぜひ誰か日本のコミック、「スラム・ダンク」をネイマールに紹介してあげて欲しい。
 花道くんが負傷した後、次の試合で湘北はうそのようにボロ負けしちゃったんですが、それも今回のブラジルチームに重なります。
 それでも・・・必死で練習してきたことがリハビリの期間でまたやり直しになってしまっても・・・
 花道くんはくじけずにまたバスケを続けたことでしょう。

 ホームで優勝できなかったのはドイツも同じ。
 勝負というのはそういうものです。
 また4年後、ネイマールやハメス・ロドリゲスに会えるかと思うと、ちょっと気が早いですが、次のW杯も楽しみになってきました。

 が、まずは今大会でドイツにてっぺん取ってもらいましょう。あと残り1戦。
 がんばれ、ドイツ!!

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2014.07.06

酒と泪と男と女

 都議会でのヤジに関するニュースが話題となっていますね。

 女性議員が晩婚化対策について発言していたところに
「早く結婚した方がいいんじゃないか」
 などというヤジが飛んだとのこと。夕刊フジのこちらの記事によると、女性議員が少子化対策を議場で発言すると「お前が産め!」とか言われるのはお約束とのことです。

 ・・・う~む。やりきれませんな。

 少子化ってそういう問題じゃないでしょうに^^;
 そんなこと言ってる奴ばかりの国だから、少子化でどんどん人口が減って、滅びてもしょうがないんじゃないの?と思えてきてしまいます。

 あんまり男だ、女だ、ステレオタイプ的に語りたくない思いはあるのですが、昔から「男と女の間には暗くて深い河がある」なんて歌もありまして、やっぱりどこかこの「性差」って、相容れないものがあるような気もします。

 てか「性差」だからっていうことに限らないのか。

 人って自分と違うものに対して、差別的な発言をしたり、責任転嫁したり、そういうことをして優位に立とうとする性質があるんだよなぁ。

 それって人間の愚劣で情けない性質の一つで、それをなんとか知恵と理性によって、「自分さえよければいい」という油断すればすぐに顔を出す身勝手な意識を抑え込み、自分だけではなく、多くの人の、つまり「公」にとって一番いいと思える政治を行っていくための・・・そう、政治家ってそういう人たちなんじゃないの?と。

 なのに、いつからか、政治家ってのは、利己的で、自分勝手で、自分の利益だけを考える生き物の代名詞みたいなことに。

 もちろん、そんな人たちばかりではないと思いますし、そう信じてます。
 そうじゃないとほんっとやりきれない。

 だからこそ、政治家ならなおさら、女性に対してそういうことを言うのは許されないのです。
 てか、じゃあ男性には言ってもいいのか、と。誰に対してなら言っていいのか、と。
 当たり前ですが、誰に対しても言ってはいけないでしょ。

 少子化に対して「お前が産め」なんて言ってたらおしまいじゃないの。それで済むならほんっと政治家なんていらない。そんなこと言う人は政治家の資格ない。

 タイトルの「酒と泪と男と女」という歌が脳裏をよぎりました。

 
 まーいろいろと世の中にはやりきれないことが多いですな。
 それを一緒に手を携え、癒しあうために、男がいて女がいる。
 あまりにも理想に過ぎるかもしれませんが、私はそんなふうに思います。やりきれないことを相手のせいにせず、互いを認め合い、難題には共に立ち向かう。
 そんなふうに生きていけないものでしょうかね。

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2014.07.03

poem(106)

「透明人間」

透明人間になりたかった

誰にも叱られたくなかったから
誰にも怒られたくなかったから
何をやれ、あれをやれと言われ
言われたことができないことで
また怒られたりしたくなかったから

誰も私を構わないで欲しい
私を一人にしておいて欲しい
私を見ないで
私に話しかけないで

そう思っていた子供の頃を最近よく思い出す

私は今 憧れていたものになれた
社会の片隅でひっそりと一人で暮らし
休みの日は誰とも話さずに1日を過ごせる

とても嬉しい 
とても幸せ
私がここにいたことを誰も知らないなんて…ね

え?
さみしくないかって?

うん、さみしくないよ
だってずっと憧れていたんだもの
「透明人間」

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