付き合うって?
ツイッターでフォローしている方がある時、以下のようにつぶやいていました。
>付き合うとか付き合わないとか、彼氏とか彼女とか、一体それはどんなつもりでお付き合いするものなのだろう。
>話せること、話せないこと、秘密、そして我慢。いつまで一緒にいるつもりで、いつまで隠して、いつまで我慢するつもりなのか。
>本を読んでいて思う。
>一生というつもりでない方が普通なのか。
私も10代の頃、そう思っていたな。自分が「恋愛」という心の状態になったことがなかった頃。
そんな自分を振り返ってみても、恋愛したことのないとなかなか理解が難しいと思うのですが、誰かを「好き」という気持ちになったらどんなつもりも何もないんだよな。
とにかく「一緒にいたい」「会いたい」「側にいて声を聞きたい」それだけ。
脳は過去の経験から記憶を引っ張り出して、感情や記憶を再構成するのだという小説を最近読んだのですが、おそらく「初恋」に関しては過去の経験とかじゃない。
想像するに生命としての「欲」に根ざすものだとは思うけど、人が人を恋うる感情というのは過去の経験など吹き飛ばすほど強烈なものです。
私はお見合いも何回かしたけど、結局「好き」にならなきゃ結婚はできないと思っています。
ただ、恋愛や「好き」という気持ちと切り離し、結婚を前提とした「付き合う」のも世間的にはありなので、先にそれを考えてみます。
付き合うことやその先にある結婚を「好き」とは切り離して考えると、結局のところ、自分のメリットのために相手を利用することに過ぎないので、相手に都合の悪い情報は隠して墓場まで持っていくことになるのでしょう。
相手に対して、自分の都合のいい部分だけを表に出し「本当の自分」で都合の悪い部分は出さないで置く。
でも、それは互いに自分のメリットのためにやっていることなんだから「我慢」も何もない。我慢が嫌ならメリットも捨てろ、と。自分にだけ都合がよくて我慢しなくていい結婚なんてあり得ないでしょ。結婚は基本、一生ものと覚悟してするのだから、相手に都合の悪そうな自分を隠し通すのはいつまでかというともちろん一生です。
そう割り切ってしまえば簡単なのに、やっぱり「付き合う」や「結婚」を「恋愛」と一緒に考えるから「本当の自分を愛してほしい」とかそれが叶わないと「我慢」とかって発想になるんだよな。
私自身は、我慢するのは嫌なのでメリットは捨てた部類に入ります。
というか、結婚にメリットなんてある?
自分の遺伝子を半分持った子孫をこの世に残せるのは生物的な意味でのメリットで、まあそれをあきらめざるを得なかったことには忸怩たる思いは当然ありますが、それ以外でのメリットは正直ないと思います。幸い、男性と同じ給料の仕事に就けて食べるのには困らないしな。
ただそれと「恋愛」は別。
恋すると損得勘定もメリットも「本当の自分」もどうでもよくなります。
あの恋愛パワーはすごいわ。
なので、私が最初の質問に回答するとしたらこうなります。
「付き合う」が恋愛なら、「どんなつもり」も何もない。なりふり構わず飛び込んであとは成り行きにまかせるしかない。
恋愛でないなら、自分のメリットと天秤にかけて、メリットを優先するなら相手に徹底的に合わせ相手に都合の悪い情報は一生隠し通す。
この二択ですね。
私の場合、後者はないので、あるとしたら前者です。
でも恋に落ちるのは実はものすごく簡単ですよ。
ほんの少し相手に「本気の愛」を感じさせればいいだけ。
なんて簡単なのにやろうと思ってできることではないんですけどね。
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