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May 2020

2020.05.29

新型コロナウィルスによる新型肺炎の流行に関する記録11

5月25日に緊急事態宣言が解除され、元の日常が戻ってくるのかと思いきや、本日29日の東京都の新規感染者は22人。

25日 8人

26日10人

27日11人

28日15人

29日22人

と確実に増えつつあります。全国では昨日の数字ですが、新規感染者数は63人。その前日が41人、その前が32人だからここもじわじわと増えているんだよなぁ。結局、人の往来が増えればそれだけ感染者も増えるわけで、あまり好きな言葉じゃないけど、まさにwithコロナ、感染者は常に一定数発生しつつも、医療崩壊を起こさない程度に横這いに推移していく感じなのかもしれません。

いや、この後、感染爆発がないとは誰にも言えないけど。

タイトルには「新型肺炎」と書いていますが、この新型コロナウィルスは最近の報道によると、肺炎というよりも感染したことによる過剰免疫で、血管に炎症が生じ、そこに血栓ができて、脳梗塞などを引き起こすという、怖い病気なのが分かってきました。いろいろ効く薬も出始めてはいるけど、やっぱり感染は怖いです。

緊急事態宣言解除後、報道も街中も通常モードに戻りつつあるけど大丈夫なのかな。

私は今のところまだテレワークが続いています。来週もどうやら状況は変わらず。週1出勤が続きそうです。

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2020.05.25

いつかねこを飼う日まで

小学校6年の頃に母親が知り合いからシャム猫をもらってきた。

メスで名前はルル。もらってきたときにすでに名前がついていた。

それから私が成人して家を出るまでずっとルルはいて、母が亡くなる少し前に逝った。

ねこは死に目を人に見せないように、どこか見えないところで死ぬと言われているけれど、ルルは家の居間で亡くなっていたそうだ。かなりの長寿だったので、大往生と言っていいだろう。居間で亡くなっていたことも、ルルにとって家が最期まで一番の場所だったのだとそう思っている。

ということで、私はねこが好きだ。

でも実家を出て一人暮らしを始めてからはねこを飼ったことはない。アパート暮らしだったこともあるし、旅行も好きだし、今もペット不可のURだしな。

いつかねこを飼いたいなぁと思っていた。自分が年をとってくると猫の一生に責任をとれなくなってしまうので、早めにペット可のところに引っ越さねばなぁという気もしていた。

ただ、最近になって、もしかすると自分の人生にはもうねこは必要ないのかもしれないと思うようになった。

私は一人が好きだから。

具合が悪い時は何もしたくない。誰にも会いたくない。自分以外誰もいなければ、好きな時間に寝て、好きなように食べて、さぼりたいときにさぼり、掃除したいときに掃除すればいい。そういう生活が性に合っている。

年をとっても家を買う気はない。賃貸でも90歳までやっていけるよう計画は立ててある。

物を持ちたくない。何にも縛られたくない。いつでも体一つで旅に出られる、そういう自由を持っていたい。

ねこはかわいいし大好きだ。

でもねこがいたら、気まぐれに旅など出られないし、入院もできないし、簡単に引っ越しもできない。

自分の体の調子が悪くても、ねこのトイレの掃除と水やエサを切らさないように世話しないといけない。せっかく一人で生きているのだから何も背負いたくないんだよな…

だから、私はもうこの先もねこは飼わないかも。

でもねこ、好きなのよ。

いつかペットの飼える住まいに引っ越しをして。いつかねこを飼いたい。

いつかねこを飼う日までずっとそう思いながら、この先の人生も生きていこう。

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新型コロナウィルスによる新型肺炎の流行に関する記録10

 今日、残りの東京、埼玉、千葉、神奈川、北海道の緊急事態宣言も解除される見通しです。

 昨日は日曜日で、私も電車に乗って隣の駅まで行って見ましたら、かなり人は大勢出ていました。前はどこもかしこもガランとしていたのに。飲食店も営業再開が増え始めています。

 私の週1出勤、残りテレワーク生活も今週で終わりそうです。

 月曜日も朝、出勤しなくていいのってかなり楽だったんだけどな。

 でも仕事をする上では、職場の方がもろもろ環境も整っているし、出勤した方が楽。何より「今日はこれで終わり」というメリハリがついてよいし、家にいるばかりでは体もなまっちゃうし。出勤自体は歓迎です。ただ…

 人が街にあふれ、人の移動も自由になったらコロナ第二波、あるのだろうか。

 今すぐではなく、第二波がくるとしたら今年の秋~冬なんて話もありますが、まったくどうなるか分かりません。

 昨日の新規感染者数は国内で42人。東京都は14人、埼玉県は0。実数としてもかなり少なくなってきています。このまま終息かな?

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2020.05.21

新型コロナウィルスによる新型肺炎の流行に関する記録9

 先週14日に予定どおり、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、北海道、京都、兵庫の8都道府県を除く地域で緊急事態宣言は解除になりました。

 そして一週間経って、本日21日、大阪、京都、兵庫の1府2県で解除になり、対象地域は関東の1都3県と北海道、ということになりました。

 でも、昨日、まだ対象地域のこのあたりでも緊急事態宣言の期間中は休業していたラーメン屋さんやカフェなどが再開していました(カフェはテイクアウトのみでしたが)。マスクもスーパーで多少値段高めの設定ではありましたが、購入数の制限なく買えたし、だいぶ、日常が戻ってきた感じがします。仕事は相変わらずテレワークがベースですが、今週は火曜と水曜は出勤しました。6月以降の本格的な活動再開に向けて、業務スケジュールを立てるよう、指示があり、テレワークで当面の業務を回すことだけ考えていたので、うーむ… ギアチェンジしないといけないかな。

 毎日何百人、何十人と感染者が出ていた時と比べて、毎日の感染者数もあまりニュースでもやらなくなったし、意識は着実に薄れています。ちなみに昨日の新規感染者数は全国で31人。累計では16385人。東京都の新規感染者数も5人でした。

 今はGWの間の外出自粛等の効果が数字に反映されているようなので、連休明けからの感染状況が数字に表れるのは今日以降。

 このまま流行は収束に向かうのかどうか。明日からの情報がまた注目です。

 今年は春の高校野球は中止になりましたが、夏の甲子園も中止が決定しました。NHKの朝の連続テレビドラマでは「やらないで後悔するよりやって後悔する」なんてセリフによく出てきていますが、現実はそうはいかないか。

 2020年は3月からずっとこうなので、この年の卒業生は卒業式も、卒業の展示や発表会も中止になったし、アルバイト先も営業自粛でアルバイト先もなくなり、そもそも4月からの授業がないので4月入学の大学生などは自宅に戻らざるを得ず、ここがちょうどそういった節目にあたっている人はつらいよな…

 影響が大きい人、そうでもない人の差がかなりありそうで。

 この格差は今後、何をもたらすんだろう。海外から日本への観光客もいなくなったし、日本からも海外にはいかなくなったし。

 茶道のまわし飲みも、飲み会も、スポーツクラブも、カラオケも、ライブもこれからどうなるのだろう。人の集まる場はネットだけになるのだろうか。

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2020.05.13

新型コロナウィルスによる新型肺炎の流行に関する記録8

 2020年の連休明けて今日は5月13日。

 新型肺炎の新規感染者数が12日は日本全国で76名。100人を下回る日が続いています。

 ヨーロッパの各都市でも収束に向かっている中、ロシアでは遅れて感染者数が増えています。ブラジルなどでも増えているみたい。

 国内の緊急事態宣言は、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、北海道、京都、兵庫の8都道府県を除く地域では、14日で解除になるようです。

 でも県をまたぐ移動は自粛だし、マスクをしたり、三密を避けたりするのは継続なんでしょうね。学校や飲食店などは再開するのかな。

 ここ埼玉はもうしばらく特定警戒都道府県としての警戒態勢が続くのですが、それも5月末までなのかもしれません。

 でも以前のように、旅行に行ったり、友達と食事にいったりするようになるのはいつなんだろう。完全に収まらないと、オリンピックなんてできないだろうしなぁ。

 連休明けもずっとテレワークで、昨日は久々に出勤でした。来週も2日間だけ出勤する予定ですが、6月からはどんな勤務体制になるのかも、考えておかなければ。

 連休明けから、町には人が増え始めているようなので、今のこの新規感染者数の減少が来週、再来週も続くのか、そこが今後の焦点になりそうです。

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2020.05.06

新型コロナウィルスによる新型肺炎の流行に関する記録7

 本日は5月6日、2020年のGWの最後の日となりました。

 新型肺炎の感染拡大防止による緊急事態宣言の対象期間は5月末まで延長されました。一昨日、4日の発表では、5月末以前に段階的に解除される地域もあるということなのですが、ここ埼玉県は、東京都や大阪府などと共に特定警戒都道府県の対象地域となっているので、最後まで、外出自粛は続くのだろうな。

 緊急事態宣言の対象地域は、当初は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県だったのですが、対象地域が全国に拡大した4月17日から、北海道、茨城県、石川県、愛知県、岐阜県、京都府の6道府県を加え13都道府県が特定警戒都道府県となっています。

 それにしても、この新型肺炎がここまで日本で感染拡大し、外出自粛で経済に大打撃を及ぼすとは誰も想像していなかっただろうな。語弊を恐れず言えば、「なめていた」ということ。

 今日のテレビ報道でも話が出ていましたが、新型コロナウィルスは「強毒性」ではなく、そもそもが風邪の元となっている「コロナウィルス」の亜種だし、新型肺炎もちょっとひどい風邪くらいな感じに思われていたのよね。

 アメリカやヨーロッパで感染が拡大、死者も増加して、日本も対岸の火事にソワソワし始めた頃から、この新型肺炎が「ちょっとひどい風邪」どころではなく死に直結することが認知されてきました。

 志村けんさんや岡江久美子さんもそうでしたが、この前まで元気だった人が、ある日、発熱し「風邪かもしれないし2~3日様子を見ましょう」なんて言われている内に急速に重篤化、病院に運び込まれた時にはすでに手遅れで死に至る。そりゃ怖いわ。

 「正常性バイアス」という言葉があります。

 自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう心理のことをいうのですが、東日本大震災の時に、津波が来るのに逃げ遅れる心理の説明に使われたりしました。今まで、津波の注意報が出ても大した高さじゃなかった。今度も大したことはないだろう。「自分だけは大丈夫」。


 今回のこの新型肺炎でもまさにこの正常性バイアスが働いて、中国で感染が拡大し、ヨーロッパでひどいことになっていも、日本はまだ「オリンピックを延期したらその方が影響が大きすぎる」なんてやってたわけです。毎日何百人も感染者が出たら医療崩壊することは明らかだったけど、そうならないように考えることばかりでそうなったときにどうするかは考えてなかった。

 今、少しずつ感染者が減ってきているので、そうならないように備えたことだって無駄ではなかったですが、引き替えにした経済的損失は取り返しが付かないくらい大きい。医療機関でマスクや防護服が足りなくなることなんて分かっていたはずなんですけどね…

 何とか持ちこたえてピークを脱したんだろうか?

 出口戦略とかやっていますが、政府はやはり第二波を警戒しているし、解除で一気に人が町にあふれ、また感染者が増加することを防がないといけないのは私にも分かります。せっかくここまで抑えてきているからなぁ。

 病院とか、今、どうなっているのだろう。

 とりあえず、私は明日もテレワークです。

 

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2020.05.01

岡村隆史さんへの矢部さんの公開説教の内容を見て

Twitterを見ていたら、ラジオの深夜番組で岡村さんがこんな発言をした、というので、いろいろと騒動になっていました。

(引用開始)

「コロナが収束したらものすごく絶対面白いことがあるんですよ。苦しい状態がずっと続きますから、コロナが明けたら、なかなかの可愛い人が短期間ですけれども、美人さんがお嬢やります。これ何でかって言うたら、短時間でお金やっぱり稼がないと苦しいですから、(中略)そのために今、ガマンして、風俗へ行くお金を貯めておき(中略)僕はそれを信じて今、頑張っています」

(引用終わり)

今は風俗へいくのは頑張ってガマンしよう、というのが趣旨の発言でそれ自体はそのとおりなんですが、まるで、女性がコロナで経済的に困って風俗へ来るのを楽しみにしているふうに取れてしまうんですよね。

そのため、いわゆる「炎上」。ラジオを聞いていない人も、この発言をTwitterで知り、NHKの番組を降板させろとかそういう騒ぎになっています。Twitterではしばしば、女性の不当な扱いについて告発する発言とそれに対する男性の反発でバトルが勃発するんですが、この発言の是非もそのバトルのネタになっていました。

私は女性ですが、男性が風俗に行くこと自体は普通のこととして捉えています。しかし女性の中には、男性が金で性的サービスを買うこと自体を問題視する方もいます。

そして風俗で働く女性については、うーん、言い方が難しいんですが、それも仕事の一つだと捉えています。

世の中にはきつくて大変だけど、必要な仕事もあるしなぁ。

風俗…決して楽な仕事ではないと思いますよ。というか、お前やれ、と言われても私にはとてもできない。

私は今、仕事があり、その仕事で食べていけるからたまたましていないだけで、もし他に仕事がなくてどうしようもなく、風俗で仕事しなければならなかったら辛いだろうなぁと思います。

コロナで収入がなくなって、やむにやまれず風俗の仕事をせざるを得ない人がいる。

買う側にとっては、普段と違う子が入って嬉しい、っていうのは岡村さんにしても本音でしょう。

でもそれをラジオで言っちゃだめだとやっぱり思います…。

Twitterではいろいろな意見がありました。私は岡村隆史という芸人さんが好きなので、発言については反省して欲しいし、何がいけなかったのか、しっかり認識して欲しいとは思ったけれど、NHKの番組の降板までは望んでいません。

そんな中、相方の矢部さんが同じラジオ番組で、岡村さんに公開説教。とても愛のある、けれど厳しい説教だったそうです。

…私も結婚してないし、人とのコミュニケーションは得意な方じゃないので、なんだか自分に言われているような説教の内容だったな。

矢部さんは説教の中で「結婚しろ」と岡村さんに言っていてTwitterでは、「結婚しろ」のくだりだけは納得できない、なんていうコメントもいっぱいあったのですが、私にはなんとなく分る気がしました。

私自身がそうですが、子供がいない人間には子供がいる人の気持ちは分からないし、介護をしたことのない人には介護の苦労は分からない。想像することはもちろんできますがね。

岡村さんが、妊娠初期の女性はマタニティマークをつけていないと妊娠していることが分からず、いろいろ困った事態になることが分からなかったように。

分からないことは学べばいい。想像し、考えればいい。

でも、それでもやっぱり他者を本気で愛し、その人と家庭を共有し、かつて他人であり価値観も異なるパートナーと共に人生を歩み、自分も許され、相手を許し、受け入れる…そういった、本質的な部分の、他者と自分の関係を経験できなかったら、それを経験している人と比べたら、やっぱり未熟なんだろうなぁ。

私も独身だからか、岡村さんの女性に対する気持ちってすごく分かるんですよね。同じじゃないかもしれないけど、私は基本、男性は敵だと思ってるし、信用してないし、自分の権利を侵害するものだとしか考えてない。

岡村さんが女性を人格をもった女性としてではなく、風俗のサービスを提供する「お嬢」としか捉えることができていないとすれば、なんとなく私と共通するものがあるような気がして。

で、それじゃいけない、ではどうあるべきか、と考えたときに、矢部さんの言うことがとても響いてくるんですよ。

周囲に甘えないこと。感謝を忘れないこと。おまえは可哀そうでもなんでもない。

他者に対してどれだけ誠実でいられるか、自分の欲だけにとらわれることなく、他者を他者としてそのまま受け入れることができるか。

結婚している、していないが問題なのではなくて、それができるか、できないかは、結局、人を信じ自分を預けることができるのか、その本質にかかってくる。別に愛情だけではなく、友情でも、信頼でもいい。

岡村さんにはちゃんと分かってる相方がいるんだから、自分を見つめ直し、ここでまた一回り大きく成長して欲しいな、と思います。

…なんてね。私もな。

 

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