清潔を保つのって大変なのよね
昨日、久々に牛丼の吉野家に行きました。
ちょっと通勤のルートからはずれている場所にあるのでたまにしかいかないのですが、吉野家のメニューはいつもおいしいです。
今年の夏、うなぎは安いのを食べると資源保護に反するんだよなぁと思って控えていたんですが、吉野家で一度だけ食べたらそのおいしさにびっくりしてしまいました。
牛丼もおいしいです。
でも肉の量が少なくて、ごはんばっかり多くてやや不満(もちろん注文でカスタマイズはできますがそこまでするほどではない)なので、最近、牛丼のアタマ(ごはんではなく肉やたれやたまねぎの部分のこと)の自作に挑戦したこともあり、自分で作ればたくさん食べられるので吉野家で牛丼を食べることはなくなりました。そもそも、生涯ダイエットの身にとって、肉はともかく、どんぶりごはんなんて禁断ですからねぇ。
それでも昨日、吉野家に行ってしまったのはここ最近ずっと風邪気味で、夕食の支度をしたくなかったため。
ベジ牛定食という野菜の炒め物と牛皿のセットを頼みました。ごはんも少な目だったな。
お料理はおいしいです。昔はまずかった味噌汁もなかなかです。
しかし…この吉野家の店舗、いつもあまりきれいじゃないのですよね…
昨日は食事をしてたら、向かい側のイスにハエが一匹止まってました。
いや、昔はね、豚小屋が裏手にある小学校に通っててハエなんて見慣れていました。周りに農家が多くて、たい肥が積んであるような田舎でしたから。ただ近年は住宅街に住み、ハエなんて見たこともない生活をしています。久々に見たわ、ハエ。
改めて周りを見まわしてみると、床もかなり汚い。
前の客がこぼしたらしい食べ物の残骸が落ちているし、拭いても落ちないのか、黒い汚れがそこかしこに。
イスはそういう汚れはないのですが、かなり使い込んできれいな色ではなくなっている感じ。うーむ…
家の最寄りには「すき家」もあるのですが、その「すき家」も一度行ったらあまり清潔ではなかったので二度と行ってません。
幸楽苑が隣にあって、その幸楽苑は汚いと感じたことがないので、そちらにばかり行ってしまいます。
もう一つ、吉野家やすき家より、立ち寄る頻度が多い松屋は、前述の二店舗よりはきれいです。というか、すごく気を付けている感じが伝わってくる。
「消毒してるぜ!」
という、食べ物を提供する店というよりは病院の食堂のような。清潔は清潔だけど無理やり清潔にしているような…でも不潔よりははるかにマシです。
ちょっとネットで調べてみたのですが、牛丼チェーンの店の清潔さってその店で働く人によるようです。マニュアルはあるんでしょうが、きちんきちんとこまめに掃除しないとすぐに汚れてしまう。
「きちんきちんとこまめに掃除」
これねぇ。実は当たり前じゃないんですよね。掃除してもしなくても時給が同じならとアルバイトなら考えますよね。
いくらマニュアルを徹底させると言っても所詮、やるのは「人」。
掃除って、
「きれいにしなくちゃ」
「きれいにしたい!」
と思わなければ続かないです…
この記事で書きたかったのは、
「きれい」は当たり前ではない
ということに、汚い店に行って気が付いた、ということ。
客からしたら「金を払ってるから」
店員からしたら「金をもらってるから」
それだけではなくて、きれいにしたい、きれいにしなくちゃ、という思いがなければどんどん汚れていくわけで、その仕事に対する誇りや責任感がなかったら「きれい」は維持できない。
そのことに改めて気が付きました。
以前、JRの駅のホームで掃除をする人を見かけたときに、ふと周りを見渡したらホームにごみ一つ落ちていないことに驚いたことがありました。昔は駅ってめちゃ汚かったよなぁ。
今はなんてきれいなことか。トイレもきれいです。設備も新しくなってますが、きっと掃除も担当している会社が、その会社で勤務している担当の人ががんばってくれているんでしょう。
職場のトイレもきれいです。毎日、高齢者の方が掃除してくれています。
当たり前ではない「清潔」ということ。
そのために払わなければいけない「努力」。
私たちはもっともっとそのことを意識しなくてはいけないのかもしれません。
振り返って自分の家ですが…
一人暮らしなので、汚すのも自分、片付けるのも自分。
今の住まいには3年前から住んでいますが、お掃除ロボットを導入し、アイランドキッチンになって水回りとリビングが一体化したため、なるべくきれいに使うように努力はしています。
というかそもそもあまり汚さないようにがんばってます。
使う側も掃除する側もお互いに配慮し、気を付けなければ…
『きれいは当たり前じゃない。』
ああ、風呂場も年末、大掃除しなくちゃなー。
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