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April 2015

2015.04.27

「禁断のレシピ」

私は万年ダイエッターです。
子供の頃から体重過多で、それをずっと気にして生きてきています。
今までいろんなダイエットを試してきましたが、ぶっちゃけ、10キロ減ったってまだ標準体重にならない。
こつこつ2年かけて5~6キロ減らしたって、先が遠すぎてくじけること幾たびか。そしてリバウンド。とほほ。

体重が多いので体が重い。なので運動は苦手。
運動が苦手だから体重が増えたのか、体重が増えたから運動が苦手になったのか、今となってはもう分かりません・・・
とはいえ、運動は嫌い、嫌だ、と言っていてはダイエッターの名が廃るわけで、万歩計を付けて仕事帰りに二駅歩いたり、近くのジムに通ったりもしていました。
ジムはいいです。ストレッチもきもちいい。
音楽を聞きながらエアロバイクを40分こぎ、筋トレをして、そのあとプールで歩いて、なんてやってました。
走って心拍数が上がるのは嫌ですが、歩くのは好き。
でもねぇ。運動は体にいいし必要ですが、運動だけではダイエットにはなりません。

ダイエットは何よりも食べるものを減らさないとね。
なので、カロリー計算して食事日記をつけるのもずいぶんやりました。
今でもご飯はマンナンヒカリ入り、お昼は小さめの弁当箱に詰めた持参の弁当、かんてんぱぱの寒天スープや寒天カフェオレを常食し、便秘知らず。
だけど体重はやっぱり減りません。

やせないってことは、やっぱ食べてるのよね。
うん、すみません、懺悔します。
昨日も夕方、買い物に行ったついでにケンタッキーに寄りました。
帰りにスーパーで薄皮クリームパン5個入りを買って一気食いしました・・・

いや、だからさー
結局、いくらやせたいと言ってても、食べたいもの、食べちゃってるじゃん。
毎日とは言わない、たまにはケンタッキーのチキンが食べたい。
一風堂の赤丸とんこつラーメンが食べたい。
レディボーデンのアイスクリームが食べたい。
そういう自分の本音を無視し、自分をごまかして生きているから、そういうことになるんだとたまに思うのです。

だったら、おいしいものをカロリーなんか気にせずおいしく食べようじゃないの。
そういう人のための本が、この「禁断のレシピ」です。
私にとってはとても痛快そのものの一冊でした。

ゴディバのショコリキサーは1杯860kcalもありますが、それを遙かに超える禁断のレシピ本。
さすがの私もこの本に載ってるメニューを食べたいとは思わない。
エシレのバターケーキ「ガトーエシレナチュール」は食べてみたいですが^^

私にとっての禁断のレシピと言えば、上記のゴディバのショコリキサー以外では、

・レーズンバター(448kcal)
・トップスチョコレートケーキ(1979kcal)

といったところでしょうか。ちなみに最近食べたもので「禁断」な感じが濃厚な食べ物のカロリーも調べてみると。

・一風堂の赤丸新味 1杯706kcal
・ケンタッキーオリジナルチキン 1本237kcal、昨日は2本で474kcal
・ピザハット、ソーセージクラストMサイズ 多分2000kcalくらい
・レディボーデンバニラ 709kcal
・松屋ブラウンチーズソースハンバーグ定食1004kcal

ついでに
・薄皮クリームパン5個入り 620kcal

はぁ~ひどい、ひどすぎる。
「禁断のレシピ」に負けず劣らずカロリー高いものばっかりだ~
書いたものはみんな、私にとっての「ごちそう」です。
日々いくら寒天食べていても、
「たまには」
って食べるものがこれじゃーね。自分で読んでいて死にたくなってきた。

ダイエットを成功させるためには、食の考え方の根本を変えなくていけません。いくら我慢したって、我慢しきれずにまた食べちゃうんじゃ同じなのです。

上に書いた数々の食べ物をおいしいと思わなくなれば・・・
「こんなに食べられな~い」
って心の底から言えるようになれば・・・

いえ、昔ね。
ホントにそうなったことがありました。
ランチの時、外で食事ができなくなった。
おいしい定食屋さんにつれて言ってもらっても一人前を食べきる前に気持ちが悪くなったっけ。
あれは辛かったな。

二度とそうなりたくない。
おいしいものはおいしく食べられる体でいたい。
そう思ってしまった。
おいしいものをおいしく食べられなくなるくらいならダイエットなんかしない方がいい。

でも、その一方で、やせなくてもいいとはやっぱり思っていないんです。
長生きをそんなに望んでるわけじゃないですが、何より太ってると見た目が悪いもの。
5~6キロやせれば、人からやせたと言われなくても、自分で少しだけ縮まったウエストや引っ込んだおなかを見るのは嬉しいんだよな。

だから・・・おいしいものをおいしく食べながらやせたい。
本音はずばりこれなのですが、それってやっぱり無理かなぁ。
都合良すぎるか~
せめて「禁断のレシピ」を読んで、実際は寒天をかみしめてこれからもがんばろう。

「あきらめたら、そこで試合終了だよ」
そう思って万年ダイエッターを続ける私なのです。

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2015.04.26

猫がいっぱい~居酒屋ねこや~

 目黒駅から3分、ビルのB1に「ねこや」という居酒屋さんがあります。

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   お酒がダメな私は、あんまり居酒屋自体には惹かれないですが、友人が、ぜひ連れて行きたいというのでのぞいてみると・・・

 店の入り口から猫の置物がいっぱいおいてあるお店でした。
 もちろん店内も猫だらけ~ 飲食店なので、ホンモノはいませんけども。

 私は、以前、実家では猫を飼っていましたが、一人暮らしになってからはもっぱら置物やインテリアで我慢しています。よく一緒にカラオケにいく後輩がそのことをよく知っていて、最近、誕生日に限らず、会うたびに猫グッズをくれるので、そのせいでますます、家に猫が増えています。
  
 スリッパも猫。
 洗濯バサミも猫。
 トイレのふたカバーも猫。
 
 そんな私にとって目黒の「ねこや」は、誠にステキな場所でした。
 トップの写真は、お店に並んでいた、猫の焼酎等の酒瓶の写真。飲めないけど見てるだけで楽しい^^

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 お皿や食器も猫です。左の写真は納豆オムレツ。お料理もおいしい、と評判のお店だそうですが、私は猫に囲まれるだけで十分幸せ♪

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 そのほか店内には猫グッズがいっぱい。左の3枚目の写真は光っちゃってちょっとわかりにくいですが、宇宙戦艦「ニャマト」のポスター。笑っちゃったー。

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 猫のインテリア、置物、食器、みんなかわいくてどこかで売ってるならみんな、お持ち帰りしたかったー。
(販売はしてません(爆))

 なお、トイレも猫でいっぱいです。あのトイレならずっと入っていたい♪ 癒される~
 また、目黒にいったら遊びに行きたいお店です。


 

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2015.04.21

「読書メーター」使ってみた。

 ある日、友人が「読書メーターって知ってる?」という連絡を確かLINEでくれました。
 全く知らなかったのですが、その友人が登録したというので、自分も登録してみました。

 「読書メーター」は自分の読書を記録できるサイトです。

 私は、普段、自分の読書記録は紙の日記帳につけていて、自分がいつ、何を読んだかは分かってるので「間に合ってます」という感じだったんですけどね。
 本の感想も、感動して記録に残しておきたい作品に関してはこのブログに綴っています。読書メーターにも感想欄はあるのですが、文字制限があって、感想をみっちり書くには物足りない。
 また、私にとって「読書」は娯楽ですから、囲碁で対局結果を記録したり、ダイエットで体重の推移をグラフにしたりする感覚とはかなり違っていて、その月に読んだページ数が自動計算されてグラフになっていても
「あ、そう。で?」
 ぐらいなもの。今月は何ページだったから来月はもっと読もうとか、そういう「努力」は読書に関しては必要ない。
 なので、最初「読書メーター」のメリットって何なのか、さっぱりピンと来ませんでした。

 以前、ツイッターを始めた当初も思ったっけ。ツイッターの何が楽しいのか、さっぱり分からないって。フェイスブックもそうだな。ブログは、私は書くことが好きなので、始めた当初から楽しかったですけども。

 読書メーターに関しては、記録を付け始めて数日~数週間経つ内にその真価が見えてきました。

 読書メーターの面白さは「共読」という耳慣れない言葉にあります。これ、検索しても辞書には出てこないから、造語なのかしら。
 読書メーターでは、自分が読んだ本を記録すると、同じ本を読んだ人がいると分かる仕組みがあります。その人が感想を書いていると、その感想も簡単に読める。
 つまり同じ本を読んだ人が、どんな感想を持ったのかが分かる。
 これは面白いです。

 普段、とても面白い小説を読んで、誰かとその面白さを共有しようと思っても、好みもあるし、友達がそれを面白がってくれるかどうかは分かりません。そういう意味で「読書」という趣味は基本、孤独なものでした。ところが読書メーターはその、本来孤独な「読書」を「共読」によってネット上の見知らぬ人と結びつけることができるんです。こりゃ画期的だわ。

 人の感想を読めるだけだったら、Amazonのレビューだっていいわけですが、読書メーターはそれをもう少し進めて、感想を書いた人と読んだ人を「ナイス!」という、フェイスブックの「いいね!」のような機能で結ぶ仕組みを備えています。
 この機能のおかげで、私は自分と同じ本を読んでいる人が、ほかにどんな本を読み、どんな感想を書いているかを知ることができます。
 それにより、
「へー、私はまだ読んだことないけど、この人が感想を書いているこの本、面白そう」
 という本を見つけることができます。もともと同じ本を読んでいる人ですから、傾向も似ていて、自分が興味を惹かれる本が次々と見つかるんですよ。これはすごい。

 一人で図書館や書店でぼんやり本棚を眺めていても、それだけでは「面白い」本を探し当てられる確率ってそんなに高くありません。以前に読んで面白かった作家にどうしても偏ります。
 新聞や雑誌やネットの書評を読んでも、自分の好みと違っていればヒットしないことも多い。
 けれど「読書メーター」をやっていると、次々に読みたい本が現れます。

 小野不由美、貴志祐介、村上春樹、伊坂幸太郎、乃南アサ、篠田節子などが面白いのはもう知っています。まだ私が知らない作家で、面白い作品あるんじゃないか…そういうニーズに「読書メーター」のお気に入りさんたちは見事に応えてくれます。

 たとえば最近のヒット。

「犬身(けんしん)」松浦理英子
 これ、面白かったなー。人が犬になってしまう小説なんですが、馬が主人公だったり、こたつが主人公だったり、人でないもの目線の小説が大好物な私にとっては最高に面白い作品でした。ただ人が犬になるだけでなく…続きはAmazonのレビューとかで確認してください。この作家の作品は初めてで、多分「読書メーター」やってなかったら、一生知らなかっただろうと。

「白い部屋で月の歌を」朱川 湊人 
 テレビの「世にも奇妙な物語」が好きで、ホラーやサイコミステリーを読むのが好きな私は、角川がやってる「日本ホラー小説大賞」の作品は概ねチェックしているのですが、朱川湊人氏がこの作品で短編賞を取ってる作家さんとは知りませんでした。同じ年に大賞を取ってる「姉飼」は読んだのにな。「夜市」の恒川光太郎など、同賞の受賞で作品を読んで、その後も注目している作家さんがたくさんいます。「白い部屋で月の歌を」は短編ですが、「はがし屋」の連作にして、もっとこの物語のキャラクターが活躍する話が読みたかったー。コミックなら、たとえば「デスノート」が最初は読み切りだったけど、長編になったみたいに「白い部屋で月の歌を」もシリーズ化したらよかったのに。そのくらい魅力あるキャラクターのお話でした。朱川湊人作品もこれから読んでみたいです。

 「読書」という世界がネットを介してこんなふうに広がるなんて。
 「読書メーター」ってすごい! 

 インターネット歴はけっこう古いんですが 今まで知らなかったのが惜しいくらいです。読書好きでまだ使った事無い方は、ぜひ一度お試しを。

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2015.04.12

一生に一度は見に来て♪~一目千本桜~

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 仙台からですと、東北本線で南下することおよそ30分あまり。宮城県の船岡という駅と大河原という駅の間を一駅歩くと、この一目千本桜を堪能することができます。
 大河原から船岡へ歩く人も多いと言いますが、昨年行ったことがあるという友人の勧めで船岡から大河原へ一駅歩いてみました。行ったのは2015年4月11日。あいにくの雨でしたが、夜行バスで、早朝に仙台に着いたさいたまの友人と二人で、のんびりと歩いてみました。

 いや~すごい。関東にも桜の名所はたくさんありますが、東北ってスケールが全然違う~!!

仙台に勤務して1年半、東北にいると、いろいろ「関東とは規模が違う」と驚かされることがあるのですが、関東にいるとそこにそんな素晴らしいものがあるなんて、全然情報がないことが、非常にもったいなく感じられます。生うにや三陸の牡蠣のおいしさだってそうですし、酒田の花火のダイナミックさもそうですし。

 前回、アップした福島県の花見山も素晴らしいですが、桜といったら、多分、この一目千本桜が人生最大規模かも。
 まだ見たことない方は、ぜひぜひぜひ、一度仙台を訪れて、ちょっと足を延ばしてみられては。
 なんて、私も昨年は仙台にいても全然知らなかったんですよ。
 
 下の写真は、ちょうど桜の下を通る東北本線の撮影にチャレンジして、見事成功しましたので、アップしてみます^^
 もう一枚も桜の中の桜の景色、素晴らしいでしょ?
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 晴れると、バックに蔵王連峰が臨めてそれはそれは美しいとか。
 一生に一度と言わず、私もまたいつか来たいな~ 次はもっと晴れている日に。
 
 一目千本桜のご案内はこちらから。今年はまだ来週あたりなら見られるかと^^

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2015.04.05

福島に桃源郷あり~花見山~

 仙台に赴任して1年と半年が過ぎまして、また春が巡ってきました。
 昨年は行けなかった、福島県の花見山公園に、今年はいってくることができました。
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 小雨がぱらつく天気だったこともあり、最盛期にも関わらず、激混みではなかったので、ちょうどよかったです。足元はぬかるんでいましたが、桜は少し雨に濡れてしっとりいい感じ。山に霧がかかって幻想的な風景でした。花見山公園は、個人の農家の方が花を栽培されていて、一般にも公開するようになったという珍しい花の名所です。以前の住まいの埼玉からも来ようとすれば東北の名所の中では比較的近いですが、やっぱり仙台から来る方が圧倒的に近いので、行っておきたかったスポットの一つでした。
 素晴らしい眺め♪ 桜以外にも菜の花やレンギョウなどたくさんいろんな花がありましたし、桜もソメイヨシノではなく東海桜や彼岸桜など。ちょっと小ぶりでかわいい桜が多かったです。
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