夏はウニ、冬はカキ
昨年10月から仙台勤務になり、早や11ヶ月。
思い起こせば、昨年の今頃、当時住んでいたさいたまから仙台へ突然の転勤を言い渡され、9月後半は死ぬ思いの引っ越し準備。
たかだか一人暮らしの引っ越しが、あんなに大変なものだと思いませんでした。
10月に仙台にきてからはいきなり風邪をひいてなかなか咳が止まらず、回復してはまたぶり返すという有様で、寒い間はずっと調子が悪く、せっかくだから行こうと思っていたスキーも一度も行けず…最初の半年はあっという間に過ぎ去りました。
暖かくなってくると体調も回復し仙台という土地にかなり馴染んできました。仙台には牛タンのお店もたくさんありますが、ラーメン店やカフェもたくさんあります。行きたかったお店もいくつも巡り、自転車で行き来して中心街の地理にもだいぶ詳しくなってきました。
七夕に雀踊り。仙台名物もチェックできましたしね。
しかしながらここ、仙台に住むことのメリットは日々の仙台ライフもともかく、やはりちょっと足を伸ばすだけで、関東ではあり得ない海の幸に出会えることにあります。
冬はなんといってもカキ(牡蛎)。
沿岸地域には「かき小屋」というのがあって、カキの養殖をしているすぐ近くで、獲れたてのカキを食べ放題で提供してくれます。
獲れたて、というか海から引き上げたそのまんま。バケツかなんかに入ってるカキを鉄板にざーっと並べてフタをして蒸し焼きにしてくれます。火が通った頃にフタをとってくれるので、客が自分で専用のナイフでカキの殻をあけ、レモンを絞って殻から直接いただきます。
東北のカキって身が大きくてぷりぷりで、とってもおいしい。レモンだけでカキだけをあんなにたくさん食べるなんて想像できなかったんですが、おいしいのでできちゃうものですねー。
多分、関東に戻ってもあんなにおいしいカキをたらふく食べるなんてできないでしょう。
で、その夏バージョンがウニです。
いえ、ウニはさすがに食べ放題ではないのですが、関東では普通に暮らしているとまず出会う機会がない「生ウニ」がたっぷり乗ったウニ丼を先日、堪能してきました。
夏以外にも「キラキラ丼」自体はずっとやってるんですが、やっぱり夏のウニ丼が一番人気のようです。
ウニって実は私、かなり苦手でした。だって変なにおいしませんか。
なのに、生ウニは全然そういう生臭さがないんですよ。
まさに三陸でしか食べられない味。美味いです。ああ、関東の友人たちに食べさせてあげたい。
夏はウニ、冬はカキ。
仙台から沿岸までは車で概ね1~2時間でいけます。高速バスも出ています。(仙台-南三陸さんさん商店街が2時間)
仙台まで来たらちょっと足を伸ばして、ぜひ味わって帰ってください。
また来年も食べたくなること間違いなし♪
« 仙台七夕祭り | Main | 薬、変わりました »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 私の「また行きたいホテル」ランキング(2020.09.21)
- そうだ! 物産館へ行こう!(2019.09.08)
- 仙台七夕まつり2019(2019.08.13)
- 2019年の始まり(2019.01.02)
- すごいぞ、郡山(2018.10.22)
Comments