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September 2017

2017.09.27

給食はなぜカフェテリア方式にならないのだろう

「教師による給食「完食」指導で小学生5人が嘔吐 そこまでして「好き嫌い」をなくす必要はあるのか」

今日はこの記事について。

思い起こせば小学校の「給食」は私にとっては鬼門でした。
食べられないものが多くて。

偏食の原因は、今にして思うと、母がそもそも炊事が苦手だったことにありそうです。
子供なんて転がしといても育つと思っていた節もあり、要は子供の食事にあまり意識が高くなかった。
家の食事は決まったものしか出なかったんですよ。
だから、給食では、初めて見るような食べ物が多くありました。

初めて見るったってたいした話ではありません。
そもそも自宅では、生野菜サラダって出たことなかったんです。
マヨネーズも嫌い、酢の物も嫌い、ドレッシングも嫌い。
なのに、給食って「○○の酢の物」や「△△のマヨネーズ和え」がよく出るんですよねぇ。
食べられなくて泣きそうでした。生のトマトも食べられなかったし。
納豆も家では当時、食べたことなかった気がするなぁ。

ということで、食わず嫌いが多く、食べてみたところで美味しいと思えず、給食は「苦行」でした。
小学校入りたての頃は食が細かったので、パンも食べきれなくてよく残して、家に持ち帰ったりしていました。

そういった体験から、私は給食の完食指導には否定的です。
しかし、じゃあ残せばいいのかというとそれもどうかと思う。

食事というのは、他の命を奪って自分の命をつなぐことですから、基本的に食べられる分だけをとって食べるべきで「残す」のはよくない。

給食を出して残されるくらいなら、給食廃止、弁当持参、といいたいところですが、これも自分の体験上、家での食事がそもそもまともでなく、弁当なんてもってこられない子もいるし、用意できない親もいますから、お昼は家に用意させるわけにはいかんのだよなぁ。

カフェテリア方式にできないもんですかね。
食べられるものだけ取らせる。取ったら残さない。
学食や社員食堂みたいに給食もできないものか。
マクドナルドとか、そういう子供向けカフェテリアやらないかしら。

アメリカではそういう形式だというのを以前テレビで見ました。
お菓子やデザートコーナーが充実していて、子供がそういうのばかり取る、なんて問題になっていました。

でも、そここそ教育なのでは。
野菜やタンパク質もとらないといけないよ、っていうのを学ばせる。
で、自分で取らせる。取ったら残さない。
それでいいんじゃないかなぁ。

自分で選べない1、2年生は「お子様ランチ」みたいな感じでいろいろ載ってる一皿メニューでもよいかも。
3年生になったら自分で選べるんだったら、みんな早く3年生になりたいと思うだろうな。

未だになぜ「給食」なのが非常に疑問です。
マクドナルドでもワタミでもファミレスチェーンでも吉野家でも参入して、カフェテリアにしちゃえばいいのに。

カフェテリアといっても、料金は月額一律で何を食べても定額がいいと思います。
それだとカフェテリアというよりバイキング形式か。

「給食&バイキング形式」で検索すると実例もあるみたい。

給食を残す子がほとんどいない保育園

ほう、この記事によれば、なんと、保育園の子も自分で食べるものを自分でちゃんと決められるんだ。
じゃあ、1・2年生もできる。
リンク先はちょっと前の記事ですが、今もやってるかなー。
こういう保育園理想です。

20世紀から21世紀になって、文明も進んだはずなのに、未だに進歩しないものっていくつもありますが、給食もその一つ。
未だに何やってんだって思います。

思うに、たとえば医療の電子カルテとかもそうですが、半分「公」で制度の縛りがあるものってホント、なかなか進歩しないですよねぇ~
変えてはいけないことも世の中にはあるのですが、給食は変わって欲しいものの一つ。
未だに、私が過去、苦しんだ「完食指導」なんてやってんのかと思うと、半分、呆れてしまいました。

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2017.09.25

椎間板ヘルニアだった…

「座骨神経痛記」という記事をこの二つ前にアップしていますが、先週、腰のMRIを撮りまして、座骨神経痛の原因が判明。

タイトルどおり、椎間板ヘルニアでした。
腰の骨と骨の間に椎間板というクッションの役目をする組織があるわけですが、それがアンパンみたいな構造だとして、中身のあんこが飛び出し、周辺の神経を圧迫している、というのが椎間板ヘルニアです。

飛び出したあんこですが、これは、手術して切り取ってもいいんですけど、自然になくなることもあるんですって。私の場合も、痛み止めで痛みを抑えながら、様子をみることになりました。

不思議なことに、椎間板ヘルニアと診断がついた日から、耐えきれないほどの痛みではなくなりました。これなら痛み止め飲まなくてもいいかなと思っていましたが、昨日は、お尻が痛くて、座っていられない^^;

ちょっとじっくり付き合うしかないなぁ~

しかし、今年は4月には子宮筋腫がみつかって、今回は椎間板ヘルニア、そして、先日、胃のレントゲンの結果から胃炎が見つかって、内視鏡検査をすることにもなりまして。胃の内視鏡検査は来月、予約を取りました。

年のせいもあるんでしょうが、いろいろ続くなー。

大体、子宮筋腫のときもMRI撮りましたし、年に二回もMRI撮るって普通ないでしょ。まあでも厄年じゃないけど、たぶん今年はそういう年なんだろうな。
覚悟を決めて、しっかり治療します。

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「リフレッシュの森」行ってきました

2017年9月17日から19日まで、2泊3日で「リフレッシュの森」という、断食道場に行ってきました。

「断食道場」という言葉がどれくらい認知されているものか不明ですが、要するにそこに何泊か泊まっている間、断食をしたり、体にいい食事をしたりして、体重を落とすというもの。

「リフレッシュの森」も断食コース、半断食コース、リフレッシュコースと三種類、コースがあって、どれも一泊1万円です。(ただし初回は入会金12000円が必要)

泊まっている間、自由参加の体操やヨガやウォーキングなどの講座があり、講座を受けていれば時間はつぶせますし、体にもよい。
昼間は近くの日帰り温泉やスポーツジムに無料で送迎してくれますので、そこを利用するのもよし。(利用料は別途自費)

結果から言うと、私の場合、断食コース2泊3日で2.8キロ体重が減りました。
2泊3日コースだと着いた日の晩御飯と3日目のお昼が7分粥。2日目が三食、断食ですが、食事をしない代わりに、朝はお茶、昼と晩は酵素ジュースを飲むこととなります。

酵素ジュースはリンゴや麦などの天然素材で作った液体のジュースの元を水で割って飲みます。味は甘いです。それを食事ごとに1杯のみ。美味しくはないですがまあまあ飲めます。

私の場合は、1日目の晚が一番お腹が空きました。早速、参加したリフレッシュ体操の講座がけっこうハードで、腕が筋肉痛になってしまって、その夜はあまり眠れなかったかも。

椎間板ヘルニアで足が痛み、あまり無理できなかったのでウォーキングの講座も欠席でした。
それでも2.8キロは落ちましたので、さすがの断食効果。

1万円もかけず自宅でやればいいとは思うのですが、自宅ではそんなに一気に減ったことないので、やっぱりいいんでしょうね。

断食してみたい方は一度、体験されるといいかも。

が、これから参加しようという方に、いくつか注意事項というか、気になった点を。

ホームページの画像から、高原のペンションやコテージのような雰囲気を想像していましたが、そういうおしゃれっぽさはまったくありません。

たとえて言うなら、会社の保養所や合宿所みたいな感じ。

建物は、何か別の目的で建てられた建物をそれ用にリニューアルしていますので、外観がかなりオンボロです。

本館は基本相部屋。追加料金を払えば個室としても利用できますが、500mほど坂を登ったところにあるコテージ(別館)なら追加料金なしで個室で泊まれます。
私は自分のいびきが心配なので、別館個室に泊まりましたが、このコテージがまた、普段あまり使われてなさそうな感じ。トイレの壁はカビが生えてるし、部屋もなんともジメッとした感じ。山の中なので、周りは草がいっぱいで虫もたくさんいそう。コテージの外灯のそばにはセミの抜け殻が張り付いていました。

今の若者は知らないと思いますが、私などの世代では、昔、格安スキーツアーなどにいくと、よくこういうところに泊まったなぁ。

きれいなリゾートホテルステイをするのが目的ではないので、こういうものだと思って諦めて下さい。
断食「道場」というほどの縛りはないですが、断食「合宿」というところですかねぇ。
私のように人見知りのコミュ障でなければ、相部屋の方が楽しいかも。
一人参加の方が多いので、いろいろ情報交換ができます。
1泊1万だと、2泊で2万、私などは払えるとしてもそれが限界ですが、周囲の人はもっと長く泊まっていてダイエットに関しても意識が高い人もいて、刺激になります。

ダイエット効果はばっちりですが、私はできればあまり積極的にまた行きたい感じではないというのが正直なところ。この年になって合宿所みたいなところにあんまり泊まりたくない。
昼間に行った「白寿の湯」という地元の日帰り温泉が楽園に思えましたよ。清潔でいいにおいがしていました。ああいう感じじゃないとなぁ。

もう行きたくないなら、がんばって自力でダイエットせねば。ある意味、そういう効果はあるかな。

引き続きがんばります(汗)

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2017.09.12

座骨神経痛記

 記録によると、最初に
「なんか変」
 と思ったのは今年の6月。

 立っているときに左足にしびれを感じることがありました。
 
 で、たまに座っていて立った時とか、朝、動き始める時に同様のしびれを感じ、朝、しびれていても、午後には治ってるので、なかなか治療するきっかけがなかったんですが、8月後半になってから、しびれている時間が長くなってきた気がして、やっと近所の整骨院に。

 整骨院と整体の違いってこのブログをご覧の方はご存知ですか?

 整骨院は資格をもっていて開業できますが、整体は特に資格はありません。

 整骨院は保険が使える場合もありますが、整体は使えないので、マッサージするのに3000円とかけっこうとられる。

 安い方がいいからというわけではなく、なんとなく整骨の方が保険も使えることを考えるとちゃんとしている気がする。
 それともうかなり前になりますが、足を捻挫した際に、整形外科はしっぷを出されただけでしたが、整骨院にいったら捻挫した足をかばったせいで体がゆがんだせいか生じた腰痛を治してもらったという、いい記憶があったため、今回も、整骨院にいくことにしました。

 いろいろネットを見ると、結局のところ、整骨院だから、とか、整体だから、とか、整形外科だから、という名前ではなくて、「人」のようなんですけどね・・・

 整体は保険が使えませんが、名整体師はやはりいいらしいです。
 整骨院だってもちろんそう。

 整形外科は体に触って様子を見てくれたりはしませんけど、整骨には整骨の、整体には整体の技術があるので、いい人にあたって、自分の症状との相性がよければ、劇的に回復します。

 以前、亡くなった母も座骨神経痛でトイレにもいけなくなったことがあったのですが、近所の整骨の人が往診できてくれました。それで起き上がれるようになったときは、神様みたいに見えたっけ。

 そんなわけで、今回は自身の症状で整骨に行ってみたら劇的に治ったりはしないものの、癒される感じはしました。

 なので、8月の後半から9月の始めにかけて4回くらい通いました。

 ところが。
 のっぴきならない状況になったのは先週土曜日(9月9日)に、朝、整骨に行った後。
 
 朝は大体、いつも調子が悪いのですが、整骨にも行ったし、大丈夫だと思ったんですよね。

 ところが、自宅を出て、駅まで15分を歩くうちに、左足がしびれ、つったような痛みで途中で歩けなくなってしまいました。その場でしゃがんで少し休むと痛みが軽減されたので、また歩く。

 痛む。
 また座る。

 その繰り返しで駅までいきましたが、今度は電車で立ってると、左足のつったような痛みで立っていられない。しゃがんだり立ったりしながら、ごまかしていると、席が空いたので、座ったらなんとか痛みが治まってくれました。

 いやぁ、つらかったなぁ~
 
 土曜、日曜、月曜、そして、本日火曜、と4日過ぎましたが、自転車で移動するなら痛みはないんですけど、今朝は雨だったので、歩いて駅へ。

 やっぱり途中で二回くらいしゃがまないと、駅までたどり着けなかった。
 駅でもトイレで休憩しないと電車にも乗れない始末。トイレでも痛みであぶら汗。

 これは、ちょっと尋常ではない感じです。こんなに歩けないんじゃ、仕事にも差し支えるわ。

・・・
・・・
・・・
 ということで、本日午後は、2時間ほど年休を使い、整形外科に行ってきました。

 以前、その、捻挫をしたときに、腰もレントゲンをとったら脊椎すべり症だと言われましたっけ。
 あのときもどっちの足だったか忘れましたが、まともに歩けなくなって、一生このままだったらどうしようと思ったっけ。
 幸い、半年くらいで治ったんですけどね。
 自分の人生の中でもかなり手こずった部類に入ります。 
 
 今回も、これは思ったより重症だなぁ。

 でも、今日時点では、朝はあれほどひどいありさまだったのに、整形外科にいった夕方にはあまり足は痛まないのですよ。
 普通・・・ではないけど10分以上歩ける。痛みで歩けなくなるってことはない。

 整形外科ではレントゲンをとってもらいましたが、レントゲンでは異常はなかったようです。
 つまり骨には異常はない。

 足の片方にしびれがある、私の症状をネットで検索すると「坐骨神経痛」に間違いないのですが、その原因はというと、いくつかあって、既往歴があるすべり症もそうですし、有名な椎間板ヘルニアも原因となりうるようで。後日、MRIをとることになりました。

 今年、子宮筋腫に続き、二回目だわ、MRI。
 いろいろと続くわねぇ。

 とりあえず本日は、痛み止めの薬が出ました。
 朝のあの痛みがなくなるといいんだけどなー。
 MRIをとって、神経痛を起こしている原因が特定するか、(それとも特定できないか)わかるまで、取りいそぎ、これで様子を見ます。

 でも・・・今、座って、このブログを書いている瞬間は痛くないんですよね・・・
 『喉元過ぎれば熱さ忘れる』…なんて言ってないで、しっかり治そう。

 来週は待ちに待った夏休みです。が、歩けないんじゃなぁ~ 旅行の楽しみも半減です。
 やっぱり何をつけても健康第一。

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