不安
牛乳は体に悪い、飲む必要はない、と言い切ったかかりつけの内科医師。
もう一度ネットで「牛乳=害」説を見てみたんだけど、ガセっぽい記事しかヒットしない。
ほんとにホントなのかな~
いえ、以前から「買ってはいけない」の記事ではないけれど、何でも度を過ぎれば体に良くないというのが、こういう類のガセネタの結論。
たとえば「水」だって「味噌」だって「塩」だって、全て摂り過ぎれば体を破壊するのは確か。そんなのなんでも言えちゃうわけです。医者に言われるとなんかホントっぽい気はするけど、どうもね・・・
疑い出すときりがない。
今、飲んでいる血圧を下げる降圧剤だって、血圧が高くなるのは高くなきゃいけない理由がある。
血圧を低く抑えれば脳出血のリスクは減るけど、もともとコレステロールが高目の私は、おそらく血管内に血栓ができないように、血圧を高くしとこうという、体の仕組みだったわけですよ。
それを血圧だけ低くしたら、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まっちゃうんじゃないの???
まあ、だからコレステロールを下げる必要が、血圧を下げるのと同時に出てくるわけで、そのための禁牛乳なんですが・・・
まいったなぁ。
「患者よ、ガンと闘うな」で有名な近藤誠さんの著書のファンの私は、もともと健康診断とかあんまり信用してないんですけど、職場で受けろって言われるから仕方なく受けていて。
結果、高血圧だとかコレステロールが高いだとかが見つかって、こうやって薬飲んだりして。
近藤誠さんに言わせれば、こういうの、全部、必要ないかもしれないんだよなぁ。
血圧が高くたって健康な人は薬を飲む必要はない。薬を飲んだって寿命は変わらない。
長生きできるデータがあるわけじゃない。逆に飲まない方が余命が伸びる場合もある。
何度も繰り返し読んだ近藤氏の著書なんですが、自分のことになると医師に逆らえないヘタレな私。
著書によれば、そもそも、こうやって、何にも言われなければ健康なのに、健康診断で何か見つかって、不安に駆られるストレス自体が寿命を縮めるそうですよ。
あ~なんかもう、自分が半病人な気がしてきた。
まさにはまってます。
皆様、健康診断はできれば受けるのよしましょう。
具合が悪くなってから医者にいけばよろしい。
早期発見、早期治療が必ずしも寿命を延ばすとは限らない。詳しくは近藤誠氏の「成人病の真実」あたりからお読みください。
私は・・・どうしたもんかなー。
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