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December 2017

2017.12.29

「布団の中から出たくない」

打首獄門同好会という物騒な名前のロックバンドが「布団の中から出たくない」という歌を作って「冬盤」というニューシングルをリリースしました。

ミュージックビデオがインターネットで公開されています。

こちら

ミュージックビデオの主人公である「コウペンちゃん」というキャラクターは、どんなことも肯定してくれるコウテイペンギンだそうです。
私はこのミュージックビデオを見るまで打首獄門同好会もコウペンちゃんも知らなかったのですが両方のファンになりました。

「打首獄門同好会」というバンドは、ウィキペディアによると「生活密着型ラウドロック」とのことで、今回の「布団の中から出たくない」もそうですが生活に密着した話題をロックで歌うバンドです。

いくつかネットで公開されている曲を聴きましたが、どの曲も全部好き。

特に「島国DNA」というひたすら魚や魚料理の名前を連呼する歌が面白くって笑えます。
昔、シブがき隊が歌った「寿司食いねェ!」みたいな歌です。

こちら

その他、「風呂入ったら即行寝る計画」についてシャウトする「フローネル」も面白いし、ちょうど糖質制限をしているので「糖質制限ダイエット」も面白かったなぁ。

「布団の中から出たくない」は文字どおり、朝起きて布団の中から出たくない気持ちを歌った歌ですが、打首獄門同好会の歌もさることながら、やはりコウペンちゃんがいいですね。

歌は最初、とにかく布団の中から出たくないんですが(笑)、それでも私達は布団の中から旅立たねばならないわけです。
いくら布団の中から出たくなくても、ちゃんと起きて、ご飯作って、外に出る。
そして疲れて帰ってくると、布団があなたを待っているよ、というそのストーリーがめっちゃいいのですが、そのストーリーを、どんな小さいことでも肯定してくれるというコウペンちゃんが補強してくれています。

後半、歌の歌詞は

♪布団の中から出たくない~

から

♪布団の中から出てえらい~

に変わるのですが、コウペンちゃんに「えらい」「えらい」言ってもらえると、布団の中から出ただけなのにすごい偉業を成し遂げた気持ちになるのですよ。

今年の冬は例年になく寒いですね。
「布団の中から出たくない」思いを私も何度もしましたが、皆様も、ぜひミュージックビデオを見てほっこりしてください。

2017年ももうすぐお終いですが、また来年もがんばりましょう。

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2017.12.18

人間関係はGive&Take~おっさんレンタル(再)~

クリスマスが近づき、街のあちこちでイルミネーションがきれいに輝いています。
お一人様で、誕生日も12月の私は毎年何となく心穏やかでいられない季節。

今更カップルでクリスマスを過ごしたいという年でもないはずなんですが、今でも、クリスマスにはちょっとお洒落して、ホテルでディナーでもしたいなーと思っちゃうんですよ。

女性同士でいくのもいいんですけど、女性同士ならもっと気楽に、
「ウチでいっしょに鍋でもしない~?」
っていう感じ。
お洒落して高級なところにでかけるよりものんびり温泉でもいって浴衣でくつろぐ方がいいかな。

ホテルディナーならやっぱりカップルに限る。
こういうときに彼氏がいないと困るのですが、そういうときこそ「レンタル」ですわ(爆)。

以前、おっさんレンタルを利用した時のことを当ブログに書きました。

そのときの記事はこちら

もう1年以上前ですが、この時はレンタルした方とランチしてカラオケにいきました。
楽しかったな。

レンタル彼氏というのもあるらしいですが高そう。
別にイケメンでなくていい。ちやほやもしてくれなくていい。自然体でご飯に付き合ってくれればいい。

ということで、前回と同じ方を二時間レンタルし、ディナーに付き合っていただきました。

おっさんレンタルは1時間1000円。格安だと思います。
こっちもおばさんなので、釣り合いがとれていいし^^
今回も楽しかったですねぇ。

楽しく過ごしたあと、なぜレンタルじゃなきゃダメなのか、普通に付き合ってくれる友達はいないのか、もう一度考えてみました。

人間関係がギブアンドテイクだとすると、私はあまりギブできるものがありません。
例えばプライベートで誰かを誘ったとすると、相手がそれで楽しいかどうか、けっこう気になります。

レンタルは商売ですから、そういうことに気を使わなくていい。
レンタルだとしても相手が楽しんでくれればそれはそれでいいんですが、つまんなくても相手はそれが仕事ですからねぇ。
私が楽しめばそれでいい。
そういう割り切りがめっちゃ楽なのです。
1時間につきたった1000円でその快適さが買えるなら安いもの。
ホテルディナーの場合は、食事代もこちら持ちではありますが、そのくらいおごります。

もし、これがレンタルじゃなかったら、相手の機嫌が気になります。
女におごられたらプライドが傷つきそう。
レンタルはあくまで仕事ですからプライド関係ないw

まぁ、私の場合、レンタルした方がたまたま私のニーズにぴったりだった、ということもあるのかな。
あの自然体はすごいわ。気負いもこだわりもない。あるのかもしれないけど感じさせない。

一般に…
医者にも相性があります。
美容院にも相性ってある。
どちらも私は自分にぴったりのところを探せてないのですが、おっさんレンタルに関してはそういう意味で単純にラッキーだったのかしれません。
試しに他の方をレンタルしてみればいいのかもしれないけれど、それで嫌な思いをしたら元も子もないので冒険はしません。

また来年も彼氏がいなかったらレンタルして、今度はもっと夜景がきれいなレストランに行きたいと思います。
ありがとう、おっさんレンタル。

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2017.12.14

今日は誕生日♪

Happy birthday to me (≧▽≦)
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2017.12.10

2017年の出来事

 そろそろ年賀状の準備の時期。年賀状のネタ用に、今年の出来事を書き出してみました。

 意識してたわけではないのですが、今年は人生初が多い年でした。
 でも…1位はこちら^^

1 カール東日本での販売を中止(カレー味は全国的に中止)(8月)
2 人生初「椎間板ヘルニア」発症(9月)。10月あたりは歩くのも辛い状態に。幸い1ヶ月程度で歩けるようになりました。
3 人生初 開腹手術か!? MRIで子宮筋腫が発見された(4月)けど、結局、手術はしない方向に。
4 人生初 断食道場(9月)
5 人生初 寝台列車体験。カシオペア乗車 (1月)
6 人生初 鳥取へ砂丘を見に行く(3月)
7 父、喜寿を迎える(10月)
8 誕生日にホテルディナー(12月)
9 父、胃がんの手術、無事成功(8月)
10 人生初 胃カメラ(10月)

 今年は台風の被害はあったけど、昨年に比べたら災害は少ない年であったような気がします。
 その代わり、北朝鮮からミサイルがバンバンとんできましたけど^^;
 トランプ後の世界で、何かとやはり不穏ですね。日本は突然の自己都合解散でも政権交代はなく、安倍総理続投。
 日本は、人口減少社会に着実に移行しつつあり、女性も高齢者もとにかく働いてもらわねば、労働力不足で大変なことになりそうです。仕事はあるのに賃金は上がらず、生活は楽にならない。

 大企業の不祥事が次々に明るみに出るのも不安です。
 今まで社会を支えてきた根幹の何かが崩れようとしているのかもしれない・・・

 政治家の不倫や大相撲界の暴力事件も大事ではないとは言わないけど、そういうことに気を取られている間に何か大事なことが失われつつあるのに、テレビはあえてどうでもいいニュースばかりをやっているような気するなぁ。

 なんて、まあそれは私もなんですが。
 社会全体の雲行きよりも、まずは自分の健康や、いろいろな人生初や、カールがなくなったことが気になるわけでして~

 ちなみにカールのカレー味は買いだめしたのが、まだ残ってます。
 賞味期限が12月なんだけど、もったいなくてまだ食べられないでいます。

 

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2017.12.04

川口祖父母殺人事件の報道を見て

川口祖父母殺人事件で強盗殺人の罪で懲役15年の判決を受けた少年の話を、昨日、テレビで見ました。
「祖父母を殺してでも金を持ってこい」という母親のために祖父母を殺害してしまった少年。
学校にも通えず、親に金を得るための道具のように扱われた少年はとてもかわいそうですし、少年が懲役15年なのに、母親が懲役7年で、
「その判決、おかしいんじゃね?」
っていうのはそうなんですけど、私がこの報道を見て気になったのはまた別のことでした。

親に利用され、身体的、精神的に虐待を受け、そこから逃れる術も知らず、悲惨な生活を送っている子供というのはきっと彼だけではないし、少なくない数の子供が今、この瞬間も苦しんでいるかもしれない。
それを救えない世の中をどうにかできないものかなぁ。

…私は母親がそううつ病(今は双極性障害というそうです)だったので、母親がうつのときは、今から思えばネグレクトっぽい感じになっていました。
父は仕事でほとんど家にいなかったし。うつの時、母はほとんど寝たきりで、家事は一切できませんでした。
私はお金をもらって買い物に行き、お米をといでごはんを炊き、イシイのハンバーグを温めて食べたりしてました。

死なずに無事育ってますし、学校も行けましたし、父は自分ができる限り、うつの母と娘の私を養育してくれたので、世のネグレクトとは比べるべくもないのですが、自分の子供の頃を振り返って思うのは、川口祖父母殺人事件の少年が母を神だと思っていたという話には、全面同意だということ。
「祖父母を殺してでも金もってこい」
という母に逆らえなかったし、逆らうなんて選択肢自体、彼になかったことが自分のことのようによく分かります。

私の場合も、世間的、客観的に、1年の半分以上も布団から出られなくなって家事ができなくなり、小学生の娘にご飯を作って持ってきてもらう母親がどんなにダメだとしても、私には母しかいなかった。
もし仮に誰かが私を引き取って育ててくれることになったとしても私は嫌がったと思う。母のそばに居たがったと思います。
母親ってのはそれほどにまさに神様。子供にとっては世界の全て。

だからね。
児童虐待から子供を救い出すのは並大抵のことではできないと思うのです。
子供にとっては母親が全てだから。
どんなにひどい仕打ちを受けたとしても。

三原順のマンガ、「はみだしっ子」を思い出すなぁ。

…それでもぼくたち生きてきたよ…

うん、私にとっても今はそれが全てなんですけども。祖父母を手にかけてしまった少年はこの先どうなっていくのかな。
少年の妹は元気なのかな。

なんというか…人は生まれてくる環境を選べない。人それぞれ、運命を背負って育ちます。

けれど、どんな境遇に生まれ落ちたとしても、最後は自分の手で自分を幸せに導くことができるようになれたらいい。
世界中の子供たちがどうか、そうでありますように。心からそう願います。

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