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2015.12.24

poem(112)

「終わりの日」

今年の年末はいつもの冬より暖かい

昨夜書いた年賀状を手に
朝の日差しを浴びていつもの通勤路を歩いていると
懐かしい人に会いに行きたくなる
あの頃はそばにいた
今はいない誰かに

明日や明後日や来週や来月
先のことばかり心配で
今の内にやっておかなくてはいけないと
追い立てられるように生きている

気がつけば 今年もあと数日
何を忘れているかも忘れたままに
いつもと同じ終わりの日がやってくる

「終わりの日」の話をしたら
きっと君は笑うだろう
子供じゃないのだからと
それでも

忘れてしまった人
忘れてしまった日々
すでに思い出すらないけれど
終わりの日々に
古いはがきを紐解いて辿ったら

新しい朝は
君に会いに行こう

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