家族っていいね~初めての「さっぽろ雪まつり」~
一生に一度は見てみたいと思っていた「さっぽろ雪まつり」。
今年は69回目だったそうで、来年が70回記念だったか。でも、今年は父が77歳、喜寿なので、喜寿祝も兼ねて、家族旅行を企画しました。
ホントは、父と母と3人で計画していたんですが、直前で母がインフルエンザになってしまってキャンセル。図らずも三陸親子旅以来の父娘二人旅になってしまいました。
父と娘という二人って珍しいらしく二人でいると「奥様」と勘違いされることがあって、ちょっと困るんだよなぁ~。でも、今回泊まった宿はホテルなので、そういう気まずいこともなく済みました。
他人から見るとファザコンと取られる可能性があって、あまり大きい声では言えませんが、私は父と二人の旅ってあまり嫌いじゃありません。
このブログには何回か書いてますが、私の実の母は19年前に病死しています。当時、一人っ子の私と父で、葬式を仕切ってからというもの、私と父は、互いに唯一の家族ということで、なんとなく同志のような感じなんです。
というか、母が生きていた頃からかなぁ。
母はうつで1年に何カ月も寝込むことが普通でしたから、父はよく子供である私の面倒を見てくれました。
いや、無論、昨今のイクメンのようにできるわけでもなく、車に乗せて、国道沿いのレストランでお子様ランチ食べさせたりとか。慣れない炊事で、白滝と豚肉の炒め物作ってくれたりとか。会社帰りに自分はラーメン屋でごはんを済ませ、家に餃子を買ってきてくれたりとか。
ま、いろいろがんばってましたよ。
うつの他にもいろいろ悪いところだらけだった母が60前で亡くなる少し前から私は家を出て一人暮らしを始め、父は母が亡くなる前も後も私に家に戻るようには言いませんでした。
一緒に暮らしてたらもしかするといろいろあったのかもしれませんが、家を離れると私は家にいるときよりもいい娘になったようです。結婚しない以外はけっこう親孝行してると思うんだな。
その後、私はごく普通に一人で暮らすことに慣れ、父は母が亡くなって7年後に再婚。
今は付かず離れずのいい関係です。
再婚相手の今の母はいい方で、一人暮らしよりはやはりパートナーがいると父もハリが出るらしく。母は父より10歳年下なので、とりあえず私ももろもろ安心なのです。
再婚してからは3人ででかけることが多かったんですけど、二人で三陸にいったのは、このブログにも記事があるので、見てみると2008年か。ちょうど10年前です。母が亡くなったのは1999年だったので、再婚してからだ。私にとっては、自分が運転免許ないので、父と二人だと運転してくれるんで、都合がいい、くらいのもんでした。
それから10年後の今も、あまり父と私の関係は変わっていません。
母と3人よりも、一層、気を遣わず、気負わずに自然体でいられるので、楽なんですよねぇ。
少しは気を遣えよって感じかもしれませんが。
父は、夏に胃がんの手術をして普通には食べられなくなったことはあり、食べるのは気を遣いましたが、足腰は普段、ゴロゴロしてるわりには大丈夫みたいで、結局、雪まつりの会場を2万7千歩ほど、私と一緒に見物して回りました。いや~よかった。一緒にテレビ塔に上ったりもして、雪まつりを二人で堪能しました。
・・・多分ね。
もちろん、巨大な雪像も、そこに映るプロジェクションマッピングもイルミネーションも、大通り会場の特設ステージで生で見るスノボやスキーのジャンプも素晴らしかったんですが。
全然気を遣わないでいられる家族との旅行というのが、私は久しぶりで、めっちゃ楽しかったようです。
一人もいいけど、たまには。
自分よりも、父が雪まつりを楽しんでくれてるのを見るのが楽しいんだよなぁ。これって家族ならでは。
家族っていいわね。
かといって、もう結婚はナイけどな~(苦笑)
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