日本チーム、決勝トーナメント進出
ドイツ敗戦の記事で、私は、
「強くて素晴らしいチームが決勝トーナメントにいき、弱いチームはここで敗退する。」
それが当たり前だと書いたのですが、日本が決勝トーナメントに残ったのを見たら、そうも言えなくなってしまいました。
2018年ロシアW杯で、日本はグループリーグで2位に食い込み、決勝トーナメントに進出したんですが、1勝1敗1分での進出なんですよね。
1勝 コロンビア
1敗 ポーランド
1分 セネガル
最後のポーランド戦は結果、負けてるのもあるけど、ちょっと今までの日本の勢いが感じられない、かなり残念なゲームでした。
3戦目で日本はベストメンバーではなかったので、仕方ないっちゃ仕方ないのですが、同時刻にやっていたコロンビアVSセネガルのゲームがもし引き分けだったら、日本はグループリーグで敗退していたのです。正直、かなりピンチでした。
セネガルがコロンビアに負け、得失点差も同じでしたが、イエローカードの差で日本が2位だったというギリギリの勝ち残り。
日本は、セネガルが負けそうだという情報を得た時点で、ポーランド戦で勝つことをあきらめてそれ以上、失点やイエローカードをもらうことを避けるためにひたすらパスでボールを回すことに徹しました。
それも作戦だといえば作戦ではありますが…
それで勝ったところで何なの?と私は思ってしまいます。
ネットではこんなおかしな記事も出ています。
「西野采配を批判するのは損している人、「結婚相手とは自然な形で出会いたい」という独身男女によく似ている」
書いているのは、「成婚率東日本トップの仲人士」という人で、W杯人気に便乗して自分の名前を売りたいだけの記事な感じはしますが、私はこれを読んで
「はぁ?」
と思ってしまいました。
>結婚という目標があるのなら、誰がどう思おうと、婚活すればいい
と記事にはあります。いや、結婚が目標ならそうでしょうけど。
ちょっと考えれば誰でも分かることですが、結婚ってゴールじゃないのですよ。
決勝トーナメントにいくことがゴールじゃないようにね。
一度だけの自分の人生、幸せになるために私たちは生きています。
結婚して幸せになるならそうすればいいのだし、そのための婚活を私は否定するつもりはありません。
ただ。
婚活したとしたって、結局は結婚は「条件」で決めるわけじゃないと私は思います。
好きだと思える相手に出会うための手段でしかない。
W杯の日本チームについては…
日本のサッカーにとって何が一番大事なの?
決勝トーナメントに進むことなの?
一つでも上にいくこと?
そうじゃなくてW杯という舞台で世界と思いっきり戦うことなんじゃないの?
私はそう思ってしまうのです。
ポーランドと死力を尽くして勝てないなら、ベルギーになんか勝てるわけないと私は思ってしまうのですが、そんなことないのかなぁ。
まあ、それも今夜決着が着くのだし、これで日本が勝ったなら、よくぞ、決勝リーグに進んでくれたということになりますが…
というかそうなってくれないと、日本の代わりにグループリーグで落ちたセネガルが浮かばれません。
フェアプレイだけが正しいなんて私だって思っちゃいません。
ただ、私は「こうありたい」という理想まで捨ててはいけないと何かにつけて思うんですよね。
あのポーランド戦は西野監督の指示だったそうで。
西野監督は批判も覚悟だったようですし、西野監督の率いたチームが決勝トーナメントまでいったというのは実績として残るのだからいいのでしょう。
でもほんとにあれでよかったのか?
その答えは今夜出ます。
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