新型コロナウィルスによる新型肺炎の流行に関する記録38
2020年の年末から2021年の年明けにかけての感染者の激増を受けて2回目の緊急事態宣言が発出されていた間、しばしば考えていたのは、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県ではもう飲み屋も飲食店もやっていけないから店を閉めるしかなくて、でも、それ以外の対象ではない地域では、普通に経済活動できるのだから、チェーン店のようにいろんな地域で展開している店は、1都3県以外でしっかり営業して、経済をまわしてもらうしかないんじゃないか、ということでした。
2回目の緊急事態宣言は当初、1ヶ月だったけど、それがもう一ヶ月延長されて、その内、感染者も減らなくなるし、このままじゃどうしようもないんじゃないか…という感じになってきた時には、もう、1都3県は諦めて、それ以外の地域でもうGotoもやってがんばってよ、とも思っていました。
そういう個人的な思いと世間の動きが必ずしも一致しているわけじゃないのですけど、結果、先行して解除された大阪や仙台で一気に感染者が増えてしまったことを考えると、自分のところが対象じゃないからと言ってゆるんじゃだめなんだなぁという気がします。
あまりテレビでも言われないけれど…というか、なぜ言わないのか分からないけど、昨年のこの時期と今の一番の違いは、昨年の緊急事態宣言は対象地域が「全国」だったんですよ。「全国」だとまさに他人事じゃなくて、日本人全体で「ステイホーム」だったから、まさに人流も抑えられ、その代わり経済的な打撃も相当だった気がするけど。
「全国」で緊急事態なのと、「東京」と「大阪」で緊急事態なのとじゃ全然インパクトが違うのは当然でしょう。
テレビ局は東京にあるからか大騒ぎですが、私は今回はまだ対象でない地域に住んでいるので、昨年とは意識はやっぱり違うな、と思います。
なので、「東京」でいくら緊急事態であっても、隣接している県でOKだったらあまり意味ないような。私は今回の飲食店での酒類の提供禁止の効果には懐疑的ですが、もしそれをホントに抑えたいんだとしても、東京へ通勤している人は、職場の近くで飲まないで帰ってきて自宅の最寄り駅近くで飲むだけなんじゃないのかなぁ。
それって意味あるのかな。
個人的にもまだ対象地域になっていない段階では、今週から何か変わったかと言うと何も変わりません。なっても変わらないかもしれないけど。しばらく東京にいかないのも。
実はちょっと心配です。東京はこれで感染者数下がるんだろうか。隣接県はこれから増えないだろうか。
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