「ブスの本懐」
先日、我が家で中学校時代の友人二人と久々に再会し、昔話に花を咲かせました。
もう一人、今、結婚してニュージーランドにいる友人がいて、ライブチャット。とても楽しかったです。
でも、ライブチャット…ニュージーランドの友人には、動画メッセージも送りましたが、それを自分で見ると。
友人二人は年を取っても美しいのに、私は…ブスだなぁ~(苦笑)
表題の「ブスの本懐」はカレー沢庵という方の書籍で、存在を知ってからずっと一度は読んでみたいと思っていました。曰く、「ブス」はそれこそ「天空の城ラピュタ」に出てくる滅びの呪文以上のパワーをもつ呪いの言葉。その一言が全てを台無しにします。
なんて他人事みたいに書かずとも、私はもう昔から、十分、この身をもって知ってますとも。母親にさえ「整形したらいいのに」と言われたことありますからねぇ。
悟ったようなことを書いてしまいますと、なんだかんだ言ったって人間にとって「見た目」ってめちゃくちゃ大事なのです。そんな本もありますね、「見た目が90%」とかなんとか。
ただ、いろいろブスと美人の所得格差などを語った本などを読んだりして私が思うのは、もちろん見た目で得する分野はたくさんあります。その分野で比べたら見た目がいい方に勝るに決まってるわけで。
私は生粋のブスですから、最初から同じ「見た目」を競う場所でそういう女性達と戦うつもりはありませんでした。見た目が残念でも生きる方法はあるはずですし、実際あります。そのために情報収集、行動あるのみ。
ブスを嘆いたり、美人との格差にジタバタしたって仕方ありません。
ブスにはブスの生き方があります。
それで私は十分、今、幸せ。
「見た目」で競う戦場の最たるものはコンカツです。男性の争奪は見た目がいいものが絶対的有利で、それを知ってるからからこそ、女性はダイエットや美容やファッションに余念がないわけです。
私はその戦場からは早々に離脱しました。だから幸せになれたのかもな。
ブスでない人、美人や普通の人は結婚してください。そして幸せになってください。でも私はだめだわw
でも、その代わりにたくさんのものが手に入りました。友達もそうだし、男性に振り回されない分、自分の本当に好きなことに没頭できましたし。実らなかったけど恋もしました。実らなくても恋の経験は楽しかったです。過ぎてみればね。
ブスのいいところというのは本当に「男性に振り回されない」それに尽きます。
友人が我が家を評して「女子力高いね」とほめてくれました。
インテリアが素敵なものが多く、おしゃれだからだそうです。
でも、それ聞いてびっくりしましたよ。誰に見てもらうわけでもなく、自分が暮らしやすいように自分が好きなものを揃えて生活しているだけなのにな。「女子力」? ちゃんちゃらおかしいわw
男性に「女子」として評価されようなんて気持ちはとうにありません。そんなものがなくても私は十分生きていける。それが私の今です。
なーんてね。ブログでは書きますが、人にはリアルには言いません。だって「イタイ」じゃないのw
どう語ったって「負け惜しみ」と思われる。幸せ自慢なんてそんなものです。でも「ブスの本懐」を読んだら、ちょっとだけ語ってみたくなったので書いてみました。
ふふ、やっぱりイタイかなぁ。ま、いいけどね(苦笑)
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