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August 2015

2015.08.27

poem(111)

 奇跡の一本松=The miracle solitary pine tree

津波で町がまるごと一つ流された
岩手県の陸前高田と呼ばれる場所に
私は今も立っている

どこまでも続いていたかのような
あの美しい白い砂浜は
4年前の3月に姿を消した
海からの風を受けてそよいでいた
仲間達もいなくなった

私もまた潮を被って枯れ果て
ここを去るはずだったけれど

人々が私をここに残した

あの日 大きな津波で崩れた建物も
私の周りに残されている

町があった場所は 今
土が盛られて再生の時を待っている

ここに立っていれば
またあの頃に戻れるのだろうか
白い砂浜
たくさんの仲間達
そして多くの人々

もう悲しくはない
ひとりぼっちが少しさみしいだけ

もしもこの声が届いたら
あなたにここに来て欲しい
あなたに見に来て欲しい
生まれ変わる前の私を
生まれ変わる前のこの町を
どうか
2015_5

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2015.08.11

デスノート見ています♪

 いろいろ話題のテレビドラマ版デスノート。
 第一話は原作とのあまりのギャップに、脚本家の名前をデスノートに書きそうになりましたが、だんだん、ドラマも原作に沿った展開になってきて、違う部分もいい意味で予想を裏切ってくれているので、今後の展開が楽しみになってきました。

 今、8月9日の第6話まで放映が終了したところです。第6話まで見て・・・

 だんだん私、Lが好きになってきたみたいです(苦笑)。
 
 6話では、夜神月が夜神・父に連れ出されていなくなった監禁部屋に、一人でいたときのLがなんだかかっこよかった。
 でも、夜神父の行動はフェイクだってLは知ってたんだし、それを他のメンバーに隠す必要もないわけで、

L「夜神さんを信用しすぎていました」

 このセリフの意味がよく分らない^^; あえていうなら、テレビを見ているこちらに、夜神・父の行動が、本当に、月を脱走させるためのものだと勘違いさせるためのセリフですが、ドラマの展開に合ってなかったら、おかしいよなぁ。

 そしておそらく視聴者のほとんどは(もちろん私も)原作、もしくはアニメで、夜神・父の行動がフェイクだと知っているので予想どおりの展開なわけで、2話や3話あたりでどきどきさせられた身としては、ちょっと物足りなかったです。それでも、夜神・父が、月くんがキラではないと分って安堵して月を抱きしめ、月も涙ぐむシーンは、とても感動的でした。

 まあ・・・月がキラなんだけどね・・・お父さん・・・

 このあたりの展開はちょっとLが気の毒です。
 「死神のノート」という超常現象に真っ向から取り組むL。
 そりゃ「何が何だか分からない」でしょう。
 状況は全て、月=キラを示している。
 なのに月くんを捕まえても、キラによる殺人は止まらない。
 何が起こっているのか、さすがのLでもさっぱり分からない・・・無理もありません。
 天才が悩んでいる様子がけっこういい。
 自信たっぷりなのに、結果が思うように出ない。Lも人間なんだなぁと感じます。

 さて、6話終了時点で、状況を整理しつつ、今後の展開を少し予想してみたくなりました。外れる可能性大なので、あくまで個人的なたわごとです。

 ミサが所有権を手放し、レムがミサのノートを月に託したために、月は二冊のデスノートの所有者となりました。
 ドラマではわざわざ「そのこと」を印象づける月のセリフもありました。

 月の作戦は、こうです。

 黒デスノートはレムが持ち(この時点で所有権放棄)、第三のキラに使わせる。
 赤デスノートはリュークが持ち、監禁状態で月が所有権を放棄。ノート本体は埋めておく。

 月が再びデスノートの所有者となるためには(記憶を取り戻すのは触ればいいだけ。放せばまた記憶を失う)

「第三のキラが所有権を喪失した瞬間に月が黒デスノートを持っていること」

 が必要で、原作でも映画でも月は、第三のキラが逮捕され、キラが所持していたノートを手にとったと同時に第三のキラをデスノートの切れ端で殺して所有権を取り戻します。

 でもこれって必ずしも「月が第三のキラを殺す」ことが条件ではない。とすると、以下みたいなパターンがあり得るかな?

(その1)
 月がノートを持っている間に、第三のキラが所有権を放棄する(所有権を放棄すれば捕まっても「知らぬ、存ぜぬ」で通ることをレムが伝えておけばいい)

※ただし、第三のキラが指示に従うとは限らず、賭けの要素が強い。

(その2)
 ミサが、埋めてある赤ノートを掘り出して月に渡す。
(ミサにノートを掘り出して月に渡すように指示する必要があるけれどこれはレムにやらせればいい。実際、レムは原作でデスノートの切れ端を使って記憶を取り戻す前のミサと話している。ただし、月が埋める前に赤ノートを使っていることが必要)

 この場合、ミサさえ解放されれば、月自身はデスノートの記憶がなくてもOK。タイミングも「黒ノートを持っている間に前の所有者を殺す」というぎりぎりの綱渡りをせずに済む。つまり時計にデスノートの切れ端を仕込むという裏技を使わなくても済むんですよ。

 けっこう、ありそうではありませんか。

 原作では、13日の偽ルールでミサが完全に白だと分かる前(つまりデスノートの所有権が月に戻るまで)はミサは自由に動けませんでした。
 でもドラマでは、月を殺そうとする夜神・父を、ミサが殺さなかったことで、ミサの疑いも完璧に晴れたということになっている。
 ミサがデスノートを掘り出しにいけるタイミングは充分にありそうです。

 レムの指示、というより、月自身がミサあてに「一生愛す」的なことを添え書きした指示書を、事前に手紙にして隠しておけば、レムはミサに「月からの手紙を読むように」言って手紙の隠し場所だけを伝えればいい。それだけなら、切れ端をミサに触れさせるだけでも伝えられそうですよね。

 凡人設定の月くんに、原作と同じやり方で「計画どおり」って言われても、シラケるだけなので、できれば、時計にデスノートの切れ端を仕込むトリックは、原作の月くんだけにしておいて欲しいんだよな・・・
 あの時計は原作では、「お父さんにもらった大事な時計」なので、お父さんと折り合いが悪かったドラマの月くんがそんな時計しているとも思えないし。

 ドラマならではのオリジナリティを出すなら、ここはひとひねりぜひしてほしい。
 次の日曜を楽しみにしています。

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2015.08.04

「警察」がいらない世界は存在しないのか

仙台でも毎週末のように「戦争反対」デモが街をねり歩いています。
こんな記事を読みました。

安倍さんが憲法違反をした理由は、米国が“親会社”だから

この話の原点に立ち返ってみると、表題のようなことになるのかなぁと。

・この世の中から「犯罪」がなくならない限り、警察は必要。
・犯罪はなくならない。
・犯罪のない世界なんて夢物語だ。現実を見ていない。

確かにそれはそうです。
でも「犯罪のない世界」は実現不可能な夢であっても「犯罪を減らす」ことは可能です。
できるだけ犯罪のない社会を私達は目指しています。

リンクした記事を読んで、私が感じたのは、

「平和憲法を掲げ、自前で軍隊を持たず、戦争になったときに戦うことのできない国は、よその国に守ってもらわなければ存続できない」

 このことは記事から引用すると、

(引用開始)
 軍事バランスを保つため、米国は平和憲法という「企業理念」を掲げる100%子会社をこの地に設立した。地球上でもっとも尊い理念を実現するためには、この子会社は親会社の軍事力に依存し続けるしかない。
(引用終わり)

ということになります。記事はだから「日本はアメリカの属国なのだ」と続きます。

・・・うーん。それもまた強引ではないかしら。

「警察がいらない世界は存在しない」→なぜなら→「犯罪がなくならないから」

「軍隊がない国は存在できない」→なぜなら→「戦争はなくならないから」

そういうロジックなのだと思うのですが、これって正しいのかな。
戦争はなくならないのだろうか。

自民党の議員が、安全保障関連法案に反対する学生団体について、『戦争に行きたくない』という自分中心、極端な利己的考えに基づく、と批判していたことが報道されましたが、『戦争に行きたくない』がイコール「利己的」って危険ですよね。

つまり、「戦争になったら国のために戦争にいくことが正義」であって「戦争に行きたくない」なんて自分勝手で利己的だということでしょう。まあツイッターのコメントってそこだけが取り上げられているから、怪しいもんですが。

誰が何と言おうと「戦争」はなくすべきです。
完全になくすことが仮に無理でもなくす努力をあきらめてはいけない。

人間同士が兵器をもって戦い、自分にも相手にも大勢の死傷者を出す。
そんなことが「正義」だと言う人間って馬鹿ですわ。

犯罪を防止するために警察は必要ですが、戦争をなくすために軍隊は必要だろうか。

日本国憲法はこれについて前文で

「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」

と書いています。
公正と信義を信頼することで生きていきます、とね。
軍隊がなくても、人を信じることで、自国の安全と生存を保持するんだと。

犯罪のない社会はなく、よって警察のいらない世界は存在しない。
でも、不断の努力によって戦争を回避し、戦争をなくす努力はできる。
そうすることこそが、私達、今を生きている日本国民の責務でしょう。

総理の立場は分かります。
アメリカとの関係は記事のとおりでしょう。
だとしても、私達は
「だから軍隊って要るんだよ、自衛隊には戦争にいってもらおうよ」
と開き直ることは許されない。

(引用開始)
この醜悪な現実を前にして、日米安保と平和憲法というものをもう一度改めて考えるべきではないのか。
(引用終わり)

「醜悪」って、おいおい。
「自分のことは自分でしようよ」っていう子供に言い聞かせるような理屈で、安全保障をアメリカに依存する実態を「醜悪」だと断じる、この記事こそひどくないですか。

批判されるかもしれないけれど、私はこう思います。

先の大戦で、アメリカは戦争に勝ち、日本に平和憲法を作らせて、軍備に関しては無力化して、自分で自分の国を守れない、ずっとアメリカの言うなりになるしかない国を作り出した。

だったら、それを利用させてもらいましょうよ。
アメリカが、日本には軍隊いらないって言ったんだから、今更、俺達と一緒に戦えってそりゃないでしょ。
どうせ本当に戦争になったら、日本のことよりアメリカは自国を優先するでしょう。そりゃ仕方ない。どんな国だってそうです。
「日本はアメリカに守られている」
そんなの紙に書いてあるお題目にしか過ぎない。でもお題目でも他国に対してはそれなりに効果はある。それを属国というなら属国上等です。

「日本は憲法に従って、他国に対する武力行使はしません」
それだけ。まぁ、「とっとと自分で憲法改正しろ」とかアメリカは都合のいいことを言うかもしれませんが、それって、言わせとけばいいだけで、なんで日本国民がそこで、空気を読まなきゃいけないのですか。人がいいにもほどがあります。

日本は戦争はこりごりなんです。
だって先の大戦でこてんぱんにやられたんだもの。
そういうシンプルな事実でさえ、なぜ見失ってしまうのか。

「戦争反対」
あったりまえじゃないですか。
なんでそんな当たり前のことを言って非難されなきゃいけないの。

(引用開始)

「ハンターイ、ハンターイ」ばかりでは道は何も開けない。

(引用終わり)

読者を馬鹿にするな。
もう一度言います。属国上等!!

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