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2014.10.04

「家事ハラ」について考えた

 今朝、NHKで「家事ハラ」=家事ハラスメントを取り上げていました。家事ハラねぇ・・・
 
 働く母と働く父が、家でいっしょに家事をしようとするとき(相手に家事をやらせようとするとき)に生まれるもろもろの軋轢の話なんですが、「妻が夫に家事の仕方でいちゃもんをつけてやる気をなくさせる」という問題だけでなく、そもそも「家事を軽視する社会がいけない」「長時間労働がいけない」という論調になっています。

 自分で考えてみて家事ハラが生まれる背景に一つ気づきました。

 私は今、一人暮らしですが、家事ってそんなたいしたことじゃないです。
 一人分って、まったくたいしたことじゃない。
 ただ、二人分、三人分・・・つまり、人の分までやるのがめちゃくちゃ面倒くさいんです。自分のことぐらいみんな自分でやってくれれば「家事負担」ってそんなきつくないはずなのになー。

 それと・・・なんか完璧を求めすぎる。
 一人暮らしなら、洗濯ものを貯めたって、毎日掃除しなくたって平気なんですが、夫が妻に文句いったり、妻は完璧を求めるから夫が手伝った内容に文句を言ったりする。
 そこまでしなくたっていいのに、とよく思います。
 

 仕事で疲れたら夕飯のおかずはスーパーのお惣菜でいいような気がします。一人だったらみんなそうでしょ。

 
 で、もしも、子供がいても。
 もちろん、子供がいたら、掃除も洗濯も自分でやれないのが子供ですから、誰かがやってあげる必要があるのですが、(自分の分+子供の分プラスα)÷2(父と母)だったら・・・確かに赤ちゃんは大人と同じものは食べられないし、病気もするし、おむつ替えもあるし、普通の家事労働以外のこともたくさんあるけど、その時期さえ乗り越えれば・・・そのための育児支援サービスも賢く使ってね。

 
「〇〇しなければいけない」
 というやらされ感が家事を負担に感じさせます。

 
 私の母は病気がちで家事をあまりやれませんでしたが、子供である私もなんとか生き延びました。
 小学生になれば自分のごはんくらいはなんとかできました。内容はほめられたもんじゃなかったですが、まあそれはしょうがない。
 より上を目指せば不満も出る。そういうことじゃないのかな。
 
 それと、誰かがやってくれるのが当たり前という意識ね。

 でも実は、この記事の「 家事ハラが生まれる背景の一つ」とは、そもそも今、私が上で書いた
「家事労働なんてホントはそんなたいしたことないでしょ」
 という意識なのよね、きっと(汗)。

 一人暮らしが長くなり、最近、物の考え方が「夫」側に近くなってる。女性に嫌われないよう、気を付けなければ^^;

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