「マウンティング女子」って?
「マウンティング」って言葉が流行っているみたいですが、私はこの言葉自体が下品で好きじゃないです。
意味するところも下品だけど。「相手よりも自分が上」って、アピールをすることやされることをいうみたいなんですけどね。特に女性同士で「マウンティング女子」とか言って。
以前に書いた「Facebookを見ると悲しくなる?」の記事もそうですが、なんで他人との優劣を付けたがるかなぁ。
「みんな違ってみんないい」でいいじゃないの。
でも、実は心あたりがないわけではありません。
友達なんだけど、一緒にいてなぜか疲れる人がいます。
私は結局、結婚せずに今に至るわけですが、そのことは別に自慢でもないし、逆に結婚している人と比べて劣っていると感じているわけでもありません。
まぁ、結婚は縁だしねぇ、と。
ところがどうも、それをそのまま、結婚している人に言うとどうも「マウンティング」ととられることがあるらしく。
いや、別に、そんなつもりでは。
というか、どっちかというと結婚して家族がいる人の方が上に決まってますがな。
決まってるけど、それをうらやましがったところで不毛なだけなので
「あなたはあなた、私は私。みんな幸せ」
って話に持っていこうとしているだけです。
え? だめですか?
負けなら負けで、それを認めろ?
いや、負けなら負けでいいんですが、なんかなー。
そんな上下の関係を作って面白いですかねぇ。
あーやだやだ、面倒くさい。
だから、既婚者とはどうも付き合いにくいよな、と思ってしまうことがあります。
結婚している人と付き合いが無くなることを、環境の違いや関心の違いで片付けるのは簡単なんですが、それが違ったって別に私はいいんですけどね。
子供の話だって、旦那実家との付き合いの話だって、私には縁がなくても、だからこそ、いろいろ聞くと自分の知らなかった世界の話を聞けて面白いんですけど。
私は結婚してないし子供もいないので、そういう話はできないけど、他の話はできます。
なんで同じじゃなきゃいけないのか。
それぞれ違うものを見て、違う暮らしをして、そこで得た発見や気づきなどを共有できたら、自分の人生だけでなく、友達の人生も一部だけど共有できて世界が広がるんじゃないのかなー
大体、自分とすっかり同じ人なんて世の中にいないじゃない。
自分と同じような人とだけつながりたがってたら、どこまでも孤独になるだけなんじゃないの?
自分と環境が異なる人とマウンティングしあって、つまり上下関係を相手との間に作りたがってたら、友達になんかなれないでしょう。
友達なんかいらない? 旦那と子供がいれば?
・・・まぁそうなのかもね・・・
ちょっとさみしいですが、子を持つ母たるもの、やはり、所詮、他人である友達なんかより、家庭が優先になるのはしょうがないよなぁ。
しょうがないと分かっているので、私は、彼女と距離はおいても、縁を切るつもりはありません。
いつか子供が自立したら、戻っておいで、と思っています。そのときになったらさ。どっちが上かなんて比べ合わずに一緒に笑える間柄に戻ろうね。
これを読んでいる皆様は「友達」って何なのか、考えたことってありますか。
私はもしかすると友達っていうのは、お互いの「違い」を許し合える間柄のことを言うのではないかと思います。
あなたが私とは違っても、私はあなたが大好きだよ。
私は自分の友達にそう言い続けたい。そう、思います。
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