« 年記2 | Main | 「誰も知らない」 »

2015.05.23

ひとりカラオケ・ユーミン尽くし♪♪♪

 仙台で暮らし始めてから1年8か月。
 勤め先が仙台の中心街近くにあるので、ちょっと自転車を飛ばせば繁華街です。カラオケも何店舗かあります。

 考えてみればこんな恵まれた環境ってないよな。東京に勤めていたときは当然のように電車通勤だったし、ちょっとカラオケに・・・なんて言っても電車で移動しなければお店はないし。

 さいたまに住んでいた時も同様です。実家に住んでいたころだって、カラオケは、一応最寄の駅にはあったような気がするけど、地元で一人カラオケなんて誰かに見られたら恥ずかしくてできない~

 ただ、関東にいれば、カラオケ好きな友達を誘って休みに歌いに行けばいいので、特に困ってはいなかったのですが、仙台に来てからは、気軽にカラオケに誘えるような友人はなかなかできなくて・・・若い世代はきっと友達といっぱい行ってるんだろうけどなー。

 実は何日か前、テレビで久々に今井美樹を見ました。
 今井美樹、ユーミンのカバーアルバムを最近出したそうで、その情報を少し調べていました。

 今井美樹がユーミンの何の歌をカバーしているのだろうとチェックしたんですが、それを見て思ったのは・・・

「私が聞きたいユーミンの曲はこれじゃない」

 ということ。思い起こせば、ユーミンを聴きだしたのは14才の頃からで、熱烈なファンにはかないませんが、ユーミンの歌は大好きで、ずいぶん長くいろんな歌を聴いています。

 その中でも、これが好き♪っていう曲がいくつもあって、そういうことを思い起こす内に、歌いに行きたくてしょうがなくなってしまいました。

 一人カラオケは初めてではありません。以前、洋服を買いに都内の百貨店にでかけ、すそ上げに2時間くらい時間がかかると言われた時、時間つぶしに近所のカラオケに入ったのが最初で、そのあとも1回くらいはいったかな。

 でももちろん仙台では初めてです。ちょっと緊張しながら、でもその緊張を悟られないようにしつつカラオケ店のカウンターへ。もちろん何事もなく、入室できました。

 そのあとは大好きなユーミンを歌いまくりです♪♪♪ 以下はBUBIのユーミンベストです。

1 BABYLON (アルバム「DA・DI・DA」)

  もうずいぶん前から、自分の心情に一番近く、歌うと涙がこぼれてきそうなほど大好きな歌です。
  歌詞にもありますが、「なんで涙が出るの」でしょうね。

  ・・・一昨年の私 思い出せない・・・

  忙しく充実した毎日の中で、何か忘れてきたような不安。生きているこの現実が「幻」のようです。

2 時はかげろう(アルバム「天国のドア」)

 この歌、誰かといくカラオケでは非常に歌いにくいです。
 好きすぎて、自分の世界で陶酔しちゃうから~~~
 この歌を歌うと、砂漠のある遠いかなたの世界に連れて行ってもらえます。そして・・・

 ♪もっと強くなって君を愛しにゆくよ
 
・・・そう、強くなってこの現実に戻ってくる。この感覚がたまらない~

3  青い船で(アルバム「VOYAGER」)

 「時をかける少女」と「ダンデライオン」が入っているアルバム「VOYGER」は多分、ユーミンのアルバムの中で最初に聞いたんじゃなかったかな。レコードの時代ですよ。私は、原田知世の映画「時をかける少女」を、リアルタイムで知っている世代ですもの。あー、時の流を感じるな・・・
 このアルバムの中でも、SFとファンタジーが大好きな私が、めっちゃ気に入った一曲。
 歌っていると宇宙に自分が浮かんで、地球を俯瞰しているような気分になります。

4 とこしえにGood Night(夜明けの色) (アルバム「Delight Slight Light KISS」)

 宇宙でもファンタジーでもなく、自分にかぶるわけでもない曲なんですが、この曲も昔から大好きな曲です。
 
♪変わらないもの 何もない この世界で

 ユーミンをよく聞いていた十代後半の頃から、まあぶっちゃけ今もなんですけど、現実のこの世界と自分の内の世界との折り合いをどうつけていけばいいのかが、私の生涯の課題なんですよねぇ。

 あれから何十年も経ちましたが、結局答えは見つけられないまま、情けない心を内側に隠しながら生きていますが、この歌を歌うと、そんな自分が解放された気分になります。


5 Hello, my friend(シングル)
 
 この歌は、ふとした時によく口ずさみます。

♪ぼくが 生き急ぐ時には そっと たしなめておくれよ

 誰もみんな心の中に、自分の生涯で一番大切な人がいて、悲しい時、つらい時、苦しい時、悩んだ時、迷った時なんかにその人と話をしてたりするんじゃないでしょうか。私はそうです♪

 現実ではなく、心の中に作り上げた、すでに「思い出」とすら呼べない人なのかもしれませんが、「きみを失くしたあの夏」からずっと、生涯に渡って、心の中に住み続け、とあるきっかけで思い起こし、その度に、せつなくはなりますが、また明日を生きる勇気をもらえたりしてね。

 多分、そうやって人は明日も生き続ける。

 いえ、昔、ユーミンを聞いていたころは、まだ自分が将来誰かと結婚すると思っていましたから、そうやって心の中に自分以外誰も知らない誰かがずっといたら、現実のパートナーに対してまずいんちゃうの?と思ったことがあったんですが、今やそんなこと関係なくなってしまったw

 ユーミン尽くし、楽しかったです。
 昔々、自分が思春期で、人生や、これからの生き方について思い悩んでいたころの思い出が、曲とともに蘇ってくる。今も同じ、ということもありますが、忘れていた思いもあって、楽しすぎる。
 これ、完全に「自分だけ」の楽しみなので、ひとりカラオケじゃないと、味わえませんわ。
 というか誰かが一緒にいたら完全にひかれるわー

 上に書いた以外にも大好きな歌がいっぱいあって・・・実は、1回では足りなくて、昨日と一昨日、連続で一人カラオケ行ってしまいました。歌ったユーミンの曲は全29曲。

 楽しかったーーーーー!!!

|

« 年記2 | Main | 「誰も知らない」 »

音楽」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ひとりカラオケ・ユーミン尽くし♪♪♪:

« 年記2 | Main | 「誰も知らない」 »