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March 2023

2023.03.26

poem(129)

  「満開の桜の下で」

君と付き合ってようやく7ヶ月経って

8ヶ月目から一緒に暮らし始める

君と迎える初めての春

今年の桜はずいぶん早かったね

 

未だに私はずいぶん疑問なんだ

君は私が好きで

それを疑うことはもうとっくにやめたんだけど

それでも本当に 私でいいんだろうか?

 

私は君のために変わらない

君の隣では私が私のままでいられることが分かったから

一緒に暮らしてみるつもりになったんだけど

君はどうだろう 何か変わった?

 

私達は一緒にいることで

お互いがお互いのために何かする度にありがとうを言い合い

それによって自己肯定感をお互いに高めていける

存在を決して否定せず 

応援し続けてくれるパートナーがいつも隣にいることは

なんて幸せなことなんだろう

 

満開の桜が今夜は雨で濡れている

次の春は私達はどうしているだろう

今年の桜はこの雨で二人で見上げることは叶わなかったけど

来年は満開の桜の下を

君と二人で歩けるだろうか

そんな未来を夢見ていいのだろうか

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2023.03.12

poem(128)

  「変わらないでね」

私があなたを好きなのは

あなたが自分の「好き」を隠さないから

自分が何がしたいか

何ができないかをよく知っていて

自分のために自分の人生を生きているから

 

私はそんなふうに生きているあなたが大好きで

この先もあなたには自由に 自分らしく生きて欲しい

私のために変わって欲しくない

 

変わらないでね

自分のために自分らしく生きることを

私のためにやめないでね

 

でも 私を好きでいることも 変わらないでね

「ありがとう」の言葉も 優しいハグも

あなたが私に向けてくれる想いを

私はいつでも待ってるから

 

あなたが変わらなければ 私も変わらない

大好きだよ きっとこの先もずっと

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2023.03.06

poem(127)

         「怖かったんだ」

 

もうずいぶん長いこと生きてきて

とっくにあきらめていたんだよ

誰かに愛されることを

 

一人でも平気だったんだ

私はちゃんと一人でもやっていける

このまま一人で死んでいっても それはそれでいい人生だって

笑っていつでも終わりを迎えられるって思ってたんだよ

 

なのにさ

ちょっと出会うのが遅過ぎない?

もっと早く出会えてたなら

昔 想像していたように3人くらい子供がいて

肝っ玉かあさんになったんだよ?

 

なんてさ…分かってる

充分急いで来てくれたんだよね

大丈夫 間に合ったよ ありがとう

 

大好きだよ 

もっと早く出会えてたらよかったけど

でもこれからだって遅くない

これからはずっと一緒にいて たくさん笑おうね

 

怖かったんだ 本当は

ずっとひとりぼっちでさ さみしかったんだよ

でも誰にもそんなこと言えなくて

だって言っても仕方ないよね

目が覚めても一人なんだから

 

…うん、そうだよ 君もそうなんだって知ったあの日に

もうこれからは君を一人にしないって思った

目が覚めたら一人じゃないって

それだけのために君のそばにいたいって

 

いつかまた一人に戻るときが来るとしても

うん そうなんだ いつもそんなことも考えちゃうんだけど

そんな私をずっとそばで見ていてね

ずっとずっと 隣で見ていてね

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