チカポンが好きです♪
Youtubeの動画の「チカポン」のファンです。一度見てすっかりファンになりました。多分、ファンの多くがそうだと思うのですが、面白くて、でも自分も持っているいろんな思いが共通していて、見ていて共感できてめっちゃ楽しい。
そんなチカポンが、ある日、こんなことを動画で言っていました。「一度しかない人生をこんなふうに生きていていいんだろうか」
チカポンこと本間千佳子さんは1994年5月4日生まれの今日現在で27歳。
わ…若いな〜。
なるほど、それくらいの年齢じゃそう思うよね。27歳なんて人生の盛りだもん。今しかないという焦りと、でもまだ「今よりももっとよくなる」という可能性もあって、今、決めていいんだろうかという不安。
まだ、妥協できないよなぁ、いろんなことに。一発逆転のチャンスだってあると思えるし。
うん、それはチカポンじゃなくて、私がそう思っていたという話。当時の私は、お金や仕事に困っていたわけではないんだけど、自分が何をしたらいいのかは迷っていた。「このままでいいのか」とも。
つまり、現状は自分が願っていた「なりたい自分」なんだろうか、このままじゃだめなんじゃないかと。
私は27歳の時に初めて一人暮らしを始めました。
それも「今のままの自分じゃだめなんじゃないか」と思っていたからこそ。
そして、今で言う「コンカツ」もしました。当時なので、相席屋やコンカツアプリじゃなくてお見合いパーティ。合コンもしましたし、親や知り合いや友達から紹介された男性との飲み会もけっこう行きました。いやぁ、がんばってたなぁ、私(笑)ダイエットもしましたよ〜♪ ふふ。
容姿に自信がなかったし、結婚するなら20代じゃないと相手がいないと思っていました。後で「あのときがんばっておけばよかった」と思いたくないので、やれることはみんなしました。
結果、どうなったかというと…結婚できませんでした。
でもね。やるだけやったので全然後悔はありません。
というか、結婚できませんでしたが、それでも悔しいとかブスに生まれたことが残念とかそういう気持ちもないのです。
「負け惜しみ」と言われるので、あまり人には言いませんが…私ね、一人がいいみたい。
27才で一人暮らしを始めて以来、一人をさみしいと思ったことがありません。病気をしたときも誰かに看病して欲しいというよりは逆に一人でよかったと思った。今までいろいろなことがあったけれど、私は十分一人でも生きてこられたし、一人で生きることが私にとって一番よかった。
がんばっていた当時、職場でも、友達の紹介でも、趣味(カラオケや囲碁)でも、そしてネット経由でもいろんな男性と出会いました。その中で好きになった人もいました。が、相手が好きじゃないんじゃしょうがない。
結婚も出産も適齢期を過ぎてからは、特にもう焦ることはなく「やるだけやったしなー」と思いながら生きてきました。その後、東日本大震災があって東北で仕事して。そしてまた埼玉に戻ってきて仕事して。
今はもう達観しています。私はこうして一人で自由に生きられればそれでいい。
27歳の時に感じていた「このままでいいんだろうか」という「焦り」や「不安」はもうありません。私の人生はこれでよかったんじゃない?って思えるんです。
楽しかったこともそうでないこともあったけど、ほぼ楽しかったことばかりかも。
人生の前半の方が辛い、苦しいことが多かった。何よりも、自分が何者で、何のために生まれてきたのか考える度に答えが出ないことが辛かった。
今も答えは出ていませんが、答えがないということは…前にもこのブログには書いたけど、私は「天命」すらからも自由ということです。
何の義務も負わされていない。つまり、生きたいように生きていい。それってね、素晴らしいことじゃありませんか。
子供の頃から「自由」でいることに憧れがありました。誰かに自分の人生を決められたり、「しなければならない」と強制されたりすることが嫌いでした。まあ好きな人はいないと思いますけど。
一人で放っておいて欲しかった。誰にも話しかけられたくなかった。本を読んだり、好きなものを食べたり、行きたいところに旅行に行ったり、自分が何をするかは自分で決めたかった。寝たい時に寝て、入りたいときにお風呂に入り、好きなテレビ番組を見て、冷房の温度も自分で決めて…(笑)。何でも好きなことができる人生。私はそれを手に入れました。
チカポンにもね。「早くここまでおいで」って言いたい。
でも、愛する人と出会い、結婚し、子供と夫と幸せな家庭を築く…いわゆる勝ち組の人生を進みたいならそれはそれで応援します。とにかくやるだけはやってみてからよね。チカポンは美人だから、案外あっさりいい人と出会って勝ち組に乗れるかも。
そのときはもうYoutubeはやっていないでしょうけど、チカポンがどんな人生を歩こうと今の私と同じ年齢になったとき、今と同じように笑っていてくれればいいな。それが私の願いです。
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