落ちたら死ぬの?
今回の選挙ではなくて、以前の選挙のときの話ですが、私がいつも使う駅に立ってがんばっている候補の方がいました。
残念ながら、私の選挙区の立候補者ではなかったのですけど、政策を読んでみたらとてもよかったので、その人のツイッターに応援している旨のコメントをしました。
確かそしたら「がんばります!」という返信もあって、ますますファンになり、選挙結果にも注目していました。
ところがその候補者はその選挙で落選しちゃったんですよね。
残念に思った私は励ましのメッセージを送りました。
「(落選しても)あなたの取組を応援している。選挙には落ちてもめげずにまた地域でがんばってほしい」
そしたら、それに対する返事はこんな感じでした。うろ覚えなので正確ではないですが。
「選挙は結果が全てです。落選してしまって申し訳ない」
そのとき違和感がありました。
え? あなたのやりたいことって政治家じゃなきゃできないの?
いや、もちろん政治家だからできることはあるけど、政治家じゃなくたってできることはたくさんあるはず。
そういう地道な活動が認められて、次の選挙の当選につながるんじゃないの?
そういう違和感はもうその候補には伝えませんでしたが、なんかがっかりしちゃったんですよ。
所詮、政治家になりたいだけなのかよって。
思いも志も一票を入れてもらうためだけのリップサービスなのかいな、と。
いえね。
今回の選挙でも思うんですよ。
希望の党の議員達が、小池さんのせいで「○人の仲間が死んだ」とか言ってるらしいじゃないですか。
死んでないでしょ? 生きてるでしょ。
政治家じゃない人間は死人ですか?と。
たとえば会社員であれば、会社を首になれば家族ごと路頭に迷います。
議員も議員じゃなくなれば、明日から生活に困るんですかねぇ?
てか、そもそも生活のために議員やってんの? なんかそれもすごい違和感。
政治家だろうと政治家じゃなかろうと日本をよくしようとがんばってるんじゃないのかな。
もちろん、綺麗事だけではなかなか選挙に勝つのは難しいのかもしれないけど、落ちたら落ちたで、また捲土重来を目指すのが政治家でしょ。
馬鹿じゃないの?
まあ、選挙で当選したいからって沈みかけた舟である民進党から即席の希望の党に行った人達だから、よっぽどの単純馬鹿か、「前原代表がそう言ったから」っていう人任せの能なしか、そもそも民進党が嫌いで保守に行きたくてたまらなかった人達ですから、醜態をさらすのもさもありなんですが、自分達でその見苦しさが分かってないっていうのが絶望的。
今回、落選した埼玉一区の希望の党の候補者は(上に書いた人ではありません)、また駅立ちから始めるとツイッターに書いてました。
大丈夫、あなたはまだ死んでない。
あなたが本物の政治家なら、またいつか必ず政治家として活動できる時はきます。がんばれよ。
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