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May 2016

2016.05.21

ローリングストック、始めました

 以前から、非常時の備えをしないといけないなぁと思ってはいてもあまりできないでいたんですが、やっと、思い立って、3日分の食料を買いそろえてみました。

 電気、水道、ガスが止まっても、とりあえず3日間は自力でなんとかできるように、というのがお題。
 私は、非常用トイレが必要かと思っていたんですけど、トイレはどうも3日くらいなら、水が来なくてもなんとかなるようです。

 となれば、やはり飲み水と食料か・・・
 もともとインスタントラーメンやカップラーメンはそこそこ買い置きはあり、カセットコンロがあって、ボンベも買い置きをしてありますのですけど、水がないとどうしようない。

 そこで、ペットボトルの水を4ℓ、常にストックしておくこととしました。非常用のでなく、普通に安売りしている2ℓの水2本です。
 で、普段もペットボトルの水を飲むことが多いので、普段使いにもう一本。
 なくなったら、非常用の水を出してきて使い、新しい2ℓを買って来たら、非常用にストック。

 こうしておけば、消費期限を気にすることなく常に水を4ℓ蓄えておくことができます。

 安売りの水でも見ると2年くらいは大丈夫なんですけどね。
 でも気が付くと2年過ぎちゃってることも多いので、こうやって備えておくといいかな。

 そのほか、コンビーフや鮭缶もストックしました。あと、レトルトのおかゆ。冷たくても食べられていいそうです。

 レトルトおかゆは1年くらいしかもちませんが、まあその間には風邪ひいて食欲がないときもあるでしょうし、食べる機会もあるでしょう。

 それから菓子。ポッキーやトッポ、ビスコなどですが、これが一番短くて、消費期限は約10カ月です。
 普通にお菓子棚と化しそうですが「非常用」なんだから、普段は食べない、買わない、ことを徹底しおけばよさそうです。
 
 ちゃんとした長く保つものもいくつか買いました。
 缶入りパンです。
 一つは2019年3月、もう一つは2021年10月が賞味期限です。

 3年後と5年後か・・・さて。

 その間、私はこのパンを食べなくちゃならないような災害に遭うだろうか?
 というか、3年後、5年後の私は、今と同じ、ここに住んでるかな?

 非常用食料の備蓄は未来の自分を占うようで、なんだか不思議な感じです。

 2011年の東北大震災の時はやっぱりさいたまにいて、スーパーからヨーグルトや納豆がなくなったりしましたが、食べるものがないような事態には陥りませんでした。
 水も止まらなかったし、停電も一部で済んだし。

 そのあと、2013年10月から2015年9月まで2年間は仙台勤務、終わるとまたさいたまに戻ってきています。引っ越しを2回したので、引っ越し時は食べ物のストックは全て一掃したため、また0からさいたまでの新生活が始まって8カ月後にとりあえず水と食料は確保できたということです。

 もしまた何かあって引っ越ししなきゃいけなくなったら、とりあえずこの缶入りパンは引っ越しの荷物に入れて、持ってくのかなぁ(苦笑)
 
 3年後、5年後を楽しみにしています。
 自分が何歳になっているかはあまり考えたくないけど^^;

 ちなみにこのブログは2004年8月からスタートしてるので、今年の8月がくればもう12年。栄枯盛衰の激しいIT業界にあって、もしかしたら、niftyさん的にはもうやめたいのかもしれませんが、3年後も5年後も、なんとか続けていてほしいものだなぁ。

 

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2016.05.14

「嫌われる勇気」

自己啓発本は嫌いなのですが、「読書メーター」というサイトで、この本を読んだ人の感想を見て興味を持ち「嫌われる勇気」を読んでみました。
大変、面白かったです。

私は…
自信がなく、傷つきたくなくて、人と係わることが怖い。
そのため、これまで、恋人を作ったり、異性と付き合ったりすることができず、結果、結婚して家庭を持ったり、子供を持つというようなことと無縁に生きてきました。

・否定されたくない
・傷つきたくない
・他人はみんな敵

今までずっとそう思っていました。
そうなった原因はもちろん生育歴にあるのでしょうが、今更親のせいにしたところで始まりません。
分析したところで意味がない。

大事なのは、私の今の状態は私が望んだからそうなっているということ。
「傷つきたくない」から一人でいるのです。
でも、本当は、

・否定されたくない ← 他人はあなたを否定しない
・傷つきたくない ← 他人はあなたを傷つけない
・他人はみんな敵 ← 他人はあなたの敵ではない

前者は全部、私の思い込みです。
今のままでも私を好きになってくれる人はいるのだし、仮に嫌いな人がいても、それはその人の問題なので、私には関知し得ない(課題の分離)。

私は私のままでいい。
それだけなんだよな。

私を嫌いな人がいてもいいじゃない。
そう思ってしまえば、いないかもしれない「私を嫌いな人」におびえて、自分から一人を選ぶ馬鹿馬鹿しさが手に取るように分かります。

私は私のまま、どこへでも出て行けばよく、その結果、誰かに嫌われたって気にしなくてよかったのです。

こと、異性に関しては、
「こんな私を好きになってくれる人なんていない」
という強い思い込みがありました。
もうだいぶ年をとったので、いわゆる「ほれた、はれた」が関係なくなってきて楽にはなってきましたが、多分、アドラー心理学的にいえば、私のダイエットがなかなか成功しないのもやせることが怖いから。
だって太っていれば男性には相手にされませんから安心ですもん(苦笑)。

その証拠に、数少ない過去の男性とのお付き合いの過程を振り返ってみると、相手が踏み込んでくれば、必ずひいてましたからねぇ。

異性と親しい関係になるのが怖いんですよ。傷つくに決まってると。

傷ついたって嫌われたっていいじゃないの。
私は私なんだし。

今更気づいたって遅いよーという話は当然ありますが、アドラー心理学に言わせれば過去も未来もありません。「今更」なんて概念は存在しない。

私は今、どうありたいか。
それだけです。

どうありたいかというと…
私は一人が好きですし、孤独も平気ですが、同じように「一人が好きで孤独も平気」という人と出会って、お友達になり、いえ、お友達以上の関係をやっぱり持てるようになりたいですねぇ。

自立はとっくに出来ていて、私はこの世界も自分のこともけっこう好きです。
あとはそれを分かち合えるパートナーだけ。

私のやることは決まっています。
今を生きること。
そうしていればいつかどこかにたどり着くでしょう。
結果、パートナーと出会えなくてもそれはそれで幸せな最期を迎えられるような気がします。

ヴェスナ・エスタ・ホリシア. ヒトの子の生に限りはあれど、命は永遠なり。

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2016.05.09

「はたらないでたらふく食べたい」

「はたらかないでたらふく食べたい」というタイトルの本が売れているそうで。

みんなホントはそう言いたいけど言えないから、どんなことが書いてあるのか、見てみたくなっちゃうのかな?

著者は栗原 康さん。1979年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師で、年収80万だそうです。足りない生活費は両親の年金に頼っているとか。

私は、まだ本は読んでいないのですけど、ネットで、著者のインタビューや本の内容に触れた記事を読んでみると、

>やりたいことだけをやる
>やりたくないことはしない

>やりたいことをしたくてもお金がないからできない
>お金を稼ぐためにやりたくないけど仕方なく働く
>そんなのなんか変じゃないか?

ということが書かれているようです。ふむ。なんかいいこと書いてあるっぽい(笑)

確かにお金がないと何もできないからってお金のためにやりたくないことをして、人生を送るっていうのは目的と手段が逆転しているような気がします。

著者の主張は、

>やりたいことだけをやる(たとえば「たらふく食う」とか)
>お金なんてなんとかなる
>誰かが助けてくれる

ということのようです。「ようです」とか言ってないで、読んでから記事書けって話なんですが、正直、著者がたらふく食うために本を買いたくないんだよな~

「なんとかなる」「誰かが助けてくれる」・・・

うーん。昔と違って、現代はそうでもないですよ。私も実はそう思っていた時期があったんですが。

「誰も知らない」という映画をご存じでしょうか?

巣鴨子供置き去り事件、という実際の事件を元に作られた映画で、ものすごく衝撃を受けました。

親に置き去りにされた子供達が、それでも兄弟姉妹、がんばって助け合って生きていこうとするんですが、お金がなくなり、電気や水道も止められ、食べるものもなくなり…最後は死んでしまう。フィクションではなく日本で本当にあった事件です。

誰も助けてくれないし、何とかしようとしてもどうにもならない。
子供達が何をしたわけでもないのに…何とも痛ましい事件です。

私は…私たちは。
誰かに助けてもらうのではなく、誰かを助けられるようになるべきなんじゃないのかな。

少なくとも、巣鴨で親に置き去りにされ、死んでしまうしかなかった子供達とは違い、ちゃんと大人になれたのなら。
生まれてから大人になるまで、誰かしらの庇護を受け、食べさせて、寝せて、着るものにも不自由なく、ちゃんと勉強して、今がある。

だったらそれをまた誰かに返していかないといけないのじゃないかな。

もちろん、これは私の個人的な考えで誰かに押し付けようということではありません。

ただ、もしも何か私に「やりたいこと」があるのだとしたら…。

誰かが身近で困っているときに「助けられる」存在でありたい。

そのためにちゃんと働いて、少なくとも自分の面倒は自分で見て、いつか私の手を必要とする誰かのために、スタンバイしておきたいと思うのです。

それが私の「やりたいこと」なのだから、だったら働くのもまんざら悪いことじゃない。

著者は、本を読んだり、文献を研究したり、ものを書いたり、調べたり、考えたりするのに時間を使いたいそうです。もちろんそれも悪くないけど。

私は、学生の頃、それはやったから、今はそれをずっとやっていたいとは思わないかな。生きて動いているこの世界の方が面白い。「書を捨てよ、町へ出よう」と言ったところでしょうか。

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2016.05.05

Toshi Yoroizuka2016

Dcim0849_3 今年は2月7日と、本日5月5日、六本木のミッドタウンにある鎧塚さんのデザートのお店に行ってきました。大好きで、ミッドタウンにお店ができた当初から年に2回くらいは行って、都度、このブログにも写真を載せています。
 とはいえ、2013年の10月から2015年の9月まで、仕事で仙台に住んでいたので、その2年はさすがにいけず。今年2月は2年半ぶり。タルトタタンをいただきました。おいしかったー♪
 
Dcim0850二枚目の写真は、その時友達が食べた、フォンダンショコラです。こちらもなかなかおしゃれですよね。2月ですからバレンタインデー、チョコのデザートでした。


 そして、本日、5月5日。年に2回のペースにしては早いのですが、たまたま近くの国立新美術館で国展をやっていて、知り合いの作品が初入選したものですからそれを見に行くついでがあって、行ってきました。ミッドタウンは有名デザイナーがデザインした鯉のぼりが飾ってあったりもして、なかなかにぎやかで楽しかったです。
 国展も初めて見ましたが楽しかったな。知り合いの作品が写真だったので、今日は写真の部だけをみてきましたが、写真の部の入選作品はみんな、すごく凝ってて、まるで絵画のような作品もあればわざとブレを演出して、動きを出したものなど、どうやって撮るのか想像もつかないようなものがたくさん。さすが、みんなアートです。すごいなぁ。

 おなじみ、Toshi Yoroizukaでは、今日は新緑の5月だからか、緑色のデザートが何種類かラインナップされていて、私が食べたミストラルもその一つ。

 

Dcim0876こちらです。新緑っぽいでしょう? 周りの緑もキウイです。シャーベットはさっぱりとしたレモンかライムの香り。5月っぽい感じでした。

 このほか、抹茶のアイスなど和の素材をベースにしたパフェもあってそちらも緑。
 でも今回、友人のオーダーは最後の写真のデザート。確かアールグレイのアイスやジュレを使ったパフェだったと思います。アールグレイか~。これも私、迷ったんだよな。Dcim0875

 いつもいくたびに楽しませてくれるToshi Yoroizuka。この記事のタイトルは「Toshi Yoroizuka2016」ですが、今年中にまた行けるかな?

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2016.05.03

弘前・角館・北上みちのく(葉)桜めぐり

Dsc01287_2 今年のゴールデンウィークは、2日&3日の1泊2日で東北の桜めぐりの旅に行ってきました。
 が。
 今年は桜が早くてね^^;;;;;;;
 角館だってこんなでしたよー
 いやぁ、旅行会社のパックツアーで行ったので、桜が咲いてなかったら、ツアー自体が中止になるだろうと漠然と思っていて、催行するんだから咲いているんだろうって考えでいたら甘かった・・・
 角館がこんな感じなので、しょっぱなの北上はもっとひどかったです。まさに真緑。写真も撮りたくなかったくらいなので、記録はありません。
 
 まあ、今年は、関東でも、3月の彼岸の頃に桜は咲いてしまってましたからねぇ。
 多少嫌な予感はしていたのですが、ここまで緑とは。やれやれです。


Dsc01293_2 一方、こちらは小岩井農場の一本桜。
 この桜も見事だと聞いていたので楽しみにしていたのですが・・・
 咲いている? ん~?
 いえ、これは今朝の8:50くらいの写真なのですが、この頃、天気が曇りでバックが灰色だったのです。晴れればバックに岩手山が見えて素敵らしいのですが、天気のせいでなんだか分からないことに。
 実は、今日は、この後、天気が良くなって、岩手山もきれいに見えたので、残念ながら見に行った時間がまずかったようです。
 うまくいかないなぁ。

 青森の弘前城公園も、ソメイヨシノはきれいに散って葉桜でしたが、しだれ桜がまだ咲いていたので、なんとか桜めぐりの面目を保つことができました。一番下の写真をご覧くださいね。

 しかし・・・いやぁ、こんなことってあるのね。
 旅行って天候に左右されることもありますが、基本、晴れ女の私は、天気が悪くて困ったことはそれほどありまえせん。今回も雨は降ってなかったんですが、桜はいかんともしがたい。
 
 桜は、旅行会社のパックツアーはだめだな。
 ネットで開花情報を見て、思い立った時に、正規料金でもしょうがないから切符をとって、見に行かないといけないんだなぁというのを実感しました。

 角館は桜満開だとそれはそれは美しいそうです。そうね、いつかリベンジするか。

 北上は・・・実は昨年、大河原町の一目千本桜を見に行ったんですよ。天気はその時も今一つでしたが、桜は満開でしたっけ。北上も素晴らしいのでしょうが、もう一度行くなら一目千本桜の方でいいや。

 そのほか、三春の滝桜に花見山。福島の桜も素敵です。
 東北には桜の名所がたくさんあって、行ききれません。

Dsc01313_3


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