読者投稿欄が好き
小学生の頃、新聞を読んで興味が湧いた記事を切り抜いてスクラップブックに貼り付ける、という課題が出たことがあって、そのとき初めて、テレビ欄以外の新聞記事に目を通すようになりました。
そうしてよく新聞を読んでいた当時、好きだったのがいわゆる「読者投稿欄」。
テレビ欄も、読者の感想が載っているコーナーがあって、それを読むのが面白かったです。
当時、とっていた新聞は読売だったので、朝刊は「気流」でしたし、今はなくなったようですが「Do!コンポ」という若者の投書が掲載されるコーナーがあって、そこには私も投稿して掲載されたことがありました。
要は自分も世の中の事件やその他もろもろについての意見や感想を書くのが好きで、それが新聞に載ることに憧れがあった、ということです。
今はもうなくなってしまいましたが、故やなせたかしさんが編集していた「詩とメルヘン」という冊子は、読者が投稿した詩がすてきなイラスト付きで掲載されるという、詩を趣味とする人間にとっては垂涎の的でした。
この冊子に詩が掲載されるのも夢でしたが、残念ながら夢は叶わぬまま。
「イラストに詩を付ける」という逆の企画の方では採用され掲載されたことがあったのと、「メルヘン」の方は1次選考までは残ったことがあったっけ。懐かしいな。
ただ、この冊子にも読者のお便り欄がありまして、お便り欄の方は常連でした。出せば載る(笑)。
ま、競争率が低かったのかもしれません。
インターネットがこの世界に登場して以来、こういういわゆる「読者の声」的なものは「ブログ」という形でいくらでも目にすることができるようになりました。
私自身、こうしてこのブログを書いているわけですが、読み手としても昔同様、いろんな一般の人の意見を読むのが好きです。
だからインターネットを使い始めた頃は「掲示板」にはまりました。2ちゃんねるには、運良く縁がなく来ており、利用してたのはyahooの掲示板や、個人の方が自分のホームページに設置している掲示板。自分も書き込んで知り合いが出来たりして。これも懐かしいな~
「掲示板」という「形」から、個人的にはすっかり離れ、今はツイッターなどで巷の声を拾っています。あと好きなのはAmazonの書籍に関する読者レビューや映画のレビュー。とても参考にしています。映画のレビューはyahooに自分でもたまに書いてたりします。
あとは、たとえば「BLOGOS」というサイトをご存知でしょうか。
このサイトをよくチェックするのですが、記事そのものよりもその記事に対しての意見の方が面白い。
一つの物事にもいろいろな見方があるのだなあと思います。
私などは、本文を読んで
「なるほど、そのとおりだったら大変だ」
と思うわけですが、それに対する意見を読んでみると、本文記事の意見の偏りや分析の不足などが指摘されていて、目からうろこが落ちたりするのです。
批判も支持も両方あって、言いっ放しにならない。そういう仕組みっていいですね。
どうして記事本文よりもそれを読んだ人の感想の方が面白いと感じるのでしょう。
ちょっと不思議な気がして考えてみたら、自分が読売新聞の投稿欄が好きだった昔からそうなのに気がつきました。
なんでなんだろうな~
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Comments
Do!コンポ! 懐かしい!
わたしも学生時代までよく読んでました(o^-^o)
掲載されてロゴ入りのマグカップとかもらったなぁ・・。
今はネットでいろんな意見も発信しやすくなったなぁと思います。その反面「炎上」とかもあるわけですが(苦笑)
先日の毎日新聞では、投稿欄に、相撲の取組について、賛成と反対の意見を隣り合わせに掲載していて興味深かったです。どちらの言い分も一理あるなぁ・・と。
いろんな意見を聞きつつ、自分の考えも振り返ってみるというのは大事だなぁ、と本当に思います。
Posted by: shigemi | 2014.10.17 09:51
shigemiさん、いらっしゃい^^
おお、DO!コンポ、ご存じでしたか~
そうそう、図書券とかじゃなくてDO!コンポの謝礼はグッズでしたね。懐かしい♪
このブログも、こうやって読んでいただいた方の感想をいただけるととてもうれしいです~
Posted by: BUBI | 2014.10.17 19:41