御嶽山噴火
3年と7ヶ月前、地震ともに信じられないほど大規模の津波が東北地方沿岸を襲い、町を飲み込み、多くの方々が命を落としました。
安全だと言われていた原子力発電所が津波を被ったことによる全電源喪失により、原子炉の冷却機能を失い、その結果、水素爆発を起こして放射性物質が放出されたため、周辺市町村の住民が避難を余儀なくされ、今も原発周辺の地域は立入りが制限され、自宅に帰れない状況が続いています。
その災害に比べると被災の数や規模では比較にならないのですが、平成24年9月27日午前11時52分頃、長野件の御嶽山が突然、噴火。当時、紅葉を楽しむ多くの登山客が山頂にいて噴火に巻き込まれ、死者55人という戦後最大の被害となりました。亡くなられた皆様のご冥福をお祈りいたします。
大津波も原子力発電所の爆発も信じられない災害なのですが、ある意味ではそれ以上に、まさに「想定外」としか言いようのない自然災害です。
よく晴れた土曜、絶好の観光日和。
まさかすぐそばで噴火が起こって、火山岩が降ってくるなんて万が一にも考えませんよね。自然相手だから言っても仕方ないことですが、タイミングがこれ以上ないくらいに最悪。時間も日にちもこのタイミングじゃなかったなら、これほど多くの人が亡くなることはなかったでしょう。
噴火の経緯等については、ウィキペディアに詳細にまとめられています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2014%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%BE%A1%E5%B6%BD%E5%B1%B1%E5%99%B4%E7%81%AB
津波にしても噴火にしても、最近の日本列島は想定外の自然災害がやけに多い気がしませんか。
コミックや小説の読み過ぎなのかもしれませんが、目に見えないどこかで何かが起こっているような気もするんですが。
そういうオカルトチックな話は抜きにしても、そういえば小笠原列島で、噴火によって新しい島ができたっていうニュースがありました。確認したところ、今も噴火が続き、島は拡大を続けています。
その噴火を大地震の予兆とみる向きもあるようで。不安だ・・・東南海大地震がいよいよ来るのでしょうか? そのとき、私は生き延びられるか?
ネットを検索してみると、同じように感じている方もいるようです。東日本大震災以来、何かと不穏な気配を感じつつも、私とてどこかに逃げ出すわけにもいかず。
いつ、何が起こってもいいように覚悟だけは決めておかなくてはいけない時代のようです。皆様、しっかり備えて、毎日をすごしましょう。私も防災用品、チェックしなくちゃ。
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