パパ活・ママ活
ツイッターでたとえば「#パパ活」で検索するとパパを探す子供たちのツイートを見ることができます。
パパ活を知らない方に解説すると、
・若い女性が裕福な男性から金銭的支援を受けること
・女性側からそうした支援をしてくれる男性を探す活動
これが「パパ活」の定義って感じかな。
・若い女性が裕福な男性から金銭的支援を受けて裕福な生活をする「状態」
のこともいうのかもしれません。
支援をしてくれる男性が「パパ」というわけです。
ツイッターなどのSNSが普及したことで、他人同士が共通の目的で出会うことが今の世の中では簡単にできるようになりました。
私にしても、カラオケ仲間や囲碁仲間、読書趣味仲間、ゲーム仲間など趣味を通した知り合いはみな、インターネット経由で出会いました。それでもう10年以上付き合いが続いている人もいます。
なので、それが男女の出会いであってもインターネットが便利なツールであることは分かります。
まだ学生で自分で働いていないため、自由に使えるお金のない若い子たちが…そう、女性に限らず、男性の若い子が「ママ」を探す「ママ活」「姉活」っていうのもあるんですよ…自分に金銭的な支援をしてくれる相手をネットで探しています。
さて、これを見ているあなたは、パパやママになってあげたいと思いますか?
私は、なりたくないなぁ。そんなに裕福じゃないってのもありますが、もし仮に自分がお金がある男性でもお金があるんだったらもっとちゃんとしたものに投資したいし、私の知っている、株で食ってる男性は余裕のある分は東南アジアの貧しい子供たちに支援をしていました。余ってるお金があるなら福祉関係に寄付したいよなぁ。
ただ、要はパトロンですかね。
歌や踊りを勉強して芸能界に入りたいって言ってる若い子に、お金出してあげて、夢をかなえてもらう。相手からは感謝してもらう。それも同じと言えば同じです。
でも、ツイッターとかで見ているとあんまりそこまでの夢とか考えている感じではない。会って、デートするだけで1万円くらいのお小遣いをもらえると思ってパパを募集している子が多いみたいです。「一緒にショッピングに行きたい」と言う子もいる。パパにいろいろ買って欲しいものがあるのでしょう。
知らない人から物をもらうな、と教わらなかったのかなぁ。
そんな教育ができる家庭じゃないんですかね? でも、「買ってもらう」ことに抵抗がないんだから、親からは買ってもらうことに慣れているわけでしょ?
親が買ってくれなくなったから「パパ」や「ママ」を探しているのでしょう?
普通に考えると、何の見返りもなく見知らぬ女の子、男の子に物を買ってあげたり、お小遣いあげたり、食事おごったりは私だったらしません。
でも男性は女性と食事にいくとおごるのが当たり前だった時代もあって、それで感謝されると気持ちよくなったりするらしいから、今でもそういう感覚でパパになる人もいるんですかね。
ふむ。もし私が年収1000万越えの男性だったら、食事おごったり、ショッピング行ったりして、好きなもの買ってあげた上に、「先払いね」って言われて、出会ってすぐ1万円あげたりしちゃうのかなぁ。
ダサすぎるというか、不毛というか…そんな子供に搾取される自分が情けないけどなぁ。
一般的に男性としてはやはり相応の「見返り」は期待するようです。
子供の方もそれを心得てて、「手つなぎ 〇〇〇〇円 ハグ〇〇〇〇円」とシビアな価格設定をしている場合もあるようで。それがもっとエスカレートすると売買春にもつながってしまう。
つまりやっぱり、ただデートしただけで他人はお金くれないし、おごってもくれない。
なんでそれだけでお金もらえると思っちゃう子供がいるのかがそもそも不思議です。
お金はそれ相応の労働の対価として支払われるもの。
確かにパパやママはお小遣いくれるけど、それは他人じゃなく本物の「パパ」「ママ」であって、あなた方はそうして養われる代わりに親の言うことに従わなくてはいけないのですよ。
他人がパパやママになった場合も同様。金もらうならそれなりの代償を支払うのは当然だし、パパやママの言うことに従わないといけない。
それを理不尽に思うなら「パパ活」や「ママ活」で他人に何か買ってもらおうとかお金をもらおうとか考えてはいけないなぁ。
どう働いて、どう金を稼ぐか。
それは大人である私たちにとっても大問題です。
君たちも大人からもらうことを考えるのではなくて、一緒に働いて、生きていくのに必要なお金を手に入れようよ。
それができれば、私たちは、誰にも支配されない、真の自由を手に入れることができるのにな。
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