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2019.07.07

一人でいる幸せ

  一人っ子の自分の娘がずっと独身のままよりも、誰かと結婚してくれた方が安心な親の気持ちはよく分かるんですよね。

 いや、親じゃなくても、たとえば友達でも「結婚してない」と聞くよりは「結婚した」って聞くと何となくほっとして「よかったなぁ」と思うし、ずっと付き合ってる相手がいても結婚してないと聞けば「結婚すればいいのにな」なんて思ったりします。

 と、言うわけで自分のことではなく第三者のことは普通にそう思うのですが、こと、自分については、今までずっと独身だったし、それで寂しいと思ったこともほとんどないので、もし他人に「なんで結婚しなかったのか」なんて言われたら、なんとなく不愉快になること間違いなく。

 不愉快にはなりますが、もちろん口に出しては

「いやぁ、残念ながら縁がなくて(苦笑)」

 と答えると思います。

 でもそういうと「これからだって縁があるかもしれないじゃない?」なんて言われることはあるんですが、本音は、もうほんと勘弁してって感じ。若い頃はまだしも35過ぎた頃から妊娠、出産も自信なくなって、容姿はもとからからっきし自信ないので、結婚しようなんて思わなくなりました。ましてや年を取った今、今更もう異性と暮らすなんて論外です。

 以前、「僕だけがいない街」というアニメを見て、「私だけがいない街」というタイトルの記事を書いたことがあります。

 こちら

 「私だけがいない街」というのはそのアニメの登場人物の女の子が書いた詩のタイトルなのですが、その詩の思いにとても共感してしまいました。

 私はずっと一人になりたかった。

 誰もいないところで、誰にも関心を持たれず、誰にも話しかけられず、誰にもかまってほしくなかった。

 誰にも見つからないところで、ずっと一人で好きな本を読んだりしていたかった。ほっておいてほしかった。

 その時の記事にも書いたのですが、そういう自分の気持ちをしばらくずっと忘れていて、そのアニメを見たときに思い出しました。

 …そうか、私はずっと一人になりたかったし、一人でいたかったんだ、と。

 一人暮らしを始めたのは27歳の時です。

 深い決意があったわけでもなく、親が嫌いだったわけでもなく、ただ一人暮らしに憧れて、一人暮らしをしていた後輩と一緒に部屋探しをしてその流れで自分も家を出ちゃっただけ。

 そしたら私は一人でも十分暮らしていけたし、何より今まで親がかりだった人生を、ちゃんと自分で選択し自分で決めていくんだ、という実感が得られて、そこから自分自身の本当の人生を生きていく覚悟ができたのです。

 それからもうずいぶん経ちました。

 今、私は自分が望んだ場所にいます。自分以外、誰もいない、この場所に。

 だからこそ一人でとても幸せなんだよなー。

 でも自分はそうだけど、他人にはやっぱり結婚してくれてた方がなんとなく安心するし。なので、この、一人でいることの幸せな気持ちは、こうしてブログには書くけれど、話して分かってもらえるような相手はいるように思えなくて、なかなか分かち合う相手は見つかりません。

 え? 一人で幸せなのに、その気持ちを分かち合う相手は欲しいって矛盾してるかしら?

 でもね、人間てそういう不思議な生き物なのよね。

 

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Comments

ご無沙汰してます。久々に見つけてしまいました。私もだいぶん年を取ってしまいましたが、秋葉原での仕事のため昨年から単身赴任で千葉県から通っています。お互いに健康に注意していきたいですね。

Posted by: とらきち | 2019.07.20 08:58

ご無沙汰してます。私も昨年から秋葉原勤務のため、千葉県で単身赴任しています。囲碁を教えてもらった頃と違って、年取ってますがお互いに身体に気を付けて楽しく過ごしましょう。

Posted by: とらきち | 2019.07.20 12:39

とらきちさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
体に気を付けて、お互い、元気に過ごしてまいりましょう~

Posted by: BUBI | 2019.07.21 20:42

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