シン・ウルトラマンにはまった…
酷暑の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は遅ればせながら2022年6月25日(土曜日)に「シン・ウルトラマン」を映画館に見に行き、はまってしまいました。
もともと「シン・ゴジラ」も好きでね~
でもちょっと「シン・ウルトラマン」へのはまり方は「シン・ゴジラ」のときとは違う。
昔、高校生の頃「日出処天子」を読んだ時、しばらくそのことだけで頭がいっぱいになって他のことを考えられなくなかったことがありましたが、あの感覚に近い。
TwitterやYoutubeでツイートや動画を見倒して、米津さんのM八七を何度もリピートしています(汗) やばい。
土曜日に見た後、違う映画館で日曜日に二回目も見に行ってしまいました。
映画を見終わった瞬間は実はそんなに「感動した」とか「世界観変わった」というほどでもなかったんですよ。
私はそもそもオリジナルのウルトラマンは見たことなくて「帰ってきたウルトラマン」や「ウルトラセブン」や「ウルトラマンタロウ」くらいの世代なので、元ネタはほとんど知らないし(ゼットンに負けた、くらいの情報しか知らなかった)、「ウルトラマン」という作品を純粋に1本の映画として見た感じです。
細部までリアリティにこだわった「シン・ゴジラ」と比べると、多分、原作をリスペクトしてあまりにかけ離れた改変をしないためだと思われますが、ややチャチに感じる部分やエピソードがぶつ切りな感じもありました。米津さんの主題歌もちょっと地味に感じたし。
でも、全体通して面白かった。これは脚本が上手いのでしょう。さすが庵野さん。
そして、メフィラスの怪演。山本耕史さんがめっちゃはまってるし、尺をたっぷり使って興味深いエピソードを盛り込んでる。人気が出るの分かるなぁ。
土曜日に見終わって帰ってきて…面白かったんですが何となく消化不良な感じがしました。私はウルトラマンをあんまり知らないから。
いろいろ考えて、考察とか見ている内にどんどんはまってしまった感じがします。
「ウルトラマン」という宇宙人がなぜそこまで地球を守ろうとするのか???
映画冒頭、一人の青年が子供を守って自分が命を落としてしまいます。
まあ、昔のアニメによくあるベタな展開を言えばそのとおり。
でもその姿を見て一人の外星人が不思議に感じます。なんで自分の命を犠牲にしてまで他人を守ろうとするんだろう?
それは、私達がウルトラマンを見ていて感じる疑問と実は同じだったりするんですよ。
なぜ、地球を守ってくれるの? あなたはそんなに強く、人よりも寿命も長く、知恵も力もある存在なのに、なぜこんなに愚かでちっぽけな人間を守ろうとするの?
答えは、そう、ウルトラマンが人間を好きになったから。
何というか…好きに理由なんかないんですよね。なぜそこまでするのかに理由はない。そのことに少し感動してしまいました。
ウルトラマンを見ていると、人類はちっぽけだけどこんなに愚かじゃいけないという気持ちになります。誰かに「愛される」というのはそういうこと。そんな気持ちを「シン・ウルトラマン」は思い出させてくれました。
劇場公開は後少しで終わってしまいます。まだ見ていない方はぜひ!!
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